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2017年6月24日土曜日

777ESJ の調整(つづき) 調整用の小物類のご紹介

新潟もようやく梅雨入り。先日までの肌寒さがウソのように蒸し暑くなってきた。
梅雨はウーファーが重くなってしまうのでオーディオ的にもイヤな時期だ。

タオック TITE 25PINの下に敷いたスペーサーを紙からブチルゴムシート(自作)に変えてみたものの、聴き込むうちに段々と低音域が膨らみ過ぎていると感じてきた。
中~高音域にかけての響きや余韻などは随分と良くなったと思う。
これはこのままで、も少し低音域を締めてみたくなった。

で、ブチルシートを止めて、皮革(合成)を敷いた。20㎝×20㎝くらいで300円くらい。以前に手芸店だか、どこかで購入してあったもの。これを適当な大きさ(今回はTITE 25PINの円周の大きさ)に切り抜いて敷いてみた。
すると、これがまことに具合が良い。響きや余韻はそのままに低音域の膨らみが随分とスッキリとした。合わせてエソテリックの天板の上に振動止め目的にインシュレーターを置いてみた。

ホントなら、回転系のオーディオ機器はちゃんとした台に置きたい。器械の上に直に積み重ねるのは避けたいトコロ。とは言ってもスペースも限られているしこれは窮余の一策。仕方ない。

このところダフニス全曲が面白く聴けるようになって、この曲の良さが少し判りかけてきた七味。
クリュイタンスやマルティノン、それにマータやブーレーズ、そして小澤と聴いてきたが、ふとアンセルメ盤を所有もしてないし、聴いてもいないことに気が付いた。フランス音楽、バレエ音楽のスペシャリストであるアンセルメ。これは是非とも聴いてみたい。が、CDでは現行盤は32枚組だかのBOXしかない。国内廉価盤でもよいからLPで、とも思うがそうそう良い出物があるわけでもない。と思っていたらLP復刻盤があることが判明。ただ3000円ちょっとするので思案中。
渇望を癒すために、アンセルメのペトルーシュカを聴いた。デッカの好録音盤とはいえ、以前は流石に古さを感じたものだが、充分な対策をした777ESJで聴くと聴き違えるほどに新鮮な音がする。

適度に音の線が太く、中音域に厚みを持たせ、上手く音を作って綺麗に聴かせる感じ、はエソテリックSA-10にはない魅力。音の質感としてはアナログライクな感じかもしれないが広がりはあまりない。お化粧濃いめで上手く魅せて(聴かせて)いる、ともいえる。SA-10のほうは、もう少しザラザラ・ゴリゴリッとした生々しい感触の出音で、上から下まで均質に良く伸びている感じ。ステージの広がりは圧倒的にこちらが上。ナチュラルメイク風の音は現代的なサウンドといえるかもしれない。

こうなってくるとこの時代のSONYのDACを奢ってやりたくなる。お金ないけど…
777ESJ、まだまだ化けそうである。

下の画像はオーディオセッティング(主にスペーサー)に使っている小物たち。皆さんも色々工夫されておられると思うし、お使いのものがあるかもしれないが、簡単にご紹介。
我が家は床が傾いている、というか歪んでいる。リスニングポイントから向かって左は右のほうに傾き、右側は左に傾いている。大雑把にいうとオーディオ機器の辺りが凹んでいるようなのだ。よって、どうしても水平を取るためにスペーサーを機器の下に咬ませる必要がある。傾きの調整は大きくは皮革シートを使い、細かい所・微調整は栞を使っている。

各種スペーサーのなかでも戸田ブの栞はまことに使い勝手が良い。これを見つけるまでは単語カードを使っていたが画用紙と同じ紙質なので、柔らかくて折れやすかった。この栞は画用紙より硬く折れにくく大きさも適当で重宝している。
皮革も適度な厚みがありつつクセが少なく、振動を上手く逃がしてくれているのではないかと思って我が家ではスピーカーの袴の下やレコードプレーヤーの脚、アンプを載せているタオックのボードなどの傾きの調節にも使っている。
ばけぺんさんから、47研究所の皮革を使ったインシュレーターをご教示いただいた。感謝。
さっそくホームページを見ると、あった。鹿革。高級じゃん。我が家の牛皮と比べると格段に柔らかそうである。

戸田書店(戸田ブ)の栞
適度な厚みと硬さが使い勝手よい
半分に切って、二つ折りにして使うことが多い。

ブチルゴムシート
ブチルテープを適当に切って、クラフトテープでサンド
最近はあまり使わなくなった。

皮革シート
白い方は多分、牛皮で、黒い方が合成皮革。あまりクセはないと思うが不明。
とても使い勝手が良いが、丸く切るのが、ちょっと面倒ではある。







2017年6月23日金曜日

777ESJ カムバック!

見違えるような響き!ちょっと鳥肌モノだ。
ソニーのブランドは伊達じゃなかった。

先日TAOCのTITE 25PINというピン・プレートインシュレータの上の方だけを購入し、LINNのスパイクベースと合わせてソニーの777ESJの脚の下にセッティングした。
その日は時計は9時を回って、音楽タイムをオーバーしていた。で、翌日CDを聴いてみると、イヤにキンキンとした感じで、耳に刺さる出音が気になった。
そこで、スパイクベースの下にブチルシートを挟んでみた。すると、キンキンした感じが後退し、どっしりとした低音域に支えられて中~高音域にかけて軽やかに舞い漂うような出音に変化した。もちろん耳痛い感じは皆無。

キース・ジャレッドのゴールドベルクを聴いた。
どっしりとした音楽の佇まいや各変奏の終わりのフワッと漂うチェンバロの響きはエソテリックからは聴いたことがないような音だった。頸の後ろのゾクゾクする感じが止まらない。

今年の正月にやって来た777ESJだが、エソテリックの上にポン置き状態。やはりかなりの振動を受けてたみたい。潤いがなくせせこましい感じの音がした。25年前のプレーヤーだし、エソテリックもすでに10年選手ではあるけれど両機には15年の開きがある。性能差は如何ともしがたいいものがあるなあ、と思っていた。正直なところ、実はちょっと失望していた。
が、どうだろう。777ESJ負けてない。いや全体的な出音の佇まいは七味の好み。中音域の密度濃い感じはエソテリックにはない大きな魅力。そしてピラミッドバランスともいえる各帯域間のバランスの見事さ。
恐れ入った。ソニーはやっぱり凄かった。

乳がん闘病中であった小林麻央さんの訃報。いつかこの日が来るのだろうとは思っていたものの、やはり悲しい。テレビの報道を観て落涙。34年の人生はあまりにも、早すぎる。
ご冥福をお祈りしたい。

2017年6月20日火曜日

TAOC TITE25PIN 購入

先日のブログで、なんだかクタクタと書いた。その時は単なる疲れかと思っていた。
月曜日、職場についてしばらくすると身体が怠い。しかも頭が痛い。汚い鼻水も出る。
こりゃあ、副鼻腔炎が悪化したなと思ううちに熱も上がってきた。
先々週の風邪症状がぶり返した形だ。少し早めに退社し急ぎ耳鼻科へ行き、抗生剤を処方してもらった。
昨夜はもう身体ダルダル。汗びっしょりで寝た。でもそのおかげで今朝はスッキリ。昨日までの怠さがウソのよう。
懸案の行政の監査も自分の部署は何事もなく無事終了。その解放感から、ちょっと遊んで帰ったら今度は妻がダウンしていた。なんでも39度の熱だそう。まあ、ジャニーズのコンサートに泊まりで同窓会と2週続けて飛び回り騒いだ疲れが出たのだろう。

さて、ソニーのCDPに使おうと思って、タオックのスパイク付きのインシュレーターTITE25PINを中古で買った。6個。本来は3個で一組なので2セットになる。一組、すでに導入していてエソテリックのCDPの脚に使っている。エソは3点支持なので一組で事足りる。ソニーは4点脚なので、どうしようかと思っていたところに、6個の出物。しかしスパイク受けはナシ。でも、その分安価(3500円)。まあ2個余るが良いだろう。スパイク受けは適当なものがあるし。

ソニー777ESJは出音は綺麗だが今のセッティングでは、ちょっと膨らみ気味。もう少し引き締めてみたいところ。
で、付けてみた。下になっているエソが3点支持脚なので、作業するには非常に安定が悪い。結局ソニーとベリンガーをどかす羽目になって結構な作業量となった。

音の評価の方は明日以降に。

丁寧な梱包

スパイク受けはLINNのスパイクベースを流用

エソテリックSA-10の脚
最近まで、間違ってスパイクベースを上にしていた。

777ESJの脚に付けたところ
エソの天板にキズを付けないようにスペーサーを挟みこんでみた



2017年6月18日日曜日

Svetlanov / USSR State Academy SO. Rachmaninov Sym.1

先週、うな君が持ってきてくれたスヴェトラーノフのラフマニノフのLPを漸く聴いた。
交響曲第1番は既に交響曲全集の形でCDを持っているが、今回LPで聴いてみて改めて録音の良さに感心した。
感心した、といってもすべてがOKなわけではなくて、特に終楽章の終結部の前にアッチェレランドが掛かりゴングが鳴り響くあたりはもう、それこそマイクには全く収まっていない(笑)。
戦車が坂道を転げ落ちてきて大事故、みたいな演奏と音。何度聴いても腹を抱えて笑ってしまう。

それでも3楽章までは、弦の艶やかさが光る。CDではなかなかこんな音にはならない。
国内廉価盤だが、日本ビクターのマスタリングが上手いのだろう。


昨日のAKB総選挙を観た。NGT48の荻野由佳が第5位に。
基本、AKBやNGTには全く関心はないのだが、5月末の中間発表では荻野由佳が1位に。このまま1位ということはないと思いつつもどこまで順位をキープできるのか気になっていた。
それにしても昨年の圏外からいきなりの5位はスゴイ、と素直に思う。思う反面、結局はファンがたくさん投票権付きのCDを買ったり、サービスを利用するかに掛かっているところが、腑に落ちない。
それにしても、順位発表後のスピーチが皆さんしっかりしていてオジサンは感心した。

今日は、何だかクタクタで、あまり音楽も聴かずに一日中ゴロゴロとしていた。
なんだか疲れが溜まっているみたい。

2017年6月17日土曜日

LvB Comp.Piano Concerts W.Kempff Leitner / BPh.

6月に入ってからは、好天・曇天問わずに少々肌寒い日が続いている。大層汗かきな七味にとっても涼しいを通り越して寒すぎるように感じ、長袖の軽い上着が手放せない。

来週、職場に行政の監査が入ることもあって帳票類のチェックで忙しかった七味。もうヘトヘトのクラクラ。今週は帰宅も遅く全く音楽が聴けなかった。
週末となって、ようやく音楽が聴ける。

久しぶりにベートーヴェンを。
取り出したのはケンプとライトナー/BPh.のコンチェルトの3番。今はもうなくなってしまった長野市の中古レコード店アンサンブルで買い求めたもの。5枚組でケンプのピアノ協奏曲全曲にフェラスのバイオリン協奏曲がついた国内企画盤。レーベル面には"TIME/LIFE RECORD LIBRARY"というシールが貼ってあって、元々は個人の収蔵ではなかった模様。盤は厚くレーベルにはチューリップサークルもあってかなり前の発売だと思う。盤質は盤によって差が大きく、バイオリン協奏曲や皇帝はスクラッチノイズも多め。詰め込み盤なのでレンジ感の若干狭いし箱の状態もあまりよくない。
当時、DGの看板を背負っていたケンプ。ケンプ、それにしてもケンプの変換がどうしても"絹布"になるのはどうして?でも"絹布"とは、絶妙に上手い誤変換ではある。
絹布(もういいや)の名前と顔を知ったのは、父のレコードコレクション(というほどではないが)の中にあった、ベートーヴェンの3大ピアノソナタ「悲愴・月光・熱情」のLPであった。
昔の今も絹布の印象は変わらない。大家(おおやではなく、たいか)、の割には何だかテクニックがおぼつかず、聴いていて心もとない。でも聴いているうちに段々と良いと思えてくるから不思議。
スキだらけに思えて実は殺気が漲っている…みたいな居合の達人のような感じか。うかつに踏み込むとバッサリやられてしまう。考えすぎか?

で、3番と5番を聴くと、これがやっぱり良い。
大らかな演奏ながら、決まるところはパシッと決まる。絹布のピアノは挑みかかって来るようなところがなく、優しく包んでくれる。伴奏とのベクトルも揃っている。ライトナー、地味ながらしっかり絹布を盛り立てている。これがカラヤンだったら、派手に過ぎて、絹布のピアノは沈んでしまっただろう。
ただ、録音が今一つパッとしない。何だかモコモコとしていて、もう少し細かいところまで出ていればなぁと思うが、仕方ない。

今日、妻は泊まりの同窓会。なんでも23年振りなんだそうだ。さっき、嬉しそうにいそいそと出掛けて行ったところ。
娘は来週、試験があるので隣の部屋で猛勉強中、のハズ。
七味は音楽でも聴きながら、もう少しウトウトさせてもらうとしよう。


レコード番号不明
生誕200年を記念したBOXのうちの一つ?

グラモフォン SLGM-1013

2017年6月11日日曜日

Ozawaのダフニスとクロエで大いに溜飲を下げ、アジフライに頬っぺたが落ちた

小澤、最高にいいじゃないか!

先日購入したエドゥアルド・マータとダラス響のダフニスが七味的には期待外れに終わり、何だか欲求不満であった七味。
日曜日に戸田ブ上越店の中古LPコーナーを物色していると小澤征爾とボストン響のダフニス全曲のLPを発見。レゾナンスシリーズの国内盤ながら盤質良好、値段も財布にお優しいこともあって、即購入。これが大当たり。久々のスマッシュヒット。

なんとも思い切りのよい颯爽としたダフニス。若きオザワの凄さを実感。それになんて瑞々しいオケの響き。オケと指揮者との呼吸も集中力もバッチリ。オケも演奏する喜びに溢れていて、この曲の持つ官能性と歓喜と相まって高揚感がハンパない。全員の踊りではそれが爆発する(ホント爆発って感じなんです)。
録音は74年10月。ボストン響の音楽監督に就任したのが73年だから、就任直後の録音ということになる。この演奏を聴くと、その後29年もの長きに渡ってボストン響を率いたのも頷ける。納得。音楽監督就任当初からオケとは相思相愛だったことがわかる。

B面の内周ギリギリまで溝が切ってあって、音質的にはちょっと苦しいが、それを補って余りある音楽の素晴らしさ。CDでも十分好録音だろうと思う。聴いて損は絶対に、ない。断言しよう(珍しい!)。

ホントはこんな演奏をマータに期待してたんだけどさ。

さて、今日の我が家の夕食はアジフライ。揚げ物は揚げたてが一番だ。しばらく控えていたビールと一緒に。

午後はオルトフォンに変えて

DG 15MG 3082
レゾナンスシリーズは音が良いものが多くハズレは少ない印象

もちろん七味が揚げました
キャベツは千切りの袋入りのヤツ

Denon DL-103

昨日の荒天から一転、気持の良い日曜日となった。窓を開けていると少し肌寒いくらい。
久しぶりのレコードの音の良さに、今日もあれこれと聴いている。

カートリッジはオルトフォンのMC☆20wに代わってDenon DL-103に付け替えた。オルトフォンのMC☆20wがあれば、ほとんどのレコードは気持ちよく鳴ってくれるが、ユニバーサルアームだし、いろいろとカートリッジの比較もしたくなる。ここはやはりスタンダードな国産カートリッジをということで中古のDL-103を買い求めた。
巷間、カマボコ型の音型と言われるDL-103。たしかに中音域がしっかりと出る。高音域をあんまり欲張っていないので派手な感じはしないが、ちゃんと高音域も出ているし低音域もたっぷりとした音だ。
ただ、細かいところや、響きの乗っかりは今一つ。溝の奥まで擦って音に変えるといったタイプではなく、言葉は悪いが上手くごまかしながら聴かせる、そんなタイプ。価格を考えれば、いろいろと欲張るのは無理な話で、ある程度のことは諦めているのだろう。なんだか国産軽乗用車みたいだ。
このあたり好悪が別れるのかも。良くも悪くも実直・愚直、生真面目な国産カートリッジだ。
ちなみに、デノンの白河工場でベテランの女性達が手作業でコイルを巻いているそうな。その女性たちも少しづつ定年を迎えていて、いつまで製造できるかと福島のオーディオショップの店長が言っていた。

音調は組み合わせのシェルによっても変わるが、基本ぽったり、ぽってりした感じで中音域~低音域が膨らんだ感じ。よく言えばどっしり安定した音。
そんなわけで、コレで聴くのは60~70年代に録音された盤、録音がそれほど良くないものは良くないなりにうまく鳴らしてくれること多い。

下の画像はブレンデルとクリーヴランドSQ他によるシューベルトの'ます'。もう少しピアノの音が粒立ち良く響くと鱒も元気よく跳ねるのかもしれないが、膨らみ気味の感じも大物感があってまた良し、か。

シェルとカートリッジの間に高さを稼ぐためスペーサーを挟んでいる
シェルはメーカー不明のアルミ製

フィリップス 20PC-2031