2015年6月20日土曜日

N.Järvi / Gothenburg SO. JS Sym.5 (BIS)

新潟は昨日、ようやくの梅雨入り。なれどうす曇りで雨の気配はナシ。ホントに入ったの?ジメジメ・蒸し蒸しは嫌だけれど、こうも雨が少ないと農作物にも影響がありそう。

さて、昨日は職場の親睦団体の新入会員の歓迎会。雨模様の天気に加えクーラーがガンガンに効いた中ではあったがキンキンに冷えた生ビールは美味しかった~。で、今日は娘が受験予定?の学校の説明会。これまで行くのか行かないのかどっちつかずだった娘。最終的にそこに進学するのかは娘に決めさせようと妻と話していた。今日の説明会では体験学習もあって、非常に楽しかったようで、終わって合流するなり「決めた!行く!」とのこと。親としては、それなりに勉強ができて、受験できるチャンスがあるのなら是非トライしてほしいと思っていただけに嬉しい反応。軽い二日酔いの中行っただけのことはあった。よかった。
娘が頑張るなら、父も頑張って働くよ。オーディオやCDも控えよう。父=パパということで、パパの話。

ヤルヴィ(パパの方)とエーテボリSO.のシベリウスの5番。BISによる旧録音盤。ヤルヴィによるシベリウスは実は初めて。そもそもヤルヴィのBIS録音は2枚ほど(マラ8とあとは何だっけ?)しか持っていないし、DG録音もショスタコの11-12番と15番だけ。まあ、ほとんど聴いていない。BISはレギュラープライスで割高感があったし、そこまで手が回らなかったというのが正直なところ。春頃だろうか、HOに番号は忘れたけれど数タイトル入荷したが、その時は食指が動かずスルーした。直後、うな君がHOに行くというので、あったよ~、と話したが売れてしまっていたと言っていた。
で、バーンスタインの全集を聴いていてヤルヴィも聴かねばならんなぁと思い、中古LPを探していたが、これが中々に見つからず・・・。

今回、HMVの中古CDで2,4,5,7番が出ていたのを注文したら首尾よく在庫があって購入できた。新品でも全集で買えばもう少し安いのだろうが、なんだかジャケットの写真が気になってバラで買ってみた。黒地に白い文字はBISのトレードマーク。
ヤルヴィというとBISとシャンドスに大量の録音がある。CD期になってレパートリー需要の増加もあっての事だろうと思うし、製作コスト・ギャランティと演奏家の力量のバランスがうまく噛み合ってのことだと思うが、なにしろ膨大な録音量だ。そのなかでも80年代BISを代表するのがヤルヴィのシベリウスだった。いわゆる‟本場もの”という括りでベリルンドのEMI盤と並んで一世を風靡した。それについてはこちらに少し書いた。しかし、こうして聴いてみると‟本場もの”とはすこし違うように感じられる。優秀な録音と相まって、やや強面な演奏。確かに本場ものではあるがロシア系の本場ものなのだね。割と金管楽器が目立つし、速めのテンポで推進力がある。ロシア系はグッと音楽を引き締めた厳しめの演奏で結構力尽くなのが特徴。ヤルヴィの演奏にもその特徴が表われている。やはりムラヴィンスキーに師事したことが大きいのだろう。とはいうものの、ロシアっぽさはかなり薄め。本場とロシア風の混ざり具合の絶妙なバランスがよいのだと思う。聴いて良かったと思う。
そもそもエーテボリSOもスウェーデンのオケだし、指揮者のヤルヴィもエストニア出身で厳密には本場フィンランドなのはレーベルのBISだけなんだけども。



BIS CD-222




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