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2015年1月25日日曜日

キニ(ナ)ル・コンドラシンの新世界より

ダジャレです、ハイ。すいません。

シベリウス漬け(略してシベ漬け、ど~もすぃやせん)のなか、ドヴォルザークの新世界、合間を見ては聴いていますよ。LPのラックを見ていたらコンドラシン/VPOの新世界が出てきました。すっかり忘れていた。きっと学生時代に買ったものだろう。
コンドラシンはソ連時代にショスタコの全集、亡命前後にはデッカ、フィリップスに少なからず録音を残した指揮者。ただ亡命後しばらくして心臓疾患で亡くなってしまったため西側のオケとの録音は少ない。KGBによる暗殺説もあったくらい、タイミングとしては突然の死だった。クーベリックのあとを襲ってバイエルンRSOの首席指揮者となるはずだったのに・・・。主席指揮者のポストはコリン・デイヴィスが継ぐことになったのは御存じのとおり。でもコンドラシンとBRSO.どんな活動になったのか興味あるなあ・・・(と、しばし妄想中・・・)
協奏曲の伴奏も上手く、アルゲリッチやチョン・キョンファの伴奏でも知られている。アルゲリッチとのチャイコはコンドラシン最良の演奏の一つ。
再注目のきっかけはLP。ビクターのショスタコが思いのほか良い音でびっくり。このあたりマスタリングの上手さが光るビクター、それはXRCDの高品質もその最良の伝統によるところが大きい。意外な思いがした。コンドラシン、いいじゃない。

新世界はデッカに残した録音の一つ。
その昔、トンデモ盤、とかトンデモ指揮者がブームの折、コンドラシンとACOのブラームスの1番もそのやり玉に挙げられていたなあ。第4楽章コーダ直前フォルテから急に音量をガクーッと落とす、という荒業。これはコンドラシンにしかできないフィニッシュホールド。聴き手が何が起きているか分からず動揺している隙にフィニッシュされてしまう必殺の技。アレにはすっかりやられました。あとはあまり知られてはいないが、シベリウスの5番もスゴイ演奏。コンドラシンの演奏スタイルは速めのテンポでグイッ、グイグイッと音楽を引っ張るものだけれど、この5番はそれにしても速い。ベルグルンド/ヘルシンキが全曲30分23秒かけるところをコンドラシン/ACOはライブ録音ながら26分52秒で一気に駆け抜け、シベリウスの影も見えない演奏を展開する。多分、最速演奏でないかと思う。フィリップスとデッカではライブとセッション録音というふうな棲み分けがあった模様。
スタジオ録音はライブほどには速くなくおとなしいものの、それでもタイトでスマートな演奏。このVPOとの新世界はオケとの相性がバッチリというわけではないが好演奏。VPOはしっかりと枠をはめてあげるとその中で歌おうと頑張るせいか良い演奏をする傾向があるように思う。この演奏はそのパターンが見事にハマった演奏。録音も79年でデジタル初期ながらVPOの美音が堪能できる。
それだけに、早逝してしまったことが悔やまれる。
ということで、キニ(イ)ル? コンドラシン?

気になるといえば、「今でしょ!」の林修先生。テレビに出ている人ではダントツ気になる。
林先生が以前テレビで、書かなければ思考を展開したり、整理することはできないんだ、というようなことを言っていた。全くもって大きく首肯できる話。自分もこのブログにいろいろと書くことで、今まで以上に思ってたことや考えたことがしっかりと形を持つようになったように感じている。
林先生の名前が冠についたテレビ番組特に、林先生の痛快!生きざま大辞典が面白い。「今でしょ!」がブームの頃は「今でしょ!」ばかり言わされていて分からなかったけれど、結構スゴイ人。この人、予備校の先生だけあって面白くて分かりやすい。この手の解説番組といえば池上彰だ。この人の番組は基本、やさしいところから段々難しい話になる。これは分かりやすくて当たり前。林先生の場合は、難しくても本質・核心を一気に突いて、それを解きほぐすように解説していくんだな。そこがとてもスリリングで好奇心をくすぐって面白い。分かりやすい+面白い、今はこれでなくては。必見ですぞ。

あと、日本の古本屋(https://www.kosho.or.jp/)という古書検索サイト。今さら?という声も聞こえてきそうだが、値段はともかく、検索した本はほぼヒットする。
まだ実際に利用はしていないのだがタイトルをいれて検索するだけでも結構面白い。地方に住むものとしてまことに便利である。

2015年1月24日土曜日

LB/NYP Sibelius Sym.3&7

NFLもSBまで中休み。

バーンスタインのシベリウス第3弾。3番と7番です。
こちらも1番、2番同様オークションで落札、といっても自分以外誰も入札せず、簡単に落とせた。これまでオークションでCDは落札してもLPは控えていたが、盤質、音質にあまりこだわらなければ問題なさそうとの感触。それでも2000円ぐらいまでか。

この3&7はイギリス盤。盤質はまあまあノイズが乗るが許容できる範囲。音質は正直イマイチ。まさしく当時のCBSの音そのもので、オンマイク気味な硬質で潤いの無い音だ。当初、とても歪みっぽい音がしていた。ビリつく感じだった。音がビリつく場合は多くの場合ターンテーブルの水平が取れていないことが多い。御多分に漏れず、わずかながら傾きが生じていたのでそれを修正。左右フロントの足の下に牛皮シートを1枚挟んだ。すると見事にビリつきが軽減し聴きやすくなった。

3番は自分の中では、シベリウスの交響曲中でターニングポイントとなった曲という認識。第3楽章の決然としたテーマはその後のシベリウスの進むべき方向性を示しているようで地味な扱いながら好きな曲だ。バーンスタインはそれを共感をもってストレートに表現している。7番はシベリウスの交響曲の集大成という位置づけ。こちらは比較的落ち着いたテンポで堂々たるドライブをみせている。
あまり左右に広がらない録音と相まって音楽は中央から上方に立ちのぼる感じ。残念なことにレンジが狭いようで良く言えば濃密、悪く言えばやや詰まった感じがあって今一つバーンスタインの音楽が伝わりにくい。想像だがCDのほうが音が広がっているのかも知れず、もう少し見通し良くきけるのではないかと思っている。

バーンスタインのシベリウスを聴いてのこれまでの感想ですが、正直期待しすぎたのか、少々物足りないです。悪くはないけれど何かが足りない。完成度としては60%ぐらいかと思う。しかしチャレンジという意味で評価されてよいのではないかと思うし、バーンスタインだから、とかアメリカのオケの演奏だからということだけで切り捨ててしまうのは勿体ない。この録音がなされた頃はカラヤンがいくつか録音していたけれど、全集としては北欧圏・英国以外ではマゼール/VPOぐらいしか(もしかしたらオーマンディがいれていたかもしれない)なかったのではないか。当時のCBSがバーンスタインの希望どおり録音させていた事情もあるけれど、バーンスタインの中のシベリウスの位置付けとか認識というのは当時、やっぱり画期的、革新的だっただろう。デッカのマゼール盤は録音の時期もそうだが、演奏・録音、それにマゼールの、というより(当時の)VPOのシベリウスという話題性もあって現在でも評価は高い。それも致し方ないか。
面白いのはVPOと録音したマゼールがPIT(ピッツバーグSO.)と再録音し、NYPと録音したバーンスタインが晩年、VPOと再録音に取り組んだこと。なにか因縁めいているように思うのは自分だけか。レニー、もしかしたらマゼールに対抗心があって・・・とか、なんてね。録音時期が結構接近しているのもアヤシイ。結局はただ単にセールスとしてVPOのネームバリューが高い、ということだろうけども。VPOとの全集が完成しなかったのは返すがえすも残念。

2015年1月22日木曜日

LB/IPO 新世界

さて、今だNFLの興奮冷めやらぬ七味です。

仲間内で新世界の聴き比べがちょっとしたブーム。このところのイチ押しはバーンスタイン/イスラエルPO.の演奏。これまでセルやアンチェル、クーベリックなどが好きだったが最近新世界で聴くのは専らバーンスタインのDG盤。クーベリックといえばデジタル期にCBSと契約。モーツァルトやブルックナーを録音したがドヴォルザークを録音しなかったのは残念なこと。あまり再録音、ということをしなかったクーベリックなので仕方ないかとも思う。オルフェオにバイエルンとのライブ録音があるんじゃなかったか。でもベルリンとの録音はかなり完成度の高い演奏である。
このバーンスタインのDG盤、hmvのユーザーレヴューを読むとかなり評判が悪い。理由は「遅い」こと。遅いことがそんなに悪いのかと思うが一般には不興をかっているようで、しかもレヴュアー諸氏の容赦のないことといったら・・・。ケチョンケチョンである。
イスラエルPO.との新世界はバーンスタイン2度目の録音で1度目はCBSにニューヨークPO.と録音している。ニューヨークとの旧盤は颯爽として見通しの良い中にも濃厚な語り口を持った演奏、と認識している。自分の持っているCDのカップリング曲、メンデルスゾーンのイタリアとの相乗効果でさらに颯爽とした感じがするように思う。意外だが上手いカップリングだ。イスラエルとの録音では颯爽さは鳴りをひそめたが相変わらず見通し良くメリハリの効いた懐の深い演奏を展開している。カップリングはスラヴ舞曲集op48から第1,3,8曲が収められている。スラヴ舞曲はテルアヴィヴの録音で曲の終了後の拍手まで収録されている。新世界のほうはパリで録音されている。

さて、問題の演奏所要時間であるが以下のとおり。
演奏時間はライナーノートによる。パーセンテージで表した数字は総演奏時間における各楽章の演奏時間の割合を表したもので、試しにはじき出してみたがあまり参考にならないかもしれない。


1楽章
第2楽章
3楽章
4楽章
Total Time
バーンスタイン(62)
1100
1437
0632
1058
4307

 25.5
 33.9
 15.1
25.4

バーンスタイン(86)
1229
1822
0705
1210
5006

 24.9
 36.6
 14.1%
 24.2%

カラヤン(85
0958
1227
0836
1125
4226

 23.4%
 29.3%
 20.2%
 26.9%

ジュリーニ(92
1010
1529
0821
1254
4654

 21.6%
 33.0%
 17.8%
 27.5%


繰り返しの有無などは考慮していない点、断っておく。
今回の比較にあたってはカラヤン晩年のVPOとのDG盤を基準としてみたが根拠は全くなく、なんとなく選んでみた。
総演奏時間ではやはりバーンスタインのDG盤はダントツに長い。面白いのはカラヤンの晩年の録音のほうがバーンスタインの旧盤より総時間が短いこと。ジュリーニも結構長い。バーンスタインと比べても3分ほどの差でしかない。
第2楽章における演奏時間の割合ではバーンスタインのDG盤(86)は総演奏時間の36%を占めていて、第2楽章の割合もやはり高い。
ジュリーニ盤は第1楽章の占める割合が低く、第2楽章の割合はバーンスタインには及ばないものの、高い。もしかしたら聴感上ジュリーニ盤のほうが遅く聴こえるかもしれない。
バーンスタインのDG盤は他の楽章はそれほど遅くないので相対的に第2楽章がより遅く、長く感じられてしまうのではないかと思う。

結論。やっぱりバーンスタインの第2楽章は長いし遅い。けれども全体のバランスとしてはそれほどでもない。まあ遅いと言って怒っている人も遅いのは第2楽章だけなのでそれほど目くじら立てずともいいのではないか、と思う。

なにかご質問は?


追記

クーベリックの新世界について。
再録音しなかった、と書いたが、オルフェオ以外に91年のチェコPO.とのドヴォルザーク生誕150年記念コンサートのライブ録音があったことを思い出した。クーベリックらしい大変活き活きとした演奏で、両者とも音楽する喜びに溢れた演奏である。





2015年1月20日火曜日

NFL カンファレンスチャンピオンシップとLB/NYP JS 1

先のブログで自分はNFL カンファレンスチャンピオンシップ(CC)の予想をNFCはシアトル、AFCはニューイングランドと予想。みごとに的中した。ヤル~!
AFC CCのほうは録画したが、まだ観ていない。結果は新聞で知ってしまったが・・・。
とにかく、NFC CC!これはすごい試合だった。あれを死力尽くしたといわず何と言おう。ホント、凄まじかった。夜中一人で興奮、号泣してしまいました。
前半、シアトルのオフェンスは思うような試合運びができなかった。しかしディフェンスが堪えた。グリーンベイの得点を最小失点に抑えた。これが最後に効いた。シアトルが第4クォーターに逆転したものの、グリーンベイが試合終了間際に同点に追いつきオーバータイム(延長戦)に突入。最後はシアトル渾身のタッチダウンプレイが決まって勝負あり。大半の視聴者は第4クォーターの残り5分まではこれはグリーンベイに持っていかれたかと諦めかけていたことだろう。それだけにこの勝利はアンビリバボーでミラクル、ファンタスティックでアメイジング。後々まで語リ継がれる勝負だと思う。ホントありえない。
試合後、シアトルQBラッセル・ウィルソンも感極まりながら神への感謝を述べていた。

ということでSBはシアトルとニューイングランドの第1シード同士の対決。日本での放送は2月2日月曜の朝。もちろん有休をとって観戦しますよ。SB2連覇へGO! シーホークス!




さて、そんな中バーンスタインのシベリウス1番のLPが届いた。今聴いているところ。一言でいえば屈託のない、とてもストレートな演奏。北の大地的な風情はないがこれはインターナショナルな演奏。こんな演奏があっても良いんじゃない?

2015年1月18日日曜日

NFLカンファレンスチャンピオンシップ

NFLもいよいよ大詰め。カンファレンスチャンピオンシップを迎える。19日の朝に生中継2連チャン。

NFCは大本命、我らがシアトル・シーホークス(SEA)は順当に勝ち上がり第2シードのグリーンベイ・パッカーズ(GB)とSB出場を賭けて戦うことになった。
注目はQB対決、SEAディフェンス対GBオフェンスといったところだがもう一つ。個人的には両チームのランニングバック(RB)対決。SEAのRBマショーン・リンチとGBのRBエディ・レイシーの対決に注目している。というのもこの2人、プレイスタイルが似ている。SEAのリンチはビースト(野獣・怪物)の異名を持ち、巧みにタックルをかわし、タックルされてもなかなか倒れない。これには見ている方もかなり興奮する。一方、GBのレイシーも当たりに強く二度三度とタックルされても倒れない。こちらもビーストと呼ばれるにふさわしいリンチの後継者。この2人のランが勝敗の鍵となりそうな予感。リンチはここ最近、ヤード数が伸びないものの先のダラス・カウボーイズ戦でもここぞというところでロングゲインしているので期待したい。

AFCはニューイングランド・ペイトリオッツ(NE)とインディアナポリス・コルツ(IND)の対戦。こちらは新旧クォーターバック(QB)対決が注目。昨年のSB出場チームであるデンバー・ブロンコス(DEN)を破って勢いに乗るINDがNEにどこまで喰らいつくのか。あとは試合会場となるNEのホーム、ジレットスタジアムの気候。この時期のNEは氷点下の寒さ。INDは屋根付きのスタジアムがホームなので、この寒さがプレイに影響しそう。ホームアドバンテージのNEか、勢いのINDか。ここでもしINDが勝てば一気にQBの世代交代が加速する。

私のSB予想はSEA vs NE。AFCの方はどっちが勝ってもおかしくない。QBの世代交代も見たい。でもNEのQBトム・ブレイディに頑張ってほしい。

さあ、残り3試合。気合いを入れて観戦するで~!








2015年1月17日土曜日

LB/NYP Sibelius Sym.2 LP

今週末は大荒れの空模様。

先週のオークションで落札できなかったバーンスタインのシベリウス全集。他のオークションに出ていた2番の国内盤LPを落札。それが今日届いた。

録音は60年代の後半。バーンスタインがNYPを辞任するちょっと前にあたる。晩年、バーンスタインはウィーンで全集の再録音に挑んだが、途中で亡くなってしまった。よって、1番・2番と5番・7番のみ残された。自分も再発売されたBOXセットで持っているけれど、あまり聞いてはいないなあ。理由はバーンスタインの個性が強すぎるから、かな?

シベリウスの本命はなんといってもベルグルンドの3つの全集、特に2番目のヘルシンキとの録音だろうと思う。ベルグルンドのシベリウスを語る時に出てくるのが「本場もの」というキーワード。シベリウスに限らずヨーロッパ周辺の音楽では「本場もの」が良いとされる傾向はある。特にシベリウスはその傾向が強いように感じている。同じ近現代の東ヨーロッパ出身、例えばバルトークであれば機能的な、アメリカのオケによる演奏などに人気がある。そろそろそうした価値観の逆転があっても良いのではないかと最近、考えることがある。バルトークはもっとローカルな演奏で聞いてみたいし、シベリウスはもっとユニバーサルな演奏で聴いてみたい、と思う。シベリウスのシンフォニーは土着的でなくても十分に魅力的で力強い音楽だよ。きっと。
バーンスタインのシベリウスは近代シンフォニーとしてマーラーと同様に普遍性を備えた肯定的な音楽としてしっかりと響いてくる。そこにうっすらと北欧の情景が浮かび上がる。晩年の演奏のような無理な感じやデフォルメはなく、曲の良さをしっかりと活かし、とても伸びやかで推進力のある演奏となっている。
今回旧盤に合わせて新盤も聴いてみた。改めて聴くと新盤も十分によい演奏。基本的なところは全く変わっていないように思う。演奏時間は旧盤のほうが短い。新盤は特に第二楽章がかなり遅くトータルで52分弱。録音もあるのだろうが全体的な音楽の濃密さという点では旧盤のほうが濃ゆいように思う。思い入れもあるけれど曲の良さが生きていて颯爽としているのが旧盤、曲に対する思い入れをたっぷりと載せすぎて肥大化させてしまったのが新盤、だろうか。これを円熟と呼んでも良いが、円熟と呼ぶには未熟なような気も少しする。けれどこれも円熟のうちの一つの形と好意的にとらえてもいいんじゃないかな。でもバーンスタインに円熟という言葉は合わないか。




2015年1月11日日曜日

物欲の鬼 目覚めず Sibelius Comp.Sym. LB/NYP

今日は地区の行事「どんど焼き」があって、朝からその設営を手伝った。次第に雪が降り始めて、午後の開始時間には結構な積雪となった。
そんな中、イトコのウナ君がお子さんを連れて遊びに来てくれた。本当はお正月に来る予定で、大雪を心配して早めに帰るということでキャンセルになっていた。お正月のときは結局大した雪も降らず、肩透かしだったとのこと。で、今回は大当たり。

ウナ君とLPを中心に2時間半ほど音楽を聴いた。音にはなかなか厳しい彼ではあるが楽しんでもらえたようで一安心。ミケの「皇帝」を国内盤と海外盤LP、それにCDとの聴き比べ。アシュケナージのラフマニノフの1番、ベームの「英雄」、クーベリックのマラ3などなど。自分も楽しい時間を過ごせた。ウナ君に感謝である。

さて、物欲の鬼の話。
今年はシベリウスの生誕150年の年に当たるようである。MUUSANのブログで知った。そういえば今週は何だか自然と身体が欲しているようでシベリウスが無性に聴きたいと思うことが多かった。ディスクを聴いたり、youtubeを見たりしているが、その中でオッ、と思ったのがyoutubeのバーンスタイン/NYPの演奏。DGのVPOとの1.2.5.7番が人気だがこちらは60年代の録音で、推進力のある演奏。これイイ!。こんな時の直観は大事にしたいところ。早速、ネットで探してみるのだが以前出ていたディスクはすべて廃盤。今現在はあのBOXセットでしか手に入れることはできない模様。でもBOXセットは高いなあ。アマゾンでも手頃な物は無し。と思ってオークションのサイトを覗くと、国内盤LPの全集が出ている。色めき立って入札するもののどんどんと値段は吊り上がっていき・・・、元値をオーバーしてしまったので結局断念。物欲の鬼は目覚めず。
まあ、アニバーサリーイヤーでもあるし、廉価BOXで出るんじゃね?との目論見もあることは、ある。密かにソニーの安BOXセットで出てくれないかなと期待しているんだが。代わりにカラヤンやヴァンスカなどを聴いているけれどこの渇きはなかなか癒されそうにない。

バーンスタイン/NYPのシベリウス。実は昨年閉店してしまった長野市の「アンサンブル」さんに国内廉価LPだったが結構まとまった数、在庫があった。でもその時は全くのスルー。ほしい時には見つからないものである、というのは中古盤あるあるの筆頭だろう。今となっては買っておけば良かったと後悔しきりの自分である。

2015年1月8日木曜日

美ジャケ!O.Respigi Church Window &G.Gershwin Rhapsody in Blue

職場のインフルエンザもようやく終息に向かいつつあり、業務も通常通りとなった。
天気は今週、この後は崩れるとの予報。

さて、去年の今頃のブログでレスピーギの「教会のステンドグラス」を紹介した。あれから一年、新たな教会のステンドグラス(以下、ステンドグラス)のディスクを手に入れた。この曲の本命盤、ジョフリー・サイモン/フィルハーモニアO.の演奏。シャンドス盤LP。たまたま覗いた中古LPのネット通販で見つけた。輸入盤ながら1500円ほどだったので即購入。盤質は軽いスクラッチノイズが聴き取れる程度でまあまあといったところ。
演奏、録音ともに文句なし、と言いたいところだがクライマックスのオルガンによるコラールが控えめなのはちょっと残念。しかし、演奏と録音の水準のバランスはさすが。
もう一枚。プレヴィン/PIT SO.のガ―シュイン・アルバムを。こちらは海外盤に日本語解説を付けた国内発売盤。演奏はジャズ風ではなくシンフォニックな仕上がり。プレヴィンのピアノは洒脱な演奏ながらピッツバーグのオケがやや重い。ちょっと意地悪な言い方をすれば野暮ったい、田舎臭いと思うのは自分だけか?PITはその後、マゼールやヤンソンス(変換時にソンが損、となるのはなぜ?)と大物を迎えるもののメジャー・オケになりきれないのもこの辺に一因が?PITは鉄鋼の街。質実が美徳なのか?そう考えるとプレヴィンの音楽監督就任は良かったのか悪かったのか?しかしプレヴィンもマゼールもヤンソンスもピッツバーグのあと、巨匠としてさらに認知度が上がるあたりピッツバーグ、実はミラクルなオケなのかも。

この2枚のLP、それにしてもジャケットがビューティホ~。特にガ―シュインはブルーをバックに鳥の羽が一つ。そこに星条旗が映り込む。そして何といってもジャケット上の赤いライン。この頃のフィリップスはセンスが良かったなあ。ステンドグラスはステンドグラスに描かれた大天使ミカエル。なんだか悪いことをしたら怒られそうです。威厳、ありすぎます。

LP、今聴いてもそれほど音については大きな不満はないから不思議。ま、不満に思うのは鳴らすまでの準備がメンドクサイことくらいか?

撮影が下手で魅力が伝わりにくくて残念。下の画像はクリックすると拡大できます。






2015年1月1日木曜日

あけましておめでとうございます LvB Emperer Concerto

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

年末、職場でインフルエンザが猛威を振るい、職員で感染する人も増えたため30日の仕事納めを待たずに1日前倒しで年末年始のお休みとなった。その代わりに31日は急きょ日直という慌ただしさであった。インフルは例年になく強烈な感染力。仕事始めには終息していてほしいものだ。

年末の大掃除は控えめにした。単に面倒なだけということもあるが、リスニングルームは機械周りの汚れを落とすだけに留めた。端子やコンセント、機器の接点のクリーニングは確かに音の鮮度というか情報量が増えるのだけれどそれは音のバランスや傾向が変わってしまうということにもつながる。もう少し今の音で楽しみたいのであえてクリーニングはしなかった。

例年、大晦日は大荒れってなことが多い。暴風雪警報も出てはいたけれど穏やかなお天気であった。けれど今日の夜jから荒れるらしい。

この年末年始もあまり面白そうなテレビはなさそうである。よって撮り溜めてあるNFLの中継録画と映画を見よう。NFLもいよいよ佳境、4日からプレーオフが始まる。スーパーボウルまであとわずか。目が離せない。シアトルが第1シード。SBは順当に行ってシアトル・シーホークスとニューイングランド・ペイトリオッツとの第1シード同士の対戦、と予想しておこう。一か月後にこの予想は当たっているだろうか?

さて、新年最初はベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」である。お正月なのでお目出度い曲を。演奏はミケランジェリとジュリーニ/ウィーン響です。この演奏、昨年kazuさんのご近所のアナログ・マスター(達人)のkawaさん宅で初めて聴かせていただいた。LPだったが圧倒的なS/N比の良さと空間の再現性、懐の深い再生音に打ちのめされてしまったディスク。演奏もミケランジェリの繊細かつ豪胆なタッチと和音の感覚に痺れてしまった。最近、ようやくLPを入手できた。入手するにあたっては、kawaさんの音にどこまで肉薄できるのか?まあ勝算は全く無いわけで、やや躊躇するところがあった。が、このところEQの調整によってシステムの音のバランスがよくなってうまく音楽してくれるようになったので挑戦を決意した次第。結果はウ~ン、やっぱり敵いません。しかしよく鳴ってくれている。ここまで鳴るようになったか、大健闘。満足です。
ミケランジェリ、これまであまり聴いてこなかった。ミケランジェリよりはどちらかというとランジェリーのほうに(新年早々下品ですいません)興味がありますが。ドビュッシーくらいしか聴いてこなかった。そのドビュッシーにしても録音のせいかタッチも硬いし、音楽もドビュッシーにしては強面で厳しい面持ちの演奏、なので敬遠していた。このベートーヴェンを聴いて、ピアノのペダルの使い方がこの人は他とは違うのだと今更ながら気付かされた。ジュリーニの伴奏はこれも隅々までまで神経の行き渡った丁寧な演奏だと思う。

このLP、実はドイツプレスと国内プレスの2枚を続けて購入している。最初、輸入LPの通販サイトで見つけたので早速買ってみた。盤のグレーディング(盤質評価)はEx、擦り傷軽微でスクラッチノイズも軽微、キズありとの評価であったけれど、キズは思いのほか大きくスクラッチノイズも酷い。他店のグレーディングではGoodもしくはVeryGoodがいいところ。LPの通販は現物を見ることがかなわないので、一種賭けに近いし、覚悟して買っているのだがそれにしても酷いシロモノだった。前に利用したときはグレーディング通りのとても状態の良いだったので、信頼していたのだけれども。がっかりである。まあ文句は言うまい。そんなお店とは縁を切ればヨイだけのこと。しかし悔しいので、懲りずに探していると、ハードオフ オーディオサロン新潟紫竹山のネットショップに国内盤が出ていた。価格は先のショップの1/7程度で500円。これくらいならば、ダメで元々ということで即購入。29日に届いたがこれがビックリ。まず、包装がこれまでのLP通販のなかで一番丁寧であった。丁寧すぎて開封にかなり手間取ってしまったくらい。ジャケットは裏面解説にシミがあるが問題なし。盤質はとてもきれい。針を落としてもノイズは皆無。正直、オーディオ専門を謳っているけれど、ハードオフなのであまり期待はしていなかったのだが、これは本当に良い買い物だった。併せてクーベリックのマラ2も同時に購入したので後日ほかのLPとまとめて報告でしたい。
ドイツ盤と国内盤の音質の差について。差は確かにあるがわずか、と思う。ドイツ盤のほうが日本盤に比べて彫りが深くエッジが立っている印象。併せて一段と艶やか。音質についてはドイツ盤だが盤の程度は国内盤。好みの問題とも思うが総合的には聴きやすい国内盤に軍配か。
宝物がまた増えたようです。


こちらは国内盤
28MG 0434
100円均一で購入した化粧筆
これでレコードの塵やごみをとる