2013年8月21日水曜日

Behringer Ultracurve Pro DEQ2496

しばらく更新が滞ってしまった。しっかりしたものを書こうと思うと毎日は少々しんどい。今後はじっくりと書いてみようと思う。

我が家のオーディオシステムの核となるのがベリンガーのDEQ2496である。導入して4年ほどになるだろうか。デジタルイコライザーだがそれ以外の機能も豊富だ。でもオーディオユースでは使うことがない。このDEQ2496の最大の売りは価格だろう。実売価格は5万円を切る。難をいえばデザインがイケてないのと、つくりがチープであること。

25年ほど前だろうか、自分がオーディオに目覚めた頃、グライコが各メーカーから発売されていたが、みんな(というか私の周りにいた人)正しい使い方(というか使う手順)がわからないまま、思い思いにいじるというレベルだったように思う。決して使いこなすというレベルにはなかった。当然、音は不自然なバランスとなり、‟グライコを挟むと音が悪くなる”ということなってしまった。
CD時代に入り電気信号をシンプルに増幅するのが良いする風潮となり、グライコは消えていった。

現在は積極的にイコライザーを使い、定在波や不要な共振による音の濁りを抑えるとともに、高音域の音量を抑えるようにしている。DEQ2496を挟んでも音質の聴感上の低下はない。

部屋の特性によってスピーカーから耳に音が届くまでの伝送特性は異なる。シンプルな伝送そのものは確かにその通りだと思うが、スピーカーからでた音は耳に届くまでに部屋の影響を大きく受ける。装置だけでは部屋の影響をコントロールすることはできないと思う。オーディオに適した部屋をつくることに越したことはないが、イコライザーによる調整が一番手軽といえるかもしれない。



             上がDEQ2496、下はプリアンプのマッキントッシュC-36

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