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2015年12月26日土曜日

大荒れ 雪おろし 道義

12月最後の週末は大荒れの天気となった。
今年一杯は雪は降らないと思っていたが今夜から明日の未明にかけて降雪の予報だ。
あまり積もらなければよいのだが・・・。

最近、気になっているブログがある。指揮者、井上道義のブログがそれ。タイトルはズバリ「道義より」。さすが、ストレート、ズバーン‼である。
昨年、咽頭がんであることを公表、治療に専念し復帰したことをご存知の方も多いだろう。破天荒な指揮者というレッテルが張られているしブログの文章も結構な破調。しかしこれが結構面白い。新たな投稿がないかと楽しみにしている。最新の記事は別荘でユンボの下敷きになり足を怪我してその後、痛みを堪えつつ石川県の小松市で第九を振った話だ。最後には怪我をしたユンボはコマツの製品ではなかったとオチが付く。
井上は現在、金沢のオーケストラ・アンサンブル・金沢(OEK)の音楽監督。ブログによると東京からの移動はもっぱら北陸新幹線を利用しているらしい。
そんなところにも親近感が沸く。
じつは上越は新潟県といいながら、県庁所在地である新潟市に行くよりも他県県庁所在地に行くほうが時間がかからない。金沢まで新幹線なら1時間強、長野はクルマで行って高速を利用しないでも1時間半で行けてしまう。ちょっと複雑~。
OEKの金沢公演なら平日でも行けるかも?なんてったって金沢まで1時間強だし、音楽堂は金沢駅の目の前。終了後、速攻で会場を出れば新幹線の最終にも間に合いそうかも、だ。来年はコンサートにも足を運びたいなあ。

今年はこの記事を含めると73本となった。フルタイムの勤務に復帰したこと、職場の配置転換にスピーカーの買い替えと公私とわたり結構充実もちょっと疲れた感じもするがこんなものだろう。

さて、今年のブログはこれで最後の予定。何か面白いこと、気になることがあれば書きます。
お付き合いくださいましてありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。ではよいお年をお迎えください。

2015年12月20日日曜日

マズア没す Sir John Barbirolli / VPO JB 4

師走の週末は何かと忙しい。とはいえ仕事が入っているわけではないが。地域の子ども会の役員の任期もあと少し。次年度の役員への引継ぎの準備で、資料やら文書やらの整理に追われた週末となった。
そんな中飛び込んできたのがクルト・マズアの訃報。88歳とのこと。NYPの音楽監督を退いてからはあまり情報も入ってこなかったので知らなかったがパーキンソン病を患っていたようだ。
マズアのディスクはそれほど持っていないが、日本ビクターから出ていたベートーヴェンの交響曲全集はゲヴァントハウスO.のややくすんだ響きにのって、よく整理された音楽が奏でられとても清潔な印象の演奏だった。物足りないと思うところもないではないがなかなかにスッキリとしたベートーヴェンの交響曲も新鮮に思えたものだ。フィリップスに入れた再録音は丁度東西ドイツ統一の時期と重なったことと、完成間もない新ゲヴァントハウスでのレコーディングということもあってか、演奏・録音ともにやや精彩を欠く印象があったのが悔やまれる。
ご冥福をお祈りする。

バークレイ2は色々とあって、ようやく落ち着いた。イコライジングも今のところ満足のいく状態で、バルビローリとVPOのブラームスの4番を心地よく鳴らしてくれている。
ムフフ・・・、シャコンヌの木管のふっくらとした響きと弦の余韻が上手く表現できておるわい、と一人悦に入っているところ。
バルビローリのブラ4はなんとか上手に鳴らしたいディスクの中の1枚。現在はディスキーの全集CDと国内廉価盤LPをもっている。LPはそこそこだがCDが手ごわい。イトコのうな君と一緒になって良い音での再生を目指しているのだが、これがなかなか一筋縄に行かない。決して優秀録音ではなく、録音の良し悪しで言っても良くもなく悪くもなく、なのだけれど演奏というか音楽の佇まいがすばらしいだけにその雰囲気を上手に再生できたら嬉しい、といったところなのだが。

うな君、今度聴きに来てみて!

2015年12月18日金曜日

SW観てきた

今日18日はスターウォーズ新作の公開日。特に前売り券は買っていなかったが、ふ、と観に来たくなってダメ元で映画館に行ってみた。とはいえ無駄足になってもイヤなので、事前に空席の状況を映画館に電話で確認してから行った。
電話口の向こうのお姉さんは余裕、というほどではないがまだ席はあります、とのこと。仕事を早々に終わらせ映画館に向かった。途中、パトカーが前を行き、先を急ぐごとができない。「嫌な予感がするぜ」 しかし、席は確保できた。しかも真ん中やや右という絶好の座席。
上映は18時30分から。予告など一切なしで本編が上映された。席は意外にガラガラ?ま、その映画館で一番大きなスクリーンであったことと、それとは別のスクリーンで3D吹き替え版が上映されていたのでこんなものかとも思う。しかし、ロビーの込みようはすごかった。あんなの初めて。コスプレしている人はいなかった。まあ居ないわな。
タイトルが現れると観客から歓声と拍手が起こり、否が応でも期待が高まる。

で、映画の方だが、ネタバレしてもしょうがないのであまり書かないが、どちらかというとノスタルジーに傾いていたかな。ちょっと残念。新しいエピソードなのでもっと未来志向でも良かったかと思う。
まあ、旧3部作の3人が出るので仕方ないのかも。

ドロイドのBB-8はホントかわいい。ヤラレタ~。40過ぎのおっさんが見てもカワイイと思えるから相当にカワイイのだろう。映像はちょっとクドイ。爆発シーンなんかはCGなのだろうが見せ過ぎなように感じてしまった。旧3部作、特にエピソード4は予算や技術的な制約もあったのだろうが潔さがあったな。

いろいろ書いたが、残念な部分は残念な部分として楽しめた映画だった。今度は4DXで観たい。

画像は映画館前のSWロゴとポスター。





2015年12月17日木曜日

ベートーヴェン生誕245周年 Philip Herreweghe のベートーヴェン 

年の瀬も押し詰まってまいりました。

NFLも第14週。そろそろ地区優勝が決まりだした。我がシアトルは残念ながら地区優勝は厳しい様相。ワイルドカード狙いになるだろうがRB(ランニング・バック)マショーン・リンチのケガによる戦線離脱とその穴を埋めていたルーキーRBのロウルズの故障によってそのワイルドカード争いも厳しい感じになってしまった。
スーパーボウル(SB)はこのままいくとカロライナ・パンサーズとニューイングランド・ペイトリオッツになりそうだが、ペイトリオッツも主力のケガなどで戦力ダウンは確実で、ちょっと試合にならないかもしれない。

先週、長岡市のリバーサイド千秋(せんしゅう)へ妻と娘が買い物に行きたいと申すもので、これ幸いにと自分は長岡のブックオフ巡りへ。長岡には3店舗あり、どこも充実。ついつい買いすぎたものの、帰り道の柏崎のブックオフでは長岡の3店舗の上を行くに品数の豊富さで、すでに予算オーバーのところに追いCD。お金無いよ~。購入したCDは少しづつ紹介できればと思う。

今回買ったCDは下の画像をご覧いただくとして、へレヴェッへのベートーヴェン全集。ペンタトーンのSACD盤です。
ベートーヴェンの交響曲は様々な演奏様式があって面白い。自分にとってはモダン・オケによる従来のアプローチによる演奏では断然クレンペラーなんだが、ピリオド・アプローチを採用したモダン・オケのCDも結構あって、ジンマンはじめ、ノリントンに先ごろ引退を発表したアーノンクール、それに今回へレヴェッへが加わった。自分がピリオドアプローチのベートーヴェンに求めるのは愉悦。闘争、とか苦悩、よりも愉悦です。そこを考えると古楽器オケの演奏はやや地味かな。暗いなと思う。嫌いではないが。
今は少ないが小編成モダンオケによる従来のアプローチというのもあった。MTTの全集なんかがそうだ。これも悪くないが今となっては中途半端な感じがする。とは言え、これだけ多様なアプローチが可能なベートーヴェンの交響曲というものに魅力がある訳だが。

ジンマン、ノリントン、アーノンクール、どれも素晴らしいと思う。このなかではジンマンの演奏が一番いい。ノリントンはちょっとおふざけが過ぎるのではないかとあくまで主観だが、思う。アーノンクールは3人の中では立派で格調高いがお硬い感じも見え隠れして楽しめないところがある。
で、へレヴェッへ。かなり流麗。スイスイと進む君。リズムも弾むし押し出しも立派。硬くも柔らかくもなくバランスが良い。録音も新しいだけあって鮮明なのはもちろんだが、ライブのようなバランスに聴こえるところもマル。
ところで、このCD、装丁がスゴイ。なんだか巻物チック。でも取り出しにくいことこの上なし。

残すところ9番のみだが、これは年末のお楽しみ。

ちなみに今日(17日)のグーグルのロゴは巨匠の生誕245周年を記念したものとなっている。ミニゲームもあって楽しい。
掘り出しものはフルヴぇンのブルックナー7&9
PentaTone PTC 5186 312
ご覧のような巻物状態。ライナーが読みにくい

2015年12月12日土曜日

朝比奈と宇野功芳 Asahina / OsakaPO, AB Comp.Sym.(Disc JeanJean)

アーノンクールが引退したとのこと。
自分はあまりアーノンクールのディスクをたくさんは聴いていないけれど、なんだか残念。たしかベートーヴェンの交響曲の新譜がでるんじゃなかったっけ?で確か全集になるはずではなかったか?HMVの記事では今後の録音予定もすべてキャンセルだとか。実はちょっと期待してたんだけども。にしても潔いなあ。まあ本人の意思を尊重しよう、と思う。とは言ってもやっぱりそんなに残念に思わないな。

久しぶりに聴いた朝比奈隆と大阪フィルのブルックナー全集。ジァlンジァン盤。95年にCD化されたもので、確か高校生だったな。当時25,000円もした。今でも25,000円のCDは買わないのに。親に無理を言って買っていただいた記憶がある。しかし親のよく買ってくれたものだ。
宇野功芳にチャンネルが開きっぱなしだったあのころ。すごい演奏だというので買ったが録音がそれほど良くなくて、ちょっとがっかりした記憶がある。あれから20年、秘蔵、いや死蔵に近かったが久しぶりに取り出して聴いてみた。

これが意外に面白い演奏。演奏は所々に綻びがあって、ちょっとツライものがあるのだけれど。でもなんというか熱気、朝比奈の情熱で時にはグイグイッと、またあるときはギュギュッと一歩一歩を踏みしめるように、でも決して停滞せず前に進んでいく、そんな演奏に思えた。いやぁ~、熱いです。良くも悪くも、後にも先にもない朝比奈だけのブルックナーの世界だすなぁ~。

録音はどちらかといえばオンマイク気味。やや平板な印象もあるけれど今聴くと演奏の熱とマッチしていてとてもよろしい。セッション録音だとばかり思ってたけど、ほとんどが公開録音。それを考えると録音はこんなものでしょうかね。エンジニアは吉野金次。何年か前に脳梗塞になり確か言語の障害と身体に麻痺が残ったが、リハビリと矢野顕子からの熱烈なエールで矢野顕子のアルバム「音楽堂」で復帰した。この人の名前は、はっぴえんど「風街ろまん」や矢野顕子の一連のピアノ弾き語りアルバムのエンジニアとして知ったのが最初、というかポップス系のエンジニアだとばかり思っていたので、朝比奈のブルックナー録音のエンジニアをしていたとは知らなかった。

さて、宇野功芳の文章が久しぶりに読みたくなって、文春文庫「クラシックCDの名盤 大作曲家篇」を買って読んでいる。昔買った、講談社現代新書の4冊は繰り返し読んだものですっかり手垢にまみれている。当時のCD購入のきっかけになったことは間違いない。今読みかえしてみると、強引な断定的な文体が恥ずかしいといえよう。現代においてこのような音楽評論はめったに読めるものではない。あまりにも主観的な評論を僕は『強引なこじつけ』とでも呼びたいのである。
でもクラシック音楽を聴き始めたあのころ、「これ(このCD)だけあれば良い」といったような文句は魅力的ではあったな。その意味では、宇野の推薦盤にはハズレは少なかったようにも思う。あれは一種の通過儀礼だったのかもしれない。
今は、それほどの強引さはないがやはり、ズバッとした物言いは健在。でも、読み手の自分にも「ふ~ん、それ本当~?」といった感じでスルーしたり、疑ってかかるだけの余裕は出てきた。当たり前か。

今、クラシック音楽を聴き始めよう、という若い人はどんな評論や意見を参考にしているのだろう。許光俊なんかだろうか。やっぱりネットで検索なんだろうな。素人のブログなんか読んで参考にしているのだろう。って自分のブログもじゃん、ってだれも読んでなかったわ。

【お詫びと訂正】
本文には朝比奈のCDを買ったのは高校生のときだったと書いたが、違っていた。このCDがいつ発売されたか正直なところ、はっきりとは覚えていないのだが、宇野功芳のライナーの日付けが1995年12月となっており、95年の暮れか96年の初めに発売されたものだと思う。そうすると、自分はこのころはもう社会人であったことになる。訂正します。








2015年12月6日日曜日

Jochum & Wand  Anton Bruckner Sym.4

今週は随分と荒れた天気だ。雪おろしだな。こちらは毎年冬になると、雪おろしといって雪が降る前に嵐がくる。それはもう荒れに荒れる。雷とあられ混じりの暴風。家のサッシばかりでなく家そのものが揺れ軋む。近所の畑の柵が倒れていたが強風によるものかもしれない。
今日はようやくの穏やかな天気。タイヤ交換も無事終了~。

さてヨッフムのブルックナー、今日は4番。こちらはドレスデンとの全集で最初に録音されているが録音はこの全集中でかなり良い部類に入る。ノヴァーク版を基本として、独自の変更もあるような演奏だが正直なところ版は気にしない、気にならない。あ、5番の改訂版は別です。アレはどうにも馴染めない。でも改訂版を最初に聴いたら違っていたかも。
ヨッフムの4番はひと昔前の自在にテンポを動かして音楽を作るタイプの演奏で、この系統にはベーム、クレンペラー、クーベリック、スイトナーなどの演奏がある。その中でもヨッフムの演奏はかなり強引な部類だが、その強引さが気にはなるものの有無を言わさないようなところがあって、聴き手としては黄門さまの印籠よろしくへへぇ~、ってなカンジで恐れ入ってしまう。解釈もしっかりしているのだろうけど、最後は勢いじゃよ!みたいなところがあるヨッフム。
初めてヨッフムの4番を聴いたとき、あまりの激しさに聴きながら興奮し次の展開にドキドキして、なんだか居ても立ってもいられなくなった。ブルックナーを聴いてこれほど心騒ぐ経験はこれきりだ。

ひところ4番はもういいや、と思っていたのが、このところまた面白くなってきた感がある。いろんな演奏を聴いていて不思議と飽きない。で、興味が沸いてきたのはヴァントの初期のブルックナー。ひと昔前の演奏がまだ全盛だった70年代後半のころにケルンのオケと入れた全集が気になっている。晩年に差し掛かる90年代からBMGに入れたブルックナーはいくつか持っているが、壮年期のブルックナーはどうなのだろう?
音楽之友社「レコード芸術 別冊 クラシック・レコード・ブック1000 vol.1交響曲篇」にはカラヤン、ヴァント、ハイティンク、ヨッフムの4種の全集が掲載されている。ヴァントの全集を推薦しているのは宇野功芳で、「ヴァントのブルックナーは金管を終始最強奏させ、粗野に素朴に運んだっもので、スケールが小さく、時に硬質の響きが耳につくとはいえ、厳しさは随一であり、(後略)・・・」を書いている。90年録音の北ドイツ放響盤はとっても立派な演奏で粗野で素朴な感じは、ないんだけど・・・。
でもヨッフムらの演奏様式とは一線を画す演奏であることは間違いない。