2014年4月16日水曜日

Siberius Sym.7 Berglund/LPO Live

昨日報告した右わき腹の痛み。本日受診した。その結果は筋性疼痛。ようは単なる筋肉痛だった。CTと尿検査、血液検査をしての診断なので間違いはないだろう。胆石や尿管結石などを心配して飲酒を控えていたがそうなればビールも解禁しよう。久しぶりのビールは旨い。
血液検査の結果は血糖値はやや高いものの肝機能の数値は正常値。これまでにない好成績。いつの間にか健康体。…ウソ。体重は減っていない。何キロかはないしょの手紙。

さて昨日解禁したシベリウス。今日は同じくベルグルンドの7番。2003年、LPOとのライブ録音。カップリングは2番、こちらは2005年の録音。ライブ録音ゆえ音がクリアでなかったりアンサンブルにキズはある。が、オケを奮い立たせようするベルグルンドの声が聞こえるなどライブ特有の熱気をも孕んでいて面白い。ベルグルンドのライブ録音としても貴重か。2番、7番ともにヨーロッパ室内管(ECO)との録音からはおよそ8年後の録音となる。LPOの編成は不明だが録音を聴く限りECOより小さな編成ではないようだ。
ECOとの全集はシベリウスの普遍性といったものを志向しているように思う。そのなかにあって7番は抽象的な音楽だ。それゆえ音楽が求心的で窮屈にも思える。8年後のLPO盤はさらに進化し、シベリウスの宇宙ともいえる世界を表現することに成功したのではないか。そこには窮屈さや作為性はまるでなく自然体の音楽、シベリウスの音楽があるだけだ。


                  交響曲第2番、第7番 ベルグルンド&ロンドン・フィル  


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