2014年6月30日月曜日

う~ん。Behringer‼

ようやくの梅雨らしいお天気。降ったり止んだりだが久しぶりの雨模様。しかし春から雨が少なく、ダムの貯水量も例年に比べてかなり少ないとも聞く。

さて、ベリンガーである。DEQ2496はデジタルイコライザー。
大がかりなスピーカーの配置変えをして1年ちょっと。調整に調整を重ねてようやくある程度納得のいく音になったと思ったら、再びのベリンガーの故障。
導入して5年ほどになるだろうか。現在、2代目(2台目)である。初代は突然、電源をいれても正常作動しなくなった。修理よりは買い替えの方が安く上がる(新品で2万5千円ほど)、ということで2台目を購入した。2代目になってまだ1年3か月しか経っていねえんだけどねえベリンガーさんよお~。
前回はEQのメモリが呼び出せないというEQにとっては致命的な故障だったが今回は出力側のコネクト端子の接触不良。ベリンガー側はXLR端子だが我が家のアンプ側はRCA端子。よって変換コネクターを使用しているので、直接差し込むより負荷がかかったのだろう。
しっかり固定すれば症状はでない。現在は応急処置として食器用スポンジを左右の端子の間に挟んで固定してみた。
もう一つ、左右の音量の差の件。やはり左右で音量に差が出ているように聴こえる。実は今回、EQカーヴの調整にあたって右チャンネルを少し持ち上げてみたがあまり効果はない。時間が経つと音量の差は解消するようだ。オーケストラ曲などはあまり気にならないけれど、コンチェルトや室内楽では気になる時がある。こうなるとアンプが原因だったのか怪しくなってくるなあ。

しかし、このところ故障続きである。先般アンプを修理したこともあって、買い替えようにも財政的に苦しいので少し様子を見ようと思っている。データは忘れずにとっておこう。

画像は上から以前のカーヴと最近調整し直したカーヴ。XLR端子を固定している様子。コネクタ(銀色のもの)の下にもスポンジを入れて持ち上げている。スポンジによる音への影響は少し騒がしさが抑制されているように思う。














2014年6月28日土曜日

お別れ

最近、といってもここ2年ほどのことだけれど、大変お世話になっている人が亡くなる、ということが多い。世代的には自分の父親ほどに年は離れているし、親が健在だったころに比べれば付き合いも少なくなったが、いつも気にかけてくれてくださる方が多いのはありがたいことだ。
今日もそんな方の葬儀に参列してきた。その方は親戚ではないけれど認知症の母親のことや私たち家族のことを心配し、何くれとなく声を掛けてくださっていた。今年の正月も年始のあいさつに来て下さり、年は取ったけれどとてもお元気だった。ついこの間のこと、子供会の席で息子さんに会った。なんでも冬の時期に腰を痛めて調子は良くないけれども普段の生活には不自由はないです、また顔を見せに来てください、という話を聞いたばかり。それが一昨日の訃報。心臓の発作だったようであまり苦しまれずに天に召されたようだ。
今日の葬儀では親族席に座られている小柄な奥様がさらに小さく見えてとても切なく思い、その隣で立派に喪主を務めた息子さんに、これなら安心とも思った次第。

もうお会いできないと思うと寂しい。謹んでご冥福をお祈りします。合掌。

2014年6月25日水曜日

P.Creston  Saxophon Sonata

このところ娘があるロックバンドのコンサートに連れて行けとうるさい。SEKAI NO OWARI(通称セカオワという)というバンド。ご存じだろうか?まあ行くことになれば母親が一緒になるのだろうが場所がなんと富士急ハイランド。なぜ行きたいのかと問えば行きたいから行きたいのッ、お願いッ!。とかなり強引で根源的な欲求に突き動かされているようである。しかしまだ小学生。チョット早いんじゃない?というのが正直なところだ。これがラトル/ベルリンフィルのサントリーホール公演に行きたいのッ、どうしても行くッ!だとしたら?おお、さすが我が娘、一緒に行こうじゃないかとなることは間違いない。このことに娘は気が付いていない。許そうかな?どうしようかな?

さて先日、自分のお気に入り、ポール・クレストンの交響曲について書いた。今日、ご紹介するクレストンのサキソフォン・ソナタを初めてきいたのは須川展也のリサイタルであった。両端楽章はモダンだが第2楽章の甘美なメロディーを聴いた自分はすっかりこの曲の虜になった。CDは須川の新旧2種を持っている。どちらも完成度は高いがどちらかというと最初に買った旧盤(リサイタル会場で購入、サイン入り)だけれど、新盤はラプソディ・イン・ブルーと展覧会の絵のサキソフォン編曲といった大曲に古今東西の主要なサキソフォンの曲を網羅した3枚組の意欲作だ。須川の演奏はしっかりとしたテクニックはもちろんだが、明快なソノリティにある、と思っている。現在第一線で活躍するサクソフォン奏者のなかでも最初に指折られる存在だろう。サキソフォンの曲を堪能したいならば彼のCDがあれば十分だ。
ちなみに須川展也の奥様は上越の出身でピアニストの小柳美奈子。須川のCDのピアノ伴奏はほとんど奥様が担当している。その縁で上越にも度々来てリサイタルやクリニックなどを開いている。

EQの調整は毎日すこしづつ進めている。先日掲載した画像はカーヴはもう跡形なく消えてしまった。これまで特に低音域を整えるのが難しく、あれこれとやっていた。今日になって半ばヤケクソ気味に膨らみ勝ちな周波数を思い切って下げると何だかスッキリとした音になった。あ、ついでに気分もね。我が家は近所への配慮から夜9時以降に音楽を聴かないようにしている。ということで続きは明日。

              

              
 


2014年6月22日日曜日

音を整える

W杯ブラジル大会も10日目。深夜、早朝と思いのほかテレビ観戦の自分。今大会、日本のグループリーグ突破は難しそうだ。選手の起用や戦術、選手の能力についていろいろと意見や批判もあるようだが頑張ってほしい。応援するから。今回のタイトルはキャプテン長谷部の本「心を整える」から拝借した次第。

昨日注文したマイクスタンドとケーブル。さっそく届いたので測定した。したのだけれどもなんだか思っていたような結果は得られなかった。まあ今回の測定では左右のバランスをとるのが目的だったので今回の測定結果をこれまでのEQカーヴに落とし込んで微調整を試みた。その結果は上々。ずいぶんとスッキリと見通しの良い音に変わった。と書いていても何のこっちゃわからん、という方もおられるだろう。画像を載せておこう。





上の画像はこれまでのEQカーヴ。20Hzから125Hzまで左右にギャップがある。下の画像は今回の測定した左右のギャップの値をこれまでのEQカーヴに当てはめてみたもの。若干のカーヴの補正、調整はしてあるが、低音域から中音域の左右のギャップが小さくなっている。
音を整えていて気付いたが20~100Hzまでの左右値は以前のカーヴの左右の値のおよそ中間値を取っている。このあたりが音が整ってきた原因ではないかと考えている。

これをテレビを見ながら書いている。Eテレではネゼ=セガン指揮フィラデルフィアO.の来日公演を放送中。カメラに映る客席はガラガラだ。後ろの方は埋まっているのか?経営再建中のフィラ管。なんだか心配だ。


 




2014年6月21日土曜日

不思議なレコード P.Creston Sym.2&3

以前、不思議なレコードを手に入れた。もう半年以上も前になるだろうか。
何が不思議かというと、ミス・プレス。ふつうミス・プレスというとゴミなどが誤って一緒にプレスされてしまうとかだと思うのだが、これはAB両面に同じ曲がプレスされている。
そのレコードはウェストミンスターのクレストンの交響曲第2番と3番。ジャケットを読むとA面に2番、B面には3番の表記。2番は2楽章、3番は3楽章の曲。最初はよく検盤もせずに針を通した。A面が終わって、あれ3番(間違ってB面)をかけてしまったなあ、と思い、ひっくり返してA面に針を落とした。あれ?3番じゃん!どうなってんの?と思いよく見てみるとAB両面ともにバンドが3つ。両面に3番がプレスされていた。
結構探していた曲であったからちょっとショックを受けたものの気を取り直してショップに連絡。すると快く、別の盤を送りますとの返事。ミスプレス盤は差し上げますとの事だった。

でもこのミス。この盤だけにプレスのミスがあるのか、この盤のロット全体にミスがあるのかということ。気になるよねえ。ネットではヒットしないし、そもそもがマイナーな曲なのでプレスされた枚数も少ないんじゃないだろうか?気にする人はあまり多くないのだろうと思う。

さて、後日送られてきた盤は初発盤だった。カーヴはRIAAではなくNAB。ショップのメールには2枚のカーヴの違いを聴き分けてみて下さい、との内容。でもあんまりわからなかったです。

画像の一番上は再発盤のプレス・ミス盤のジャケット写真。ちょっと下が見切れてしまったのはご容赦願うとして、2枚目の初発盤とは色が異なるもののデザインはほとんど一緒。下の2枚は分かりにくいけれど、紺色のレーベル面のものが再発プレスミス盤。バンドが3つある。一番下が初発盤でこちらはバンドが2つ。鳴らすとちゃんと第2交響曲が流れてきた。

演奏はハワード・ミッチェル指揮ワシントンナショナル交響楽団。モノラル録音。50年代頃。最近の録音、たとえばシュウォーツに代表されるクールな演奏に比べると少々武骨でゴリッとした演奏。作曲されたその時代(50年代前半、冷戦時代)の熱気がそのまま音になっている。シュウォーツも良いけれど、どこか懐古調。その差がこの盤の魅力だろうか。
情報が少ないので確定的なことは言えないのだけれど、たぶんこれがクレストンの2番と3番の初レコーディングではないかと思う。初発盤は盤も分厚く、再発盤に比べて重い。盤質は両方ともキズが多くノイズは多め。初発盤はいわゆるビニ-ル焼け(内袋のビニールが化学変化を起こして盤面に張り付く現象)がある。でもモノラル針で聴くぶんにはスクラッチノイズはあまり気にならない。


  





ここは一つ

国内メーカーのフォノカートリッジの値上げが相次いでいる。昨年のデンオンに続いて今度はオーディオテクニカ。まあLPレコードの生産が増えたといってもごくごく一部の人間が買っているにすぎず、生産の縮小や値上げは仕方ないのかもしれない。無くなってしまうよりはましだろう。
デンオンのDL-103は言わずと知れたロングセラー。このカートリッジ、実は福島県白河市で作られている。カートリッジのコイルは工場のオバちゃん達が手作業で巻いている。近年、そのベテランのオバちゃん達も定年となり、後継者不足でそのうちコイルを巻けるオバちゃんがみんないなくなってしまう、とは郡山のショップの店長の話。
そういえば、以前住んでいた郡山のマンションの目と鼻の先には三菱の工場があり、かつてはダイヤトーンブランドのスピーカーを作っていたとのこと。これは学生時代にお世話になったショップの店長の話。昔、招待されて工場見学に郡山に行ったことがあるそうだ。不思議な縁。

先週、イトコのkasa邸にお邪魔した話は以前、書いた。アンプが修理から戻ったこともあってセッティングの見直しをしている。スピーカーの間隔を広げたり狭めたり、前に出したりひっこめたりといろいろとやっているが思うようにいっていない。今日、ようやく良さそうなポイントを見つけたがあまり上の帯域が伸びてくれない。ボンつく感じはないのだけれど・・・。低音の出過ぎかと思ってEQで低音域を絞ると何だかギスギスとした音になってしまう。当初のセッティングとはだいぶ変わったので、現在のスピーカーのセッティングの状況がEQカーヴに反映されていないのだろうと思う。
ということで、久しぶりに部屋の伝送特性の測定をしてみようと思い立ち、マイクスタンドとケーブルを注文。前回の測定の時は恩師のモーツァルト先生に借りたが、今回は購入することにした。明日にも届くだろう。






2014年6月15日日曜日

それぞれの音

朝の3時頃からW杯サッカーを見ていたのとザックJの敗戦のショックもあって、午後はウツラウツラしながら音楽を聴いていた。先制した時はコレはイケるか!?とも思ったがやはりコートジボワールは強かった。さてどう立て直すのか。次戦のギリシャも初戦を落としているだけに両者一歩も譲らない壮絶な試合となるのは必至。健闘を祈ろう。直前まではそれほど関心もなかったサッカーだけれど始まってみるとやはり面白い。ヨーロッパのチームの試合はつい、その国を代表するオーケストラの好悪によって応援する国が決まる傾向がある。先日のスペイン×オランダ戦はコンセルトへボウo.の国、オランダを応援しながら見ていた。優勝候補の一角、スペインを完膚なきまでに叩いたオランダ。もしかしたらもしかするかも?とさりげなく予想している。

昨日は従兄弟のkasa(呼び方が一定しないがとりあえず)君のところへ、kazuさんとその友人kawaさんと自分の3人でお邪魔させていただいた。
kasa君のリスニング環境は彼のブログ(http://blog.goo.ne.jp/clsdsch01)にもあるように非常に細長い。所謂”鰻のねどこ”、モダンな京の町長屋のような風情。短辺の一方の天井は非常に高く、5mほどある。彼とは従兄弟同士。これまでも遊びに行って音楽を聴いたがこれまでになく部屋が片付いており、おいおいオレの時は?とも思ったがまあ許そう。音も調整の跡がうかがわれた。これまでよりも低音がさらに締まり、響きがより一層軽く天井一杯に広がる様はまるでヨーロッパの教会やホールで聴いているようだった。そんなわけで個人的にはブルックナーが良かった。

これで4者の音が聴けたことになる。面白いことに、というか当たり前なのだが全くもって4人の音の傾向は異なる。部屋の大きさや機器が違うのはもちろんだが、志向する音が違うということだ。どうしても物理的に制約があり、それによって志向性も制限を受けてしまうことも多い。タイトルにもあるように、音はそれぞれ。皆、良い音がしているし、あとは音の好みの問題。個性があって面白い。

自分は皆さんの音を聴かせていただいた後は必ずといっていいほど機器の配置やEQ設定を変えてみる。それは皆さんの音が自分の音にないものを持っているからで、あのような音が出ないものかと考えるからだが、大抵はあのような音には近づかない。そのような試行錯誤は楽しい反面、無駄なあがきのようにも思うことがある。
我が家は横長配置。これは20年来、基本的に変わらない。最初は何となしに部屋の長辺にスピーカーを置いたのだがこれが意外と良かった。現在は部屋の間取りの関係上、この配置がベストと考えている。横長配置は縦長配置に比べて部屋の伝送特性が整え易く、勢いのある音に包み込まれる傾向になるが、奥行き感といったものは後退する。当時から小型モニター系のスピーカーを使い続けていることもあって、スピーカーの傾向にもマッチしているのではないかと思っている。今回の訪問で、我が家の音に納得がいった気がした。まだまだ満足はしていないけれども。
少し、迷いが吹っ切れた気がした今日の午後、ウツラウツラしながらそんなことを考えてみた。




上の画像は現在のシステムの様子。スピーカーのフロントバッフルは後壁から112㎝の位置にある。中の画像はEQとSACDプレーヤー。デジタル機器でまとめてみた。EQの上のCDは今聴いていたハイフェッツのシベリウスとプロコフィエフ、グラズノフのVn.コンチェルト。下の画像は修理から戻ったMC2255。分かりにくいけれどもメーターもしっかりと振れている。

2014年6月13日金曜日

A.Dorati/Detroit SO. Stravinsky The Rite of Spring

アンプの帰還から1週間が経ち、自分の音楽(オーディオも)生活も平和な日々が戻ってきた。だいぶ暑くなってきたので、そろそろ夏向きの曲に衣替えせねばなるまい。

このところよく聴くのはドラティのストラヴィンスキー。ドラティは2度3大バレエを録音しているがデッカ録音のもの。この春の祭典、中学生の頃にお年玉で買った記憶がある。LPの帯に「ハルサイはこれで打ち止め!」と書かれていたように思う。通称「打ち止めハルサイ」。しかしこれで打ち止めにはならずにその後も次々とハルサイは録音され発売されていった・・・。
さすがにちょっと古い感じも出てきたけれどハルサイを初めて聴く、という方にも安心してオススメしたい。とっても安定感のある演奏。

最近はPCにできるだけ触れないようにしていた。というのも首が痛くて曲げられない、という状態だったのだ。原因もPC。自然と顎が前に出て首への負担が大きいのだ。仕事帰りに接骨院に寄って施術してもらうと幾分楽になるが仕事中はそうもいかず、不快な痛みに悩まされ続けた一週間だった。



            

2014年6月8日日曜日

お帰り! mcIntosh MC2255

マッキントッシュのパワーアンプが修理から戻ってきた。症状は思っていたより軽微だったらしく1週間ほどの入院であった。修理費用も思っていったよりは低く、うれしかった。39kgほどもあるアンプを2階まで運んでくださり、セッティングまでしていただいた。Nさん、いつもありがとうございます。修理の前よりもいい音がするのは気のせいではないだろう。力感のある低音に支えられて太く豪快に鳴っている。このタップリ感、脂ののった感じはやっぱりマッキントッシュ。音はしっかりとセンターに定位している。今回はメーターの修理もお願いしていた。そのメーターもしっかりと振れている。右メーターパネルが電球焼けしているのはご愛嬌である。
MC2255は81年頃の発売だったと記憶している。当時は円安だったせいで100万を超える価格だったそうだ。このアンプが発売された時、自分はまだ小学生。音楽やオーディオに目覚めてなかった。もっと音の良い新しいアンプもあるし、これよりも古いアンプもある。でもこのアンプでなければ出ない、出せない音が確実にあると思う。決してビンテージとは呼べないとは思うけれどそれでも相当な骨董品と思う。大切に使わなければ。
最近のオーディオ機器、特にアンプはスイッチ類が少なくツルっとしたものが多い。さる方もブログで言っていたけれどもツマミを動かしたときのカチッ、パチッという音や感触やボリュームの適度な重さとか機械を操作しているという感じは自分にとって音質に負けないくらい重要な要素だ。

さて、アンプの音出しを兼ねて聴いているのは上原ひろみのソロアルバム、place to be(telarc)。
個人的な印象としてはやや技巧に走りすぎるようにも思うし、若干話題性が先行しすぎていた(チック・コリアと共演、とか)観もあったが、最近は実力ある若手ピアニストに成長したようにも思う。聴いていて楽しいジャズピアニストだ。テレビの番組で観る彼女はとても人が好さそうだしカワイイ!


              Place To Be

2014年6月3日火曜日

いってらっしゃい、いらっしゃい

今日も暑かった!北海道は36度越えらしい。上越市高田は32度。今日はハンカチを2枚も濡らしてしまった。使ったハンカチは、ちゃんと洗濯に出さないと妻に叱られてしまう。それ以前に翌朝、湿ったハンカチがポケットに入っているのは自分が一番気持ち悪い。ちゃんと出します、ハンカチ。

今日の夕方、アンプを修理に送り出した。もう何度目の入院だろう?送り出すときはいつも何だか寂しい。よくなって帰ってきて欲しい。いってらっしゃい。
入れ替わりに代用のアンプが届いた。Topping TP10mk.2。いらっしゃい。早速繋ごうと思ったら、スピーカーケーブルが入らなかった。バナナプラグを探してきてようやく結線。入力はプリアンプから。本来はCDなりDACを経由してPCから繋ぐのだろうが構造(入力1系統のみ)のシンプルな本機ゆえメインアンプとして使ってみることにした。やはりエージングが必要だろう。まだ本機の実力は出し切れていないと思われる。音はよく言えば伸び伸びとして開放的、悪く言えば締まりのない音だろうか。その上、音に飾り気が全くない。佇まいが素っ気なさすぎる。上はもう少し伸びてもいいんじゃないだろうか。下は特に締まりがない。オーケストラものは大音量になるとやや窮屈。しかし6千円という価格を考えれば大健闘だろう。しばらくは活躍してもらおう。

2014年6月1日日曜日

最近、萎んでます。

アンプを修理に出すと決めてから、ほとんど音楽を聴いていない。アンプも電源を落としたままだ。かれこれ1週間になるだろうか。CDも買いたいという欲求が失せている。まあ先月、ブックオフ巡りをして何枚か買ったからよいのだけれど。
アンプの不調がわかった後も左右のバランスをとって聴いていたが、修理を決めてからというもの、何だか聴き欲(聴きたいという欲求のこと)が萎んでしまった。
最近、気がかりなことが多い。アンプのことも含めて、それぞれは細々とした事柄だが、これが重なってくると、物事を並行して進めていくのが苦手な自分にはちょっとシンドい。そんなことも関係しているのだろう。

4月の消費増税の前にオーディオテクニカの吸着式ディスクスタビライザーを買ったことは以前に紹介した。最近、吸着力の低下が著しい。買ったばかりの頃にも2割ほどのレコードが吸着しなかった。今はそれが8割ほどになってしまっている。デリケートなものだし古いものなのでゴムの部分の劣化によって使えなくなる覚悟はしていた。外周スタビライザー購入までの繋ぎのつもりだった。そんな時、ネットオークションでトリオの外周スタビライザーが出品されていた。落札しようとしたが見事に他のひとに持ってかれてしまった。程度の良いものは入手が難しい。今回は状態も良く、すべてのパーツが揃った状態だったので何とか落札したかったができなかった。このままよい出物があるまで待つがよいのだろうか?今、入手が容易に可能でレコードの反りを改善するものは?と考え、ORB社のディスクフラッターを買うことに決めた。決めたといってもお金はこれから工面しなければならないし、アンプの修理が最優先なのはもちろんなのだが。

忘れていました。アンプの修理に伴い、代用のアンプを物色中だった。代用なのでチープでも構わない。というよりいっそのことチープなものにしよう。ということで中国製のデジタルアンプでtoppingというメーカーのものを注文した。10w×2ch。S805はちゃんと鳴ってくれるだろうか?