2015年10月11日日曜日

ホーンの魅力

皆さん、3連休いかがお過ごしか。
連休初日の午前中は町内の松林の整備作業のボランティアに、2日目の午前中は町内の防災訓練に参加してきた。松林の整備では15本ほど雑木の根っこを鍬で掘り起こした。途中からは映画「2001年宇宙の旅」の骨を振り下ろす類人猿よろしく凶暴な気持ちになり、一心不乱に鍬を振ったし、防災訓練ではバケツリレーを体験した。のはいいのだが、慣れないことしたおかげで最終日(今日)は背部と上腕の筋肉痛で身体がままならない。

さて、バークレイ2がやってきて6日目。初日と2日目は目も当てられなかったバークレイ2だったが徐々にWFBも馴染んできた様子。基本的なセッティングもほぼ決まってきた。苦労したのは低音域の抑え込みと高音域と中~低音域のつながりの2点。低音域の抑え込みは暫定EQカーヴを下げ気味で何とか調整がついた形。当初の粘りある低音はどこへやら?WFBの影響だったようだ。高音域はホーンが受け持っていて、これがまた屈託なく吹き抜けるように鳴るが、ウーファーと音の感じ(音色・音の傾向)が異なって聴こえ、フラットなままだとかなりうるさい。そこで、左右スピーカーの間隔を広げ、内振り角を少なくしてみた。EQは中音域とのバランスを睨みながらなだらかに下げてみた。このSPには高音域のトーンコントロール機能もついているがこれは未使用。EQカーヴはおおよそ画像の通り。

このスピーカーはホーンが魅力だ、と思う。とにかく500Hzあたりから上の音域がどちらかというとドライな音色ながら艶やかに響く。この音だけでノックアウト状態。手に入れて聴くだけの価値はあったと思わせる。全体的な音の明晰さや低音域のスピード感はSig.805に比べるとやはり、劣る。まああそこまでの明晰さスピード、キレといったものを求めてはいないケド。しかし38㌢から繰り出される低音とホーン型ツイーターの音の、なんと音に存在感を与えてくれることか!
このホーンから繰り出される音をいかに中~低音に乗せるか?逆に中~低音が邪魔にならないようにするか?、そして上手く調和させることができるか?
まだまだ調整の余地は十分にある。もっと追い込みをかけたいし、追い込み甲斐のあるスピーカーであることは間違いない。が、この連休中にとりあえず聴けるようになったのはうれしい限り。

わずかながら後ろに下げ、間隔を広げた。内振り角も小さくした。


サランネットを外したところ。


ウーファー。センターに見えるのがホーン。

現在のEQカーヴ





2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    EQ使われているんですね。
    スピーカーの能力を発揮させるのに役立ちますよね。
    うちでも使っているのですが導入当初は使うのが難しくて難儀しました。

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  2. flattwinさん
    ありがとうございます。ベリンガーはとっても重宝しています。これがないとSPは鳴らせません。
    測定の手順が面倒ですね。滅多に使いませんし。
    こちらもまた寄らせていただきます。

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