2014年9月21日日曜日

夏の名残り Sir John Barbirolli / Delius Orch. Works

今週末は良い天気に恵まれた。昨日は念願の布団も干せたし、今日の午前中は町内の運動会でした。ちょっとメンドクサイ気もするが、大事な地域交流。これも無事終了。お昼は食事に出がてら、近くのぶどう園へ。子供の頃は秋になると父の友人がやっているぶどう園によく行ったものだ。お弁当を持ち込んで、ちょっとお手軽なピクニックのようだった。そういえば子供の頃の我が家の庭には2羽ニワトリ、はいなくて、小さいながらも葡萄棚があって、数房の巨峰が採れた。粒も小さく、たくさんついてはいなかったし、あまり甘く無かったことを思い出す。酸っぱい葡萄、ってなんかなかったかしら?今も葡萄狩り(といっても、ちょっと試食して何キロかの葡萄を買い込むだけ)は我が家の夏の終わりから秋の初めにかけての恒例の行事になっている。箱詰めを待っているあいだ、試食の葡萄を摘まみながら葡萄棚越しに見える、抜けるような青空を渡る心地よい風を受けていると、「夏の名残り」という言葉とともにディーリアスの音楽のイメージが浮かんだ。
デーリアスのような音楽は閉め切った部屋ではなくて、是非とも屋外で聴きたいなあ。日差しと気持ちいい風、それに鳥の囀りがきっと合うことだろう。

ディスクはちょっと前に紹介したバルビローリ(EMI CMS 5 651192)を。BritishComporsers シリーズの1枚。以前のブログ(こちら)でも書いたビーチャムの演奏が好きな自分だけれど、このバルビローリ盤も好きになった。歌い回しが絶妙でとってもチャーミング。録音も当時のEMIのちょっとフォーカスの甘い寒色系の音色がディ―リアスにマッチして、より一層、郷愁を誘う。




2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    ぶどうの木、自分の家にもありました。春先、棚をつくったりして手伝わされてあまりうれしくなかったです。収穫期は友達が入り込んできて、みんなでつまんでいました。おやつなんかない時代でしたからね。
    今日みたいに心地良い微風と、あまり強くない日差しの秋の一日。窓からしずかに揺れる木々や誰もいない庭を見ているとデーリアスが聴こえてきそうです。

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  2. kazuさん
    こんにちは。
    kazuさんのトコにもありましたか、葡萄の木。今日も良い天気ですね。今日は結婚記念日でちょっとランチを奮発してきました。おとといまで忘れていたんですけど。でもどうして女性は記念日とか誕生日とかうるさいのでしょうかね。

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