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2017年4月24日月曜日

Acoustic Revive RD-1 到着

先日、Kさんのお宅にもあったアコースティック・リヴァイブのRD-1。聞けばKazuさんも後継のRD-3
を最近導入された由。「コレは良いですよ。七味さんも是非」と言われ、ついつい買ってしまった。

先日のブログにもちょっと触れたが、実は七味はこれを一時期使っていたことがある。購入したのは10年以上前かな。4年ほど前に手放した。手放したときは体調を崩し休職していたころ。あの時は欲が無くなって、かなりCDやカートリッジなどを処分した。

初めてCDの消磁効果を体験したのは福井市のオーディオショップでのこと。出張の途中、学生時代によく通ったショップに顔をだしたところ、店長が教えてくれた。カーステに入っていたマーラーの5番のCDをまずはそのままCDプレーヤーに。冒頭のトランペットの葬送のファンファーレを聴く。ふむ…。ついで、CDを消磁器にかけてから再生…。
エッ? 全然違う!ベールを一枚も二枚も剥いだような音。
その店長さん曰く、ディスクのレーベル面のインクに磁性体が含まれているものがあって、それが帯磁するのだとか。ワンランク上のCDプレーヤーに匹敵するくらいの効果がある、とも。それにしても劇的変化とはこのこと。で帰って早速に購入した。

さて、RD-1を処分してしまった七味。この1年くらい後悔しきり。どうしようか悩んでいるところにK
さんとKazuさんが崖から突き落として(笑)くれた。
早速ベームのブルックナーの4番(F35の方)を使用前・使用後で聴き比べ。のっぺり張り付いた感じからスーッと音が剥がれ、立体感が出てきた。響きもより柔らかに。明らかに音質は変化、しかも好ましい方向に変化している。
ネットなどでは音が強調されてキツイ音調に変化するともあったが、我が家では今のところそういった感じはなく、高音域がよりクリアにシャープになったが、強調感は後退した感じの出音である。
RD-1再導入、大正解であった。

RD-1、現在はRD-3となってRD-1より消磁効果も良くなっていると聞くが、中古でもやはり高価でちょっと手が出ない。RD-1でも十分であろうとの判断。10000円だったし。
RD-1、難点はホコリが付着しやすいこと。どういう訳か細かいホコリが付着する。これが拭いてもなかなか取れない。ディスクにそのホコリが付くことはないようだが、気になる。

七味おススメの使い方は、RD-1で消磁したあとに、レーベル面に霧吹きで水(精製水)を吹いて拭きとり、静電気も除去。これで完璧?

RD-1 外観

まず、レーベル面を消磁 イレースボタンを押すと
緑のランプが点灯。消えれば消磁が完了。

次に記録面を消磁。手順は同じ。








2017年4月23日日曜日

小ネタ グラモフォン カレンダー 2017

幸せの黒い猫さんのブログ 九転び十起きでグラモフォンの2017年カレンダーの記事があった。
ちょっと興味があったのでユニバーサルミュージックのHPを覗いてみた。

面白いものを見つけたのでご報告
グラモフォンのカレンダーは12人(組)のアーティストが毎月のカレンダーを飾る。基準としては、今年がなにか記念の年となるアーティストが選ばれるらしい。
※画像が直接張り付けられなかったのでiPhoneで撮影。

ユニバーサル グラモフォン カレンダー2017のページ

12月 アマデウスSQに注目
アマデウスSQ活動停止30年、これはまだ良い。次、


8月 カールベーム
カール・ベーム生誕123年。半端すぎやぁしませんか?

4月 アンドレ・プレヴィン
プレヴィン、米寿‼ プレヴィンだけ米寿(笑)。日本人でもないのに。

以上。小ネタでした。

西独プレス盤について もう少し・・・ Haitink / ACO DS5

ポリグラム系西独プレス盤、ネットで調べてみると、音が良いという記事が結構出ていた。
ぼんくら七味が気づくわけだから世の皆さまが気が付かないはずはない。

CDが発売されたころ、七味は中学から高校生くらい。お小遣いは月に3000円ほど。
当時LPがフルプライスの国内盤が2800円。廉価盤は1500~2000円ほど。CDになると4500円とか3800円。もちろんCDプレーヤーなんぞは高嶺の花。高校生風情が買えるはずもないし、親が買ってくれるはずもなく、カタログを集めては指を咥えて眺めるだけだった。
そんなわけで音楽を聴き始めた頃は国内廉価盤LPとFMのエアチェックテープが七味の音楽生活を支えていた。昔七味が使っていたソニーのラジカセにはFMアンテナ端子やスピーカー出力端子(ピンジャック)、外部入出力端子が付いていてレシーバーのような使い方が出来た。

我が家にCDプレーヤーが来たのは七味が高2の時。きょうだいのシステムコンポに組み込まれていた。
七味が最初に買ったCDはシノポリのマラ5とブロムシュテットのブルックナーの4番だった、かな。シノポリのマラ5は今も持っているがブロのブルックナーは見当たらない。売ったハズは無いのだが、どこにやったものか。
シノポリのマラ5はインレイなど国内盤仕様であるが盤自体は西独プレス盤3500円だったか。
いとこのうな君は七味よりも前にCDを買っていたな。確かハイティンクのショスタコの5番とショルティのニュー・ワーグナーデラックスの2枚。合ってる?うな君。
その後、七味は小沢のマラ8を清水の舞台から飛び降りるつもりで購入。6000円。しかし、これが掛からない。仔細に盤面を観察するとプレスミスのようで、アルミ蒸着面が斑模様に。チェックしてもらうとお店に持って行った。お店のCDプレーヤーでも再生できず。不良品に認定。無事交換することができた。
そう、初期CDではプレスミスやピンホールが多く、再生できなかったり音飛びを起こすものがあった。それで結構泣いた人がいるのではないだろうか。

ハイティンクのショスタコの5番を以前、BEST CLASSIC 100シリーズの盤で持っていたが、その後DECCA BEST 100という1000円盤に変えた。このBEST100盤はどうにもキンキンとした嫌に腰高な硬い響きが耳に障った。
中古のLPも買ったが、最近オフでF35L-50179という国内初発盤を見つけたので迷わずゲット。もちろん西独プレス盤。
BEST100盤に比べてへボウの響きがたっぷりしており、音にも厚みがあるようだ。

ネットを見ていると西独プレス盤でもファーストプレスがなんでも音が良いらしい。その見分け方も出ていたが、よくわからん。
ま、そうかもしれない。七味はソコまで気は回らないが、そういう方もいるでしょうね。
音が良いか悪いかは別にしても何故、音が違うのか?
基本、後続の盤に比べて音が分厚い気がするが、プレスが違うというよりはやっぱり録音当時のマスターに時間的に近いというのが一つ。もう一つは盤自体が硬いことが一つ理由としてあるように思うがどうだろう。あと印刷面の違いもありそうと睨んでいる。

それにしても、昔のCDのパッケージは重厚だった。盤自体もそうだがケースも硬いし解説も充実。今のCDはコストダウンのためか軽薄に過ぎ、価格の安さとともにありがたみも薄くなってしまった。

DG F35G 50247

Philips  30CD-2~3

LONDON F35L-50179



2017年4月20日木曜日

今日はのんびり Böhm / WPh. AB4

今日は母の外来受診のため有休をとった。母は元気。待合室にいるときから何やらモニョモニョと喋ってはしきりに手を口に持って行っている。診察時には主治医の先生におもむろに手を伸ばし、みんなを慌てさせた。
このまま、腸の癒着が再発しないことを願う。
会計を済ませ、一緒に来てくださった施設の方に母をお願いしたあと七味は接骨院に。2月の転倒以降、右腰から腿にかけて鈍痛がある。最近は仕事が多忙でなかなか行けなかった。何とか午前の診療に間に合った。今月に入ってようやく2回目。気持ちよかった。
接骨院の後は、タイヤ交換と給油に洗車。こちらも平日の昼間でサクサクッと終了。
午後1時にはフリーの身に。ゆったりと音楽三昧。いつもこれくらい時間があればブログも毎日書けるなあ。

先日の糸魚川のKさん邸訪問の際、ポリグラム(DG、DECCA、Philips)系西独プレスの初期盤CDが音が良いという話が出た。七味も10年ほど前からなんとなくそんな印象をもっていたので、オフなどに行って西独プレス盤があれば、手に取るようにしていた。
以前、Kazuさんが持ってきたクレーメルのバッハ無伴奏のその艶やかかつ鋭い眼差しの演奏に魅せられ、自分も欲しくなって中古盤を探し聴いてみた。買ったのはフィリップスの銘盤シリーズの国内盤。
でも聴いてみるとなんだか潤いに欠ける感じで明かに艶がない。CDP777ESJで聴くとまだ響きののりは良いが、エソテリックSA-10では一層艶感が減じるようだ。

で、ベームの「ロマンティック」。七味が持っているのはLONDON BEST 100シリーズの一枚。F00L-23067という番号。裏にはMade in Japanの文字。国内セカンドかサード盤ではないかと思う。以前にも記事にした。
最近EQの調整も一段落したこともあって、再挑戦中のディスクだが、やっぱりパッとしない。
で、中古ショップのHPに国内初発盤が出ていたのでポチッと。昨日届いた。F35L-50049という番号。こちらにはCD is manufactured by Polygram in Hanover. West germanyとの文言。
さっそく聴き比べを。
F00のほうが立体感がある反面、やはり響きが薄いように思う。F35はF00に比べるとのっぺりと張り付いた感じがするが、ザラりとしつつも張りのある押し出しの強い響きに特徴がある。やっぱり違いはあった。でもその差は結構微妙。好みの差と言っても良いかもしれない。
F35のほうはLPにより近い出音ではないかと思う。
ジャケットの写真が音の感じを表しているかも?
F00のジャケ写は、色調が暗くシャープでクッキリしているが、F35のほうは肌理が粗く色調が明るい(ジャケットの袖や肩に注目)。
今まで、ダメだと思っていたF00盤が、今回聴いてみると結構うまく再生できるようになったと感じたのは大きな収穫。

Kさんが使用していたアコリバのRD-1というディスク消磁器。Kazuさんも最近になって後継のRD-3を導入されたようだ。七味も以前RD-1を使っていた。このほかRR-7というシューマン何とかという響きを整える?という器械も使っていたが、訳あって4年ほど前に売り払ってしまった。
RD-1の効果は体験済み。盤によってはかなり変化するのは承知。このところ中古盤の購入が増えているので、再導入を決定。近く届く予定。
ということで、この後はもう少し盤のコンディションを整えて再度聴き比べてみたい。

LONDON F00L-23067

F35L-50049


2017年4月19日水曜日

レコード 再始動!

随分と長いこと聴いていなかったレコードを少しづつではあるが、また聴き始めた。
LPから遠ざかってしまった理由の一つとして、一昨年の秋に入れたタンノイの調整が長引いてしまったことがある。調整については全くキリがないが、最近になって不満のないところまで、調整できた。もう一つはLPとCDでは我が家では残念ながらそれほどの音の優劣に差が無い、と感じていること。LPでなきゃ、という感じがイマイチしない。それに音を鳴らすまでの手間が気に入らない。で、なら操作のラクなCDでいいじゃない、ということで。要は面倒(笑)なのだ。

よく、コメントのやり取りをさせていただいているばけぺんさんのブログにはよくLPが載っている。
ばけぺんさん、仕事にゴルフにと忙しそうだが、いつも感心している。
先日もアイヴスのLP(マーキュリーのゴールデンインポート・シリーズ)が載っていた。ハワード・ハンソンの指揮で多分、ロチェスターPO.のものだと思う。そういえば、このシリーズは結構いい音だったよな~、ということを思い出した。
で、久々にLPを取り出して聴いてみた。それほど良い音には思えないけど、時折ハッとするような場面がある。
なんだか靄付く感じもする。そういえばカートリッジもデマグネタイズしてなかった。ということで、RCAプラグのメス-メスに左右のプラグを刺して暫し消磁。本当なら専用の消磁器を買えばよいのだがお金が無い。でもこれで結構効果はあるんです。
再び針を落とすと少しモヤモヤが晴れた感じに。
B&W Sig.805のときよりバークレイⅡの方が振動が大きいせいで床の振動を拾っているのかもしれない。
しかし、この手間を掛ければ掛けただけ音が変化する。変化の幅はCDよりも大きいように思う。
そういったところはLPの方がやっぱり面白い。
暫くは、リハビリということでレコードをかけましょうかね。

そういえば、先日伺ったKさんもLPはCDよりも音が良いです、と言っていた。LPの音が良くないと感じるのは、再生に問題があるのだと言っていた。まあ、その通りではありますが・・・。限界もあるよねぇ。出来る範囲で頑張りますわ。




2017年4月16日日曜日

オーディオ三銃士 番外編! K様邸訪問

オーディオ三銃士集結!
昨日はKazuさんのお知り合いのKさんのお宅にお邪魔させていただきました。

Kさんは、アノ「オーディオ風土記」にも登場された糸魚川の強者。
以前、Kazuさんのこれまたお知り合いのKawaさんのお宅にお邪魔したときに、良かったら紹介しますよと言われたものの、その時はすっかり尻込みしてしまい、丁重に辞退させていただいた経緯がある。
先般の糸魚川大火のときに、ばけぺんさんからKさんのお宅は大丈夫なのかという問い合わせを頂いた。Kさんのお宅もKazuさんのお宅も市街から離れていて幸いにも無事であった。
その時、ばけぺんさんからそんなスゴイ方とコネがあるなら是非にも聴いてみるべき、と言われた。正直、お断りしたことを後悔もしていた七味。そこでKazuさんにお骨折りいただき、今回の訪問と相成った次第。

いや~、楽しかった。三銃士の集まりはいつも楽しく、いつまでも音楽を聴いてお話していたいと思うのだが、訥々と語るKさん。オーディオ歴50年という経験・体験には重みも軽みもあった。大先輩のオーディオの作法(特にレコード再生)についての話はとても勉強になったし、自分のやり方が間違っていなかったことが分かって自信にもなった。

オーディオの部屋は車庫(倉庫?)の奥に。20畳ほどだろうか。スピーカーが、部屋に入ってまず目に飛び込んできた。デカい。組み上げたホーンシステムは七味初めて。
早速、鳴らしてもらうと、音もデカい。スピーカーを見上げながら聴くような形。思ったよりうるさいとは感じられない。音を浴びるというよりも音が身体を貫く感じ。放射線が身体を突き抜けるように音が身体を突き抜ける。低音もかなり出ているだろうと思うが、軽やかで重さを感じさせない。
CDプレーヤーは「風土記」の時はタスカムだったが、マランツのCD-23に変わっていた。で、このCDプレーヤーが浮いている! ヒモがピーンと天井まで(笑)。スピーカーを吊るすというハナシは聞いたことがあるがCDを??。でよくよく見てみるとアナログプレーヤーシステムの載っている台まで浮いていた!!
持参したエリー・アメリングの歌曲集の西独プレス盤とその少しあとの国内プレス盤の聴き比べも興味深かった。CD最初期の西独盤の方が出音が柔らかいのだった。マスターの劣化なのかプレスそのものの差なのか理由は判然としないが。
七味は初期盤の方が盤自体の硬さに起因するのではないかと思っている。最近の盤はケースのストッパーから取り出す際、結構しなるが、初期盤はそのしなりが少ないように思っている。

この日聴かせていただいた中で一番は何と言ってもジャズのオープンリールテープ。デッキは某放送局からの払い下げ品らしい。オープンリールを聴くのも七味は初体験。レコードと違ってプチパチといったノイズはなく、非常に綺麗な出音。
ここでは詳しく書けないのが残念だが、有名な録音エンジニアの手になる超お宝テープ。なんでもマスターからの1stダビングテープらしい。マニアには正に涎ものであろう。
まあ、生々しい。まるでプレーヤーがそこにいるように感じる。堪らんです。
いろいろな所の方とネットワークがあって、ソースを送ってくれるのだそう。うらやましい。

2時間半、あっという間に過ぎてしまいました。帰りしな、Kさんが「(来るときに入ってきた)この車庫(倉庫?)にユートピア箱が眠っているんです」と。なんですと? 聞けばまだまだLPやCDなんかが大量に眠っているようです。
内容盛りだくさんで、加えて興奮気味の七味。なんだかまとまりませんがこの辺で。










2017年4月13日木曜日

Svetlanov / USSR State Academy Symphony Orch. PIT Comp.Sym.

スヴェトラーノフのチャイコ全集メロディア盤をようやく入手した。
きっかけはyositugukaさんのブログでのコメントのやり取りから。
実は、七味はスヴェトラーノフのチャイコフスキーはエクストン盤も含めて1枚も持っておらず、yositugukaさんの記事を読んで聴いてみたくなった。

で、早速にHMVに注文したが、度重なる入荷遅延。終いには入荷未定となってしまった。それでも根気よく待ってはみたものの一向に入る気配がない。廃盤ではなさそうだがどうしたことか。
Amazonや他の中古ショップでも探したが見つからなかった。うな君にもお買い物をお願いしたが、結局オークションで落札。もう少し競るのかと思っていたが意外にあっさりと落札できた。

まだ届いたばかりで4番と悲愴を聴いただけだが、これが存外に良い演奏。もちろん苦労して入手したというバイアスも掛かっているのだろうがそれにしても鮮烈な演奏だ。
この時、スヴェトラーノフは39歳。ソヴィエト国立交響楽団の首席指揮者に就任して2年目。ロシアの重戦車の異名は伊達じゃないぜ。でも意外に繊細なところも持ち合わせている。
録音もまた良し。メロディアというと録音の悪さが良く言われるところだが鑑賞に全く差支えないばかりかこちらもまた、鮮烈で瑞々しい。レンジはこの年代の録音にしてもやや狭いと思うがセパレーションよく混濁や音響の飽和は少ない。後年のロジェストヴェンスキーのショスタコなどに比べてもこちらの方が聴きやすい。
ということで、チャイコ全集の決定盤の出現か?なかなかコレッ!というものに巡り合えなかった心の渇き・飢えを満たしてくれるディスクの登場である。

露メロディア MEL CD 10 02157

こちらも気になるロシアン・シンフォニック・アンソロジー Vol.1
56枚組で5万4000円! さすがに手が出ません!

2017年4月9日日曜日

Boult / LPO. Holst The Planets

早速の本題。ボールト5度目の惑星。
このブログですっかり取り上げた気になっていたが、まだだった。

マゼールの惑星を座りの悪い演奏と前回書いた。そうすると安定感抜群の決定盤みたいな演奏が聴きたい。
惑星はマゼールとこれ以外にもCDではレヴァイン、カラヤン新旧、メータ旧盤(LAPO)、プレヴィン新盤、マッケラス、ヒコックス、それにショルティがある。LPでもプレヴィン旧盤、ストコフスキーなど、なんだかんだと10種類12枚(CD・LP両方持ち)くらいある。
占星術の星の性格からインスピレーションを得たものだが、曲が曲だけに、スペクタクルでド派手なものとなりやすいのは致し方あるまい。が、あんまり地味に過ぎるとツマンナイ、ってなことになるし、あんまりあけっぴろげに演奏しても中身がない感じになってしまうあたり厄介である。
で、いつも聴くのはというと、結局はこのボールト5度目とメータ旧盤を取り出すことが多い。メータ盤はなんといっても”ボビッシモ”こと(ロジャー・)ボボのテューバが聴きもの。ボビッシモの愛称はジュリーニ夫人から。録音のせいで、テューバの音がとてもよく捉えられていて、もう変幻自在な音色とテクニックに痺れっぱなし。正直に言うと七味の場合はメータを聴くというより、ボボのテューバを聴いている、という方が正しい。

ということで、ボールト5度目の惑星。
78年、キングズウェイ・ホールとアビーロード第1スタジオでの録音。この頃になるとさすがのEMIも聴ける録音に。というか、かなりの好録音ではないか。多分、海王星あたりがアビーロードでの録音ではないかと思うが、「火星」や「木星」などは(多分?)キングズウェイ・ホールの深々とした響きを上手く捉えていて好きだ。
演奏はまことにジェントル。この一言に尽きる。
「火星」は落ち着いたテンポを取りながらも緊迫感ある演奏でいつも背筋が寒くなる。テナーテューバの高らかな吹奏も不気味さ満点。終結部の直前の休符の呼吸を大きく取るあたりも効果的で堂に入っている。
「木星」もきっと仕掛けはいろいろあるのだろうが、聴いていて奇をてらった感じはなく、じっくりしみじみ、堂々と。もう、一フレーズ、一音に溜息が出ちゃうくらい。
他の曲は、もうね、何も言うことないです。流石でございます、ボールト卿。

さて、当地、上越高田の桜も先週木曜日に開花。土曜日の夜、雨の中お花見に行ってきた。
日中の桜見物は毎年行っていたが、夜桜見物は何年振りだろう。夜桜は夜桜でまた、美しかった。
もちろん、屋台グルメも満腹、いや満喫。
そして今日、母が退院。まずは一安心。
さらにさらに来週には糸魚川のKさんのお宅訪問に。ばけぺんさんに背中を蹴られて、いや押され行って参ります。かなり緊張。どうしよう。でも楽しみ。

EMI 6 31783 2

2017年4月2日日曜日

Maazel / ONF G.Holst The Planets

先週は姉と姪の里帰りと母の手術が重なりバタバタした一週間だった。もともと姉の里帰りは2月中に決まっていたが、タイミングが良いのか悪いのか、母の入院と手術に重なってしまった。
せっかく福岡から来たというのに母の見舞いに病院に連れていくだけでは申し訳ないので温泉とカニをご馳走した。まあ、自分でも食べたかったわけだが。海育ちといっても「我は海の子」のような育ち方はしていないが、やはりカニはご馳走。ここ一番のおもてなしには、やはりカニ。
しかし、あまりカニを食べなれない妻や娘、姪は殻を剥くのが面倒であまり好きではない様子。美味しいのになあ。
ちなみに、北陸や関西ではカニといえばズワイガニ。越前ガニや松葉ガニと呼んでいる。新潟では紅ズワイガニが主流。その名のとおりズワイガニよりも赤い。
仕事はこちらも年度末は相変わらずのバタバタ状態で、もうクタクタ。ようやくの週末。音楽~っ。

この前オフで買ったホルストの惑星。マゼール/フランス国立管弦楽団の演奏。ようやくゆっくり聴けた。
この録音は以前持っていたハズだが随分昔に処分してしまったらしい。今回たまたま38DC12というCD初発盤と思しき盤が棚に並んでいたので買った。
演奏がどうだったのか全く覚えていないが、勝手に絢爛豪華、ネットリ、マッタ~リとした演奏を期待したものの見事ハズレ。録音はやや混濁気味。CBSのマゼール録音によくある感じの音。デジタル初期のCBS録音はあんまり音がよろしくない。よく言えば、グッと沈み込むような、というか音が塊となって迫って来る、ともでも言えばよいのか。ちと苦しいか。
そういえば、デジタル、CD初期のCBSには目ぼしいスター指揮者がほとんどいない。レーベルを背負って立つ看板指揮者がいなかった。かつての看板指揮者バーンスタインもショスタコの5番やプロコの5番などを残す程度だし、ブーレーズもいない。メータとマゼールくらい。しかも世評的には二人とも下り坂?という評価。クーベリックやバレンボイムを引っ張ってきたものの数タイトルのみのリリースに終わってしまい看板指揮者とはならなかった。 
そりゃあ、ソニーに身売りするわな。あ、その代わりワルターのCD化は良かった。高音質を謳い、各社がCD用に録音をバンバンとしていたわけで、高音質とはいえグールドやワルターの復刻が目玉ではちょっと物足りないものがあったのも事実。

マゼールの惑星、HMVのユーザーレヴューでは、15名のレヴュアーすべてが☆5つをつけておられる。・・・が、七味の感想は正直なところ微妙だな、というもの。
一番のウリは何と言ってもフランスのオケによる惑星の演奏、だろうと思う。今でもこのディスクだけなんじゃないかと思う。変わったところではカヒーゼ/トビリシ、WPh.もカラヤンとの1回だけ。デュトワ/モントリオールなんてどうなのだろう?
オケが悪いというつもりはない。フランス国立管というチョイスは曲の持つ色彩感を狙ってのことなのだろうし、その狙い自体は当たっているようにも思う。なんだか呼吸が一定しないような音楽の流れが滑らかでないような気がしてしょうがない。
ついつい火星の長ーいコーダや木星のスネア、天王星のオルガンのグリッサンドに耳が行きがち。聴いていてニンマリ。でも、音楽の語り口がなんだかしっくりしない。
上手いとか下手とかというのでもなく、座りの悪い演奏とでもいうのだろうか。
この座りの悪さがマゼールの意図するところなのか否か。このあたり、やっぱりマゼールらしい、と思う。

CBS SONY 38DC 12


2017年4月1日土曜日

七味風 音のピント合わせ その3 '耳障りな音をなくす’

さて、好評?のこのシリーズも最終回。今回は‵耳障りな音をなくす‵です。
ここまで、測定・補正を経て好みのカーヴを作ってきましたが、ここで細かな調整を施します。
DEQ2496にはパラメトリックイコライザー(PEQ)機能があり、最小1/10 Oct.での調整が可能。これを使って、耳障りな周波数をピンポイントで叩いていきます。ただ、片チャンネル10個までしか設定できないので、ここぞ、という帯域に絞って使います。
DEQ2496にはこの他にもさまざまな機能がありますが、オーディオユースで使うのはDEQとPEQくらい。ほかの機能がどんなものかもよく分かってませんが。

ここで調整に使うのは、以前にもご紹介したステレオ誌2011年1月号付録のオーディオチェックCDに収録されているスイープ音のトラックと、前回紹介したディスク。それと中音域~高音域が気になる何枚かのお気に入りディスク。こちらは、長時間聴いていると、どうしても耳が痛くなったり肩が凝ってしまうもの。この辺を何とか上手く鳴らしたい。
まずはスイープ音。こちら20Hz~20kHzまでブィ~ン、シリシリ~と鳴ります。家族には不評。娘は宇宙との交信はヤメテ!と。気持ち悪いらしいです。
で、これを掛けつつEQのスペアナを見て、どの周波数で共振するのか、音が膨らむのか、あるいは弱くなるのかおよその見当をつけメモっておきます。
中音域~高音域が気になるディスクの筆頭はベームのモツレク。次いでハイティンクのショスタコの7番。モツレクは合唱の摩擦成分が、ショスタコの7番は木管楽器の高音部、要はピッコロのエネルギーが強すぎの傾向。これらをどうにか不快感なく聴けるようにしたい。不快感なく聴けるようになれば、ほかのディスクも心地よく聴けるのではないか?そんな風に思っています。

ピーク&ディップを叩いた結果、特定の周波数における膨らみが減った分、DEQで少し持ち上げても、ボリュームを上げても煩くありません。やっと聴きやすくなってきました。まだ心地よく、とはいかないものの、以前よりは随分とリラックスして聴ける音になってきました。

現在のDEQのカーヴ

現在のPEQのカーヴ
高音域の特定の周波数が叩いてある



2017年3月25日土曜日

ドボルザーク Sym.8&9  Maazel / WPh.

3連休明け、母が再入院。今回は癒着性イレウス(腸閉塞)。小腸が腹壁にくっついてしまったらしい。手術はせず、絶食と点滴での保存的治療で様子を見ることになった。前回はイレウスでも絞扼性イレウスというヤツで腹部の手術をした。腹部の手術をするとイレウスになりやすい。イレウスの手術をして、またイレウスになるとは皮肉もいいところだが、前回は手術しか手段がなかったので仕方あるまい。
イレウスはクセになりやすいとも言われるので、今後も心配だ。

先日の長岡オフ巡りのついでに戸田ブ(ックス)長岡店にも寄った。長野のGOODTIMESという中古レコード屋さんが出張常設販売している。なにか目ぼしいものはないかと物色したが、ついこのあいだまで地元の戸田ブ上越店にあった商品ばかりが並んでいてガックリ。
だが待て、そうすると上越店には新しい商品が入っていると睨んだ。ということで仕事あがりの夕方、母を見舞ったついでに病院近くの戸田ブ上越店に行った。案の定新しい商品(とは言え、中古CD)が棚に。マゼール/WPh.のドボ8&9を買った。
82年と83年の録音。若き日のマゼールはWPh.相手に、強引にねじ伏せるような演奏をしていたが、この頃になるとずいぶんと協調的。聴いていて仰け反るようなデフォルメもなく大人の風格。それだけに8番2楽章の冒頭、グッとテンポを落すあたり効果的。聴いていてニヤリ、としてしまう。
この頃のマゼールは、曲によっては、あまりデフォルメを加えず、曲に音楽を語らせようとするかのような音楽作りをしようしていると思うのだが、感興なんて自然に溢れるのが普通であって、それを抑えようとするものだから却って不自然に。なんだかんだ言って結局マゼールらしさ溢れる個性的な音楽になるという…矛盾、いや、これがマゼールのやり口なのか?
オフ巡りで買ったフランス国立O.とのホルストについてもいずれ書いてみたい。こちらは強烈デフォルメ大炸裂も、不思議と暗い響きに支配された風変りな演奏。

さて、金曜日にCTを撮った母。イレウスの経過は思わしくなく、依然癒着しているとのことで、月曜日に手術することになった。今は鼻から管を入れて、腸に溜まった液の排泄を促しているところ。鼻からの管は不快なようだが、腹部の張りや痛みは幾分か和らいでいるようで、穏やかな寝顔をしていた。

DG 445 510-2

2017年3月19日日曜日

久しぶりのオフ巡り

連休の中日。娘が長岡へ行きたいというので、高速飛ばして長岡へ。
奥さんと娘を長岡のショッピングモールに置いて、七味は市内のブックオフ・ハードオフ巡りに。
しかし、思ったような収穫には程遠く、少々恨みを残しつつ帰路についた。
それでも、バーンスタイン/WPh.のエロイカにベーム/WPh.のモーツアルト29&35番を国内盤LPで入手。検盤した限りでは目立つキズもない様子。先ごろ、EQの調整も一段落ついたこともあってまたぞろレコードを聴き始めた。
CDも数枚購入したが、なかでもドリカム吉田美和のソロ作、Beauty And Harmonyが良かった。このディスクは以前にも所有し、吉田のウェット&ハーシュな声が気に入ってオーディオのチェック用としても使っていた。最近、聴こうと思って探すも見当たらず、再購入となった。
95年頃の発売かと思う。20年以上前になるのかと思うと感慨深い。65年の生まれのようなので、現在、吉田もすでに50歳超え。このアルバム発売当時は30歳前後。もっとも充実していた頃だな。

あとは、ブレンデルのバッハにシャイーのショスタコ、それにマゼールの惑星などなど。

連休最終日、ゆっくり聴きたいと思うがどうか?
もう少し書きたいが、猛烈な眠気。チョット寝てくる。お休みなさい。

2017年3月18日土曜日

3連休だよ!

待ちに待った3連休。今年はカレンダーの都合でハッピーマンデーが少ない。我が社は毎年四月一日が創立記念日でお休みなのだが、今年は土曜日と重なり無い。そんな中、この3連休は貴重。

今日は朝から町内会の海岸清掃に。町内委員のお勤めはこれにて終了。
それにしても、隣県からの釣り客の多いこと。防波堤の先にも釣り人が。脚立まで持ち込んでいるのには驚いた。近くの火力発電所の防波堤は最近になって有料で開放しているという。1日800円。高い気もするが遠方の客にとってはガソリン代などに比べて安いのだろう。釣れなかったことを考えればこれくらいの投資は安いものか。

それにしても海岸にはたくさんのゴミが。目につくのはプラスチックのゴミ。ペットボトルに弁当の空き容器などなど。プラスチックのない社会というのは考えられないけれど、どうにかならんか。
捨てていくのは釣り客。自然を相手にする趣味をお持ちにしてはヒドイよなぁ、全く。
そんな隣県ナンバーの車から降りてきた釣り人に清掃参加者全員であいさつしてあげたが、いい顔されなかったなぁ。

来週は福岡の姉と姪がやって来る。母の見舞いに来たのが1月。まだ2か月しか経っていないが来るのはやっぱり嬉しい。
母のこのところ熱を出したりしたようだが今日行ってみると割かし元気そう。良かった。
この春、妻とウォーキングすることになった。で、今日シューズを買ってきた。
何事にも形から入る七味(笑)。さてさて、続くのか続かないのか?

2017年3月12日日曜日

七味風 音のピント合わせ その2 '好みのカーヴを作る'

前回は左右の伝送特性の補正が終わったところまで。
次は好みのカーヴを作る、に移るワケですが、ここはもう実は好みの問題。
フラットに補正したカーヴを元にして「ピークは叩き、ディップはそのまま」を原則にカーヴを描いていく。ピークは叩くというよりは殺すくらいの勢いで(笑)。ディップは持ち上げ過ぎると歪みやすいので程々に。ほったらかすくらいが調度良いのだ。

好みのカーヴ、といってもそこは千差万別。人それぞれ。自分の理想とする音に少しでも近づけたい、近づきたい。七味の場合はホールの臨場感というよりは目の前に音が目一杯広がるような感じが好き。クラシック音楽中心だが、ジャズを聴くような音の傾向が好み。
もう一つ。まことに抽象的だが、無理なく鳴らしたい。何が無理なくなのか自分でもよく分からない(笑)が、耳が痛くならないような自然な鳴り方、身体が音楽に包まれて浮遊するような感覚が味わえないだろうかと思っている。「気持ちいいぃ~っ!」と叫びたくなるような音楽体験をしたい。

調整の方法と言っても、ここはもう自分のお気に入りのディスクを繰り返し繰り返し聴きながらのカット&トライあるのみ。
七味お気に入り&優秀録音のディスク数枚を調整に使っている。
ここ最近の頻度の高い順に幾つかご紹介。
  1. ヨーヨー・マ/シルクロード・アンサンブル 「エンチャントメント」(Sony Classical)
  2. ブーレーズ/CLE Orch. ペトルーシュカ・春の祭典(DG)
  3. Berlin Contemporaly Jazz Orch.(ECM)
  4. ヤッシャ・ハイフェッツ シベリウス バイオリン協奏曲(RCA)
  5. スター・ウォーズ エピソード3 サウンド・トラック (Sony Music Entertainment)
七味はクラシック音楽を中心に聴いているので、フラットに補正したカ―ヴを基本にしつつ、1000Hzを中心に低音域を持ち上げ、1000Hz以上はなだらかに落とすようなカーヴを描くようにしている。
よく、三つ山特性が良いと言われるが、七味の好みのカーヴはそうはならず。
七味はGEQ(グラフィックイコライザー)で基本的なカーヴを描く方法をとっている。PEQ(パラメトリックイコライザー)で全体的なカーヴを描くことも可能だが、七味の場合、部屋の伝送特性がガタガタなので全体をGEQで描き、PEQは共鳴・共振している周波数帯域を殺すのに使っている。
大事なのは左右差はそのままにしておくこと。あとはもう自由に、とはいってもあまり自由過ぎても出音はヒドイ事になる。ここで気を付けたいのは音の佇まいというか響きの自然さと、低~中~高音帯域のバランスと繋がりの良さ。ここをスムーズにしておかないと聴いていて違和感が強い。このあたりチャンデバと同じかも。

しかし、この調整がなかなか手ごわい。失敗も数知れず。ドツボに嵌ることが多い。
先日もなんだか低音がボン付くなぁ、と思ってEQを調整したが、よく見るとプリのラウドネスがオンに。
困るのはEQの調整中は音楽が耳に入らなくなること。あとはコレだ、という正解があって無いようなものだからキリがなく始末が悪い。
七味は基本、自分に自信の持てない子なので、EQの調整にも区切りというものがなかなか付けられないが、最近は少し割り切れるようになってきた。

ここで訂正。以前のその1に掲載したフラットに補正したカーヴは別の時期に測定・補正したものだった。2番目の画像のカーブが正しいものでした。
これまでのEQの調整はこの2番目の画像のカーヴをもとにしている。
それで出来たのが、一番下の画像のカーヴ。2番目の画像のカーヴを元に1000Hz以上は1番目を参考に作った。
この2つを比べると、同じフラットになるように測定・補正してもカーヴが違う。100Hz以下は左右で違いはあるが割かし似たカーヴとなっているが、1000Hz以上がかなり違う。5000Hz以上は似ている。もしかしたらスピーカーのセッティングが少し異なるのかも。
そう、測定といっても結構いい加減なのだ。アテになるのか?という疑問もあるが、大体のところは信用できると思っている。
で、結果はというとこれまでになく、かなりイイ線いっているように思う。

好みのカーヴが大体作れたら、次にPEQを使った、もう少し細かく共鳴・共振する周波数退治に移ります。


フラットに補正したカーヴ

フラットに補正したカーヴその2
1000Hz以上が上の画像のカーヴとは大きく異なる。

現在のGEQカーヴ
その2のカーヴを元に1000Hz以上を一番上のカーヴを参考に作ったもの








2017年3月5日日曜日

メガネとオーディオ Yuming / Neue Musik

このお正月にプライベート用に老眼鏡を新調したことは以前のブログに書いた。老眼に加え乱視もあるので、既製品の老眼鏡では酷く目が疲れて、しまいには頭痛・肩こりになってしまうためだった。
長時間メガネを掛けていると、やっぱり目の奥が痛くなり、頭痛がしてくる。PCを見たり本を読んでいる時など目の奥がグーっと段々と凝ってくる。勿論、作るときに検査をしてもらったし、その時は非常に良いフィット感なのだが、メガネといってもやっぱり矯正なわけだし、目に無理をかけるのだろう。困ったものだ。

音楽を聴いていても似たようなことが起きる。EQの調整をして一聴、好感触だが聴き進むうちに耳が痛くなる。中音域~高音域にかけてエネルギーが大きい場合に起きやすい。
耳が痛くなると、次第に頭が痛くなったり肩が張ったりしてくる。掛け外しが面倒で音楽を聴くときも鼻眼鏡で眼鏡を掛けていることが多く、眼鏡なのか音なのか原因がわからないことがよくある。
最近は仕方なく掛けたり外したり。面倒この上ない。

さて、ユーミンである。
今まで、ユーミンはラジオやテレビで接するくらい。何だか突然に聴きたくなった(笑)。
バレンタインデーの頃にValentin's RADIOがFMから流れるのを聴いていてスイッチがパチリと入ったようだ。
自分がまだ学生だったころのユーミンの勢いは凄かった。怖いものなしといった感じ。同じ学科の女の子達はこぞって聴いていたし、友達もレンタルしてせっせとカセットにダビングしていた。彼女とのデートに流していたのだろう。
あのころの七味はそんな彼らを横目にクラシック街道を爆走中。彼らの眼には相当変なヤツに映っていたに違ぇねえ!(by真理平師匠)
今聴いても全く褪せないね。サスガ。

ちょっと前に3枚組ベスト盤が出ているようだが、Valentin's RADIOが入っていないので98年発売のNeue Musik(ノイエ・ムジーク)をオフで購入。
さっそくクルマの中で聴こうとチェンジャーにセット。曲が流れだすと助手席の妻がユーミンの下手なモノマネで歌い出した(笑)。
オウオウオウオウ!「俺はユーミンが聴きたいの!」

東芝 TOCT 24001,24002

2017年3月4日土曜日

今年初めてのオーディオ三銃士

今日はイトコのうな君とKazuさんのお宅で三銃士揃ってのオフ会。
いつも思うのだが、3人(もしくは2人でもだけど)集まっての語らいはホント楽しい。
あっと言う間に時間が過ぎてしまう。

Kazuさんは昨年、SPケーブルをベルデンからラックスマン変えたとのこと。ブログに画像もアップされていたが、実際に聴くのは初めて。
コレがとても良かった。これまでも品位ある音を奏でていらしたが、その品位はそのままに一段と情報量多く、かつ軽やかシルキーなその音はさすがKazuさん、と思わせる。
今日はクラシックからサキコロを経てのちあきなおみ、とハーベスの意外(でもない)一面、懐の深さを垣間見た気がした。
ま、ソナスでジャズという方の居られることだし、メーカー・ブランドと音楽のジャンルについてはほとんど全く気にはしてませんが。

フェライトコアによって随分と静かに、そして音が浮かび上がるようになったと思っていた我が家のオーディオであるが、まだまだ何だかうるさいことを痛感した。中~高音域を随分落としたつもりだったが、まだ音を盛り過ぎていたようだ。
普段、自分の音を聴いていてもこうしたことに気付かないもの。
帰って早速、調整。中音域(315~500Hz)のあたりを少しばかり落とした。音の軽みを狙ってのこと。高音域もこれに合わせて落としてみた。これで、気になっていたズーカーマンとナイクルグのクライスラーの強奏部分の混濁が少し解消したか。

今日、Kazuさんのところでも聴かせていただいたズーカーマン。ついつい音質と我が家の音との比較ばかりに注意が向いてしまって、お気に入りのドボルザークのロマンティックな小品を聴かせていただくのを忘れた。残念。

さて、三銃士。今度は七味宅での開催となった。これも楽しみ。


Philips 416 158-2

Philips 416 158-2

2017年2月26日日曜日

七味最難関のディスク K.Böhm /WPh. WAM Requiem 再び

昨年の秋にも記事にしているベーム/ウィーン・フィルのモツレク。
七味にとっては鬼門のディスクであり、それこそ冥界よりの使者。最も再生の難しいディスクの一つ。
最近のオーディオの好調さを良いことに調子に乗って再チャレンジしてみた。
結果は何とか耳痛くはならず冒頭からディズ・イレの最後まで持ちこたえたか。ゆったり音楽に身を浸すというにはチト遠い。アニュス・デイ最後のトゥッティではやはり耳が痛くなった。まだ音に身構えてしまう感じ。そのせいで顔の筋肉が凝る凝る。このディスク、やっぱり手ごわい。
それでも以前はディズ・イレに入るまでですでに耳がこそばゆい感じだった。ディズ・イレが終わるころには耳ボワーン状態。曲の最後まで聴き通すことが難しかった。それに比べればマシである。
今回は念には念を入れて、静電気を除去しての再生。静電気の除去には色々なグッズも出ているが、七味は霧吹きで精製水をレーベル面に吹きかけティシューで拭きとるだけ。これだけでも結構な効果。ざわついた感じがスーッと引いて楽音が際立つようになる。

それにしても、ベームのディスクは再生が難しいものが多い。特にWPh.とのもの。どれも名盤とされているし、好きな指揮者とオケの組み合わせでもあり再生にも気合が入るというものだ。しかし、その気合とは裏腹にスピーカーから出てくる音にはがっかりさせられることが多い。こんなはずでは、と思いチャレンジするがことごとく撥ね返されることが多かった。今回はそれでも入口には入れてもらえた感じでは、ある。

ただ、やっぱりDGのベーム/WPh.録音は音質が硬質で中音域~高音域帯のエネルギーが高めだと思う。

DG F35G 21037


七味風 音のピント合わせ その1 ’フラットに補正する’

タイトルはmoleさんのブログからのパク・・・いえ、リスペクト。ということで。

我が家ではEQによる補正をしている。ベリンガーのDEQ2496という器械を使っている。EQの使い方は人それぞれ。単にトーンコントロール替わりという人もおられよう。
しかし、このベリンガーはそれだけではもったいないほど機能充実なのだ。
この器械なしには我が家のオーディオは成り立たない。
導入のきっかけの一つはどうにも低音域が膨らんでしまうこと。二つ目は定位が悪く、音に落ち着きがないことの対策であった。
原因として一つはヤワな床と壁(それに忘れてならないのが天井!)が盛大に振動していて、特定の周波数で共振していること。もう床なんかはギシギシ云ってます。二つめは部屋がリスニングポイントの前後左右で対称形ではないため、どうしてもスピーカーの設置に制約があって伝送特性が左右で異なることによる。これを解消しよう、というのが導入の大きな動機であった。
それに、もちろんうな君の強力なプッシュがあってのこと。
初めて部屋の響きに注意が向いたのは以前住んでいたマンションのリスニングルームでの体験。振動・防音・遮音の対策はバッチリだったが、イヤにクセの強い響きだった。普段の会話の声さえも耳についた。嫌な響きが音に乗るのが不快であった。それまで部屋に固有の響きがあるなんて思いもしなかった。

随分と昔のこと。ミニコンにもグラフィック・イコライザー(もちろんアナログ式)が付いて、そのパンフには自分好みの音で音楽が聴けると謳っていた。
でも、まともな調整なぞはできずに終わったように思う。ただ一つ、「EQを使うと音が悪くなる」という事を残して。 
EQで音が悪い(音質が低下した)という経験は今のところない。感じていない。
七味の経験上、部屋の伝送特性の測定が欠かせない。測定無しではベリンガーの実力の半分も出せない、と思う。

ということで、まずは部屋の伝送特性の測定から。
ベリンガーのDEQ2496は測定と補正を同時に行う仕組みに。思い描くカーヴを設定し測定すると自動でそのカーヴに補正してくれる。が、ここでは全帯域フラットになるよう測定と補正をする。ピンクノイズが流れ、3分ほど(詳しい手順は割愛)で測定と補正は完了。
ここで大切なのは左右チャンネルそれぞれの伝送特性を測定をすること。
補正されたカーヴは左右で違っている。この違いが左右チャンネルの伝送特性の違いとその補正値というわけ。
下の画像はフラットに補正した際のカーヴ(クリックで拡大)。
※画像の白いドットが左チャンネルで、黒いドットが右チャンネルになる

画像のカーヴの見かたにはちょっとした注意が必要。このカーヴは補正後のもの。ということで、
ドットが0ラインより上にあるときはその周波数の音は出ていない(ディップ)ということ。それを補正したためプラスになっている。逆に0ラインより下の場合は出過ぎ(ピーク)ていて、補正によってマイナスになっている。
例えば、20Hzと20kHzは共に+15dBとなっている。これはSP(バークレイⅡ)の周波数特性がカタログ値では35Hz~20kHzだが、実際にはそこまで出ていないためにフラットにするにはプラス補正が必要なのでこうなってしまったが、これは無視してよい。

下の画像で気になる点
①50Hz付近が出過ぎている
②1kHz付近は少し出ていない
③80~100Hz。左右差が大きく、左チャンネル(白いドット)が80Hzと100Hzで10dB以上開いている
④高音域は左右差は少ないが出過ぎている周波数がいくつかある。

この辺りは部屋の作りの非対称性やスピーカーの設置位置とリスニングポイントと部屋の特性の影響なのだろう。
ちなみに、スピーカーの設置に際しては定在波計算のフリーソフトがあり、その結果を参考(あくまで参考程度)に決めている。

全帯域をフラットにし、左右の伝送特性を補正した音は定位が良くなってスッキリする。低音域の膨らんだ感じも無くなるが、ディップ(凹み)を補正で持ち上げ過ぎると歪みっぽい音になりやすく刺激的に過ぎる。あと、低音~中音域~高音域にかけての音の繋がりが悪く、ちぐはぐな印象が強い。

ここまで、左右チャンネルの伝送特性が補正されたトコまでが完了。
七味風はこのあと、自分の好みのカーヴを探り、作り上げていくという気の遠くなる作業に入っていくよ。


フラットになるように測定・補正したカーヴ

2017年2月25日土曜日

Lòpez-Cobos 三題プラス1

七味が地味に好きなヘスス・ロペス=コボスのディスクの紹介。
この1月にN響を振って七味お気に入りの「教会のステンドグラス」を含む、オール・レスピーギ・プロを披露したばかり。
ロペス=コボスはスペインの指揮者。シンシナティSO.の音楽監督の時代にテラークにかなりの量の録音を残している。あと、デンオンにローザンヌ室内管といくつか。
その前にはデッカにロサンゼルスPO.とファリャとレスピーギを残していたかな~。
テラークにはマーラーやブルックナーなども残したがあまり評価されていない。そういう七味も昔、マーラーの3番を持っていたが、それ以外聴いたことがない。マーラーの3番は全くハッタリの無い演奏で、面白くないといえばそうかも。でもマーラーの「ウィーン風」とか「ユダヤ的」といった垢を落とした演奏は新鮮ではあった。
やっぱりファリャに食指が動いてしまう。

最初はファリャのバレエ音楽「三角帽子」。テラーク、87年。
これが、全くハッタリのない誠実な演奏。派手なところは曲と録音に任せて、という感じ。誠実さがこの人の真骨頂、かと思う。シンシナティSO.はアンサンブルの精度も高く、スムーズな音楽のドライヴが聴いていて心地よい。
2つ目。レスピーギ「教会のステンドグラス」。テラーク、93年。
ローマ三部作に比べて知名度の低いこの曲。オルガンとバンダが入るなどローマ三部作に負けず劣らずド派手な曲。こちらもシンシナティSO.の機能性を十分に生かしたドライブを見せる。録音の良さも手伝って、4曲の描き分けも見事。最高のカタルシスを得られる同曲のベスト盤。
最後もファリャ。ローザンヌ室内管との「恋は魔術師」(1915年オリジナル版)。デンオン、92年。
通常聴かれる「恋は魔術師」はディアギレフの委嘱によるバレエ音楽だが、元は語りとセリフによって進められる舞台のための音楽。曲の構成や順序、オーケストレーションが異なる。セリフが入ると新鮮な感じがして気に入っている。オリジナル版の録音はこの録音だけかもしれない。このあたり、さすが、ロペコボ。目の付け所ナイスです!

ロペス=コボス、実力はあると思うのだが、ここまでのところ今一つパッとしない。地味である。テラークにはマーラーも録音していて3番、9番、10番を残しているが、今HMVのHPを見ると9番は廃盤の様子。ブルックナーも6~9番を録音したが、全く話題になった記憶がない。
多分に、スペイン出身がイメージとしてドイツ・オーストリア物にはマイナスに作用しているのだろう。シンシナティのオケもポップスオーケストラのイメージが強く、やっぱり軽く見られてしまうようだ。カンゼル指揮シンシナティ・ポップスオーケストラの方が有名かもしれない。
あとは風貌!(笑)。以前よく使われていた画像は禿ていて(失礼!)コレがまったく冴えない。やっぱりイケてない。でも最近はいい感じに老けて、チョイ悪風。ちょっと見、あのロペス=コボスとはわからない変わり様。

とここまで来て、もう1枚紹介したいディスクがあった。
ラフマニノフの交響曲第2番。テラーク。
こちらも、非常にスッキリ見通しの良い演奏。アッサリ系ラフマニノフ。

指揮者の我みたいなものをあんまり表に出さず、曲の持ち味を上手く引き出すタイプ。でもって政治的な野心は持たない指揮者なのだと思うのですが、最近はそれも災いして録音も無いみたいで寂しい。マドリード王立劇場との映像があるくらいか。youtubeで渇きを癒すしかない。
テラークの録音がまとまってBOXで出るなら是非買いたいと思うが、出ないかなー。

ここまで書いてきて、褒めているのか貶しているのか?自分はロペス=コボスが好きなのかどうか?
好きか嫌いかで言えば、やっぱり好きなんでしょうね。でもやっぱり地味だな~(そればっかり)。

Telarc CD-80149

Telarc CD-80356

DENON COCO-75339 

Telarc CD-80543


DENONのCDのジャケットから

最近のロペス=コボス
オデコの広さは変わらず(笑)



2017年2月23日木曜日

スクロヴァチェフスキの死

スクロヴァチェフスキが亡くなった。

昨年の秋、ミネソタ管のTwitterだったかに、スクロヴァチェフスキが脳卒中に倒れ、手術を受けたという記事が載った。
今年に入って、読売日響のHPの演奏会プログラムを見ていると指揮者未定・調整中という演奏会が散見され、曲目を見るとブルックナーだったので、スクロヴァチェフスキが指揮するはずの演奏会だなと推測できた。

脳卒中の「卒中」とは「突然当たる」の意で、突然病気になるということ。大きく脳梗塞と脳出血に分類されるが、スクロヴァチェフスキの脳卒中がどちらであるかは分からない。
脳梗塞は脳の血管が詰まり、詰まった血管が酸素や栄養を送っていた脳細胞が壊死してしまうもので、基本的には手術はしない。ただ、広範な脳梗塞(この場合、心原性であることが多い)の場合、脳が腫れあがってしまい、脳の圧力が上昇することがあり、開頭して除圧することがある。
脳出血は、脳の血管が破れ、脳内に血の塊ができる。以前は手術で血腫を除去することもあったが、手術はどんな手術であれリスクがあるので、近年はよほど大きな血腫の場合でなければ(手術を)回避する傾向にある。
つまり、スクロヴァチェフスキの脳卒中は脳梗塞であれ脳出血であれ、重度であったのだろう。
たしか、93歳。相当なお歳。軽微な脳卒中であったとしても復帰は困難だったのではないか。
今回、亡くなった原因については公表されていないようだが、重度な脳卒中の場合、誤嚥性肺炎を起こすことがあり、個人的にはそうなのではないかと思う。

スクロヴァチェフスキはステレオ初期からルービンシュタインのショパンのコンチェルトやマーキュリーのメンデルスゾーンやショスタコの5番など残しているが、注目を集めたのは何と言ってもブルックナーの交響曲全集だろう。隅々まで神経の行き届いた、微に入り細を穿つという表現がぴったり。やや線は細いと言わざるを得ないが、それでも当時、チェリビやヴァント、それにティントナーと並んでブルックナー演奏を牽引していたのは間違いない。
スラリとした指揮姿に短い指揮棒。分厚い眼鏡の奥の鋭い眼光。まことに印象的であった。

謹んでご冥福を祈ります。



2017年2月19日日曜日

RCO WebRadio

このところ、寝入りばなよく聴いているのがウェブラジオというヤツ。
最初はAPP RADIOというアプリをPCに落として聴いていたが、枕元にPCがあると、動作音がうるさく、ディスプレイも眩しく睡眠によろしくない。そこでiPhoneにTuneIn Radioというアプリを落として聴いている。世界中のネットラジオが聴ける。基本無料で、広告が画面に出る。プレミアム会員もあって、こちらは有料だが広告が消える他、何かしら機能が充実するらしいが良く分からない。

数あるチャンネルのなかでも、アムステルダム・コンセルトへボウのRCO WEBRADIOが選曲も良くイチオシ。選曲の内容はコンセルトへボウのライブ音源(自主レーベルのものか?)や過去のレコーディング音源と思われる。
あとは、Calm(カーム) Radioというカナダのチャンネル。クラシックに限らず、ジャンルが細かく分かれていて、クラシック音楽は主要作曲家別もある。その時の気分に合わせて選局している。メンデルスゾーンとフランツ・リスト、それにストラヴィンスキーをよく流している。
音の良しあしについては気にしていない。ただiPhoneのジャックからイヤホンで聴いてみたが何だかシャリシャリとした感じ。イヤホンの煩わしさもあって、iPhoneのスピーカーで聴いている。ま、聴いてすぐに寝ちゃって朝までグッスリなんで、音質は全く気にしてませんが。

RCO WEBRADIOはRCOのHPからも聴けます。

さて、スタッドレスタイヤは21日に交換となった。このまま大雪にならなければ良いのだが…。

2017年2月16日木曜日

雪国の宿命 仕方ねぇ~ スタッドレス買い替え

冬内履いているスタッドレスタイヤの1本の空気圧が低かった。
先日、凍結した路面を走っている時に違和感を感じた。わずかだがケツを振っている。
イヤな予感がして、昨日の帰宅時にGSに寄って空気圧を見てもらったら、案の定これである。
ま、シーズン前、履き替えるためにGSに持って行った(基本、自分では替えない)時、お兄さんに「スリップサインが出ていますが、どうしましょうか?」と言われていた。今履いているタイヤは今シーズンで仕舞いにしよう、何とか春まで(持ってくれないか)と考えていたが、持たなかったようだ。
妻も交換していいよと言ってくれたので、ここは素直に交換することにした。
今日、再びGSに寄り、見積もりを取ってもらうと、工賃含めて15~10万円くらい。
予定外の出費。コレはイタイ。
小心者の七味は無難に13万円のタイヤをチョイスした。高いタイヤを履いてもその違いが分からないだろうけど、安いタイヤも不安なのだ。クルマについても全く素人の七味。ここでもメカには滅法弱い。お金のことも含めてかなりのストレス。
調べてもらうと今履いているのは2008年製らしい。そうすると9年目のシーズンということになる。通常、5年が寿命と言われているからかなり頑張った方。
寿命だったか、と納得。


雪道でギュルギュルとタイヤを空転させているクルマのニュース映像をよく見るが、これはノーマルタイヤのままなのだろう。雪国の人間からは全くもって信じられないことだ。「オメー、雪(道)舐め過ぎだよ」とも思う反面、冬でも基本、スタッドレス要らないんだなと、羨ましくも思う。
ただ、「オメーもスタッドレス9年目なんて雪国の人間のクセに雪(道)舐め過ぎだよ!」という声が聞こえてきそう。

2017年2月13日月曜日

冬の寒さと音 Dutoit / OSM Prokofiev Sym.1&5

今朝、起き抜けに窓の外を見ると15~20㌢ほどの積雪。コレはヤバいと思って普段よりも30分早く出勤した。日中は時おり陽も差したが気温はそれほど上がらなかったようだ。
帰宅してオーディオ部屋の室温を確認すると5度。まあ何の対策もしていないボロ家ゆえ仕方ない。
ヒーターに火を入れ音楽を鳴らすも随分と寝ぼけた音がする。バークレイⅡは元々はウレタンエッジだったと思うが、ゴム製のエッジに張り替えてある。このゴムがこの寒さで結構硬くなっているのだろう。15分も鳴らしていると、随分と音がほぐれてくるのが分かる。
音楽をそれなり大きさの音量で楽しむのはご近所のこともあって9時まで、としている。帰宅が遅くなると、食事のあと1時間ほどしか聴けないことがある。そうするとアンプなどの暖気も考えると30分そこそこしか楽しめない。エンジンが掛かってきたと思ったらタイムアップ。
えぇーぃ!口惜しやー!

今夜はデュトワ/モントリオールのプロコの1番と5番を。デッカ、88年。
クールモダンの名演。馬力は無いが小気味よいデュトワのハンドリングは軽快で、音楽に身を任せているとスカッとして、今日の疲れが癒される。
音質改善の効果がデッカ録音ではあんまり分からないと以前に書いたが、明かに粒立ちが良くなって細かい音まで聴き取れるようになった。

LONDON POCL-5143

2017年2月11日土曜日

今更のムラヴィンスキー PIT Sym.4

今更、何をと言われるのを覚悟して言おう。DGのムラヴィンスキーのチャイコの4番、凄すぎィ~。

自分の持ってるCDはドイツグラモフォン・レジェンドと銘打ったシリーズの国内盤。4-6番の2枚組。
ムラヴィンスキーのこの60年のDG盤は巷間、名演奏と言われているし、七味もその通りだと思う。
ただ、これまで音が硬直して騒がしい感じがどうにも気になってプレーヤーのトレイに乗る機会はそれほど多くなかった。
それが、このところのフェライトコアの取り付けとEQの調整などによってコレが随分と良い音になった。以前よりも音の粒立ちが細かくなり、一段とムラヴィンスキーの音楽のニュアンスが聴き取れるようになった。
正直なところ録音良くねぇなあ、と思っていたこのディスクにこれだけの音楽情報が詰め込まれていたとは、己の不明を恥じるほかない。
ムラヴィンスキーは凄みだけにあらず。非常に表情付けが細かで、音楽の運びが丁寧だ。女性のような優雅さ・優美さを思わせるところもある。これまでは凄みばかりに耳がいっていたが、繊細であることに改めて気が付いた次第。そういえば異常に耳の良い指揮者であったことを思い出しました。

フェライトコアやEQの調整で随分と大きな変化が現れた我が家のシステム。色々なCDを聴いているのだが、どうもデッカ録音のものだけは変化がよく分からない。少しは変化があるのだろうが、ほかのレーベルのように驚くような変化は感じられない。一番変化したのはシャンドスやBISといったレーベルのもの。優秀録音だが、高音域がキラキラして煩い傾向のものはノイズに塗れた高音域の表現が高まって聴きやすくなったと思われる。デッカはというと、その変化が少ない。これは何故?

さて、この週末は随分と天気が荒れている。西日本は大雪らしい。こちら上越の平野部でも夕方になって結構な雪が降り始めている。朝は風が強かったがその風も止んだ。これは積もりそうな気配だ。
こんな夜に聴くチャイコフスキーはまた格別ではある。

POCG 9835/6


2017年2月9日木曜日

SB Champion はNE ペイトリオッツ! 歴史的大逆転!!

第51回スーパーボウルはペイトリオッツの歴史的大逆転で幕を閉じた。
例年ならば、お休みをとってライヴをテレビ観戦なのだが、今年は諸事情により録画して、夜に一人で観戦。
いやー、なんでスーパーボウルはいつも毎回、こんなに見応えがあるのだろう。月曜の夜に見終わった直後のカタルシスもさることながら、いまだに何だか頭ふわふわの状態で興奮醒め切らず。
何てったって、25点差をひっくり返してのSB制覇。しかもSB史上初のオーバータイム(延長戦)突入。それにしても後半に入ってからのペイトリオッツの試合の回収の仕方が堂に入っている。ファルコンズ怒涛の前半の21得点が霞んでしまった。ペイトリオッツの憎いまでの試合巧者ぶりばかりが印象に残る試合となった。

これにて今シーズンのNFLは終了。あ~、9月の開幕が待ち遠しいっ。

2017年2月2日木曜日

CDP-777ESJ その後

今年に入ってやってきたソニーさん。CDPの777ESJ。結局、動かし続けていたら問題なく鳴るようになった。
音のほうはSA10と比べると、どうも分が悪い。
ソニーは92年の製品だけれども、一応、旗艦機であった。基本、それなりに品の良い音がするし、決して野暮な音ではないのだが、やや腰高い感じ。あと、ちょっとザラついた感じがしないでもない。もう少し品位の高い音を求めたいところ。ま、ピックアップのへたりやサーボの調整もしていないので仕方ないところは、ある。
随分昔に使っていた同社のX77ESはもう少ししっとりとした音調であった。もちろん使っていたアンプもスピーカーも全く違うのでそれを言っても詮無いことなのは承知だが、777ESJにはもっと頑張って欲しい気はする。やればできる子。

セッティングは以前、ここに載せた画像のまま。エソSA-10の上に乗っかっているわけで、置き方からしてエソには水をあけられているわけだが。ケーブルも違うし。分が悪いのは当たり前っちゃあ当たり前だわな~。EQのカーヴもエソテリックに合わせている訳だし。
エソテリックの方も上に乗っかられて面白いハズは無かろう。でもギューっと押さえつけられているせいか、心持ち音の暴れは少なくなった気もする。もちろんフェライトコアを付ける以前の話。
そうすると、ますますソニーさんの分が悪くなる。
でも何だか面白くない。申し訳ない気持ちにもなる。

ピックアップやサーボ関連の調整は七味の今の懐具合からいって、目をつぶるしかない。まずはフェライトコアの取り付けと、もう一つ、アンバランス出力となっているのをバランス出力に変えてみようかと思っている。CDPはバランス接続が可能だが、プリアンプはアンバランス接続のみなので変換アダプタが必要。そこで早速、いつもお世話になっているサウンドハウスさんに画像のものを注文した(画像はお借りしました)。XLRとRCAの変換アダプタで2個で800円ほど。
あと、脚周り。適当なインシュレーターを見繕ってやらねばなるまい、と思う。これで音の重心が下がって、もう少しスッキリとした感じにならないかなーと、思っている。

昨日、学校のスキー教室から帰ってきた娘。具合が悪いという。熱が38度超え。こりゃ、インフルだろうなと思った。今日、近医を受診。めでたくインフルだった。学校にその旨連絡すると担任の先生から「大丈夫ですよー。学級閉鎖になりましたから、安心して休んでくださいねー」と言われた。
ご飯を作ってやるくらいしかすることが無いのだが、医師から目を離さない様に言われたので、今日はそのまま仕事を休んだ。娘にゃ悪いが音楽三昧。
思春期の人間がインフルの薬を飲むと幻覚や奇行を取ることがある。インフルの熱によるものか薬の副作用かははっきりしないが用心に越したことはないだろう。

 
  
CLASSIC PRO ( クラシックプロ )  / AXR211
Classic Pro  AXR 211




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2017年1月29日日曜日

フェライトコア クランプとPEQの効果について

先々週の副鼻腔炎は良くなったり悪くなったりで、もうしばらくの通院と服薬が必要。時折、後頭部というか眼の奥が重痛いのには閉口する。

フェライトコアを家中の家電製品に取り付けられるだけ取り付けてみた。先行してリスニングルームのテレビ(LEDアクオス)、PC、LEDライトに取り付けただけでも、効果は抜群であったが、およそ15個を追加で装着すると一段とフロアーノイズのレベルが下がり、聴きやすい音調に変化した。
一聴、音楽の勢いというべきものが後退し、モッサリとした音にも思えて、こりゃ失敗かとも思った。それでも暫く聴くうちに、やはりこれは正しい方向への変化のように思えてきた。そこで、プリとパワーアンプのボリュームのバランスを少し変えることに。
これまではパワーアンプのボリュームをMAXからちょうど1/2にして、プリアンプのボリュームをメインにして12時くらいで聴いていた。それを、パワーアンプを3/4~3/5くらいのところまで上げて、プリアンプのボリュームを11~10時半にしてみた。
パワーアンプのボリュームはプリアンプのそれに比べると大雑把な性格の音で勢いがある。これで少し音楽に元気が出たかな。
オーディオ本体への取り付けは取り寄せたフェライトコアが足りなくなったので、今回は見送り。
先ほど、フロアーノイズが下がる、と書いたけれども、聴いた感じは音楽が一層浮かび上がるという方が正しいかも。これまでノイズに埋もれていた音が聴き分けられるようになったということ、と解釈している。

もう一つ。合わせて行ったEQカーヴの調整の効果も大きい。パラメトリックEQ機能を使って、耳障りな周波数をピンポイントで叩いてみた。
耳障りな周波数を見つける方法として七味はステレオ誌2011年1月号付録のオーディオチェックCDに収録されているスイープ信号音を使っている。スイープ音を鳴らしながらDEQ2496のスペアナをチェック。これで部屋が共振・共鳴している周波数を見つけてPEQで叩く。PEQは最小で1/10オクターブで調整できるので文字通りピンポイント。余分な周波数を削ってしまうことがない。
これまでもスイープ信号での調整は繰り返しトライしてきた。ただ、周波数を特定するのにスイープ信号を戻したり送ったりするのだが、エソテリックのCDPは再生しながらサーチする際、音を飛び飛びにサーチするので問題となる周波数の特定がしにくい。
そこにいくとCDP-777ESJのサーチ機能は音が飛ばないので周波数の特定が格段にしやすい。
777ESJは、エソテリックSA-10と比べて他にもディスプレイの視認性が良いし、ディスクの読み取りも早い。なによりもトレイの作動音がとても静か。このころのCDPは使い勝手が実に良い。ホントはインデックス再生も可能なのだがリモコンがないのでコレは使えないけれど。

それで、出音はというとコレがとっても心地よき音で、今のところは大満足の極上々吉。特にこれまで気になっていた2.5kHz.の膨らんだ音が見事に気にならなくなって、音楽を聴いていて耳が痛くならなくなった。
あとは、オーディオ専用の電源を引き込む工事。今のところは情報収集の段階。こうしたプランを練る過程もオーディオの楽しいところではある。

現在のGEQカーヴ

PEQのカーヴ 
140Hz付近と2.5kHz付近のピークを叩いている
定在波の重なりがあるのだろうと思われる。







2017年1月28日土曜日

NFLはSBへ

いよいよ、NFLも残すはスーパーボウルのみ。
AFCはニューイングランド・ペイトリオッツ、NFCはアトランタ・ファルコンズがSB進出を果たした。
開幕当初、七味はNFCはカージナルス、AFCがスティーラーズと予想したが、カージナルスはレギュラーシーズン中盤で失速。プレーオフにも進めなかった。スティーラーズはカンファレンスチャンピオンシップに進んだものの、ペイトリオッツに軽~く捻られてしまった。ペイトリオッツ強し。盤石。
ファルコンズは18年振りのSB進出。
ファルコンズは安定したオフェンスを武器にレギュラーシーズンを戦ったが、プレーオフはその攻撃に加えて、ディフェンスが炸裂。こちらもシーホークス、パッカーズを軽く一捻り。ここ数年、レギュラーシーズン後半に主力選手に故障者が続出するなど自慢のオフェンス陣が機能しないことが多かったが、このシーズンはここまで駒は揃っている印象。納得のSB進出。

SB優勝の予想は、やはりペイトリオッツかな。なんといっても攻守とも隙がない。その隙のなさに窮屈さを感じもする。安定感のあるゲーム運びは七味にはちょっとツマラナイ気もする。
そろそろペイトリオッツを破ってくれるようなチームが現れて欲しいものだが、それは難しいのか。ファルコンズのハイパー・オフェンスに期待か。それともペイトリオッツの守備陣が抑え込むのか。
SBは2月6日午前8時からNHKBS1で生中継される。今年は録画して夜に楽しむ予定。

2017年1月26日木曜日

母、退院す

おかげさまで本日1月26日、母が無事に退院し、グループホームに戻りました。
何はともあれ良かった。一安心。市内の総合病院での緊急手術が1月の5日だったから、ちょうど3週間の入院期間であった。
およそ一か月前の昨年末、暮れも押し迫った29日の夜中にホームからの呼び出しの電話には肝を冷やした。急いで駆けつけると、脈拍弱く、血圧も測れない状態。呼吸も浅く、尋常ではない様子。往診頂いた先生からは、治療をしてもよいが、あまりお勧めはしないと言われた。
あの時は正直最悪の状況を覚悟した。もうダメかもしれないと。
それが手術を経て、見事に持ち直した。術後の経過も良好で、ご飯も上手に食べられた。感染症も起こさなかったことで早期に退院することが出来た。
まあ、一番は何と言っても、生きたいという母の強い意志がそうさせたのだろう。


2017年1月21日土曜日

777ESJの導入とオーディオの近況 

最近のオーディオシステムの変更点は3つ。
一つは、777ESJの導入とケーブルの変更。二つめはEQカーヴの変更。三つめはフェライトコアの取り付け。

777ESJはその後もキズの多い一部のディスクでは相変わらず音飛びしてしまうものの、概ね順調に動いている。と思ったら、一時、読み込みしなくなった(割とすぐに直った)。
まあ、25年も前の製品。メーカーでのメンテナンスも終了している物件だけに致し方なかろう、と半ば諦めの境地。
さて、777ESJをシステムに組み込むにあたって、ケーブルを変えた。ほとんど全くと言っていいほどケーブルに関心なくここまで来たこともあって、777ESJに繋ぐケーブルがなかった。機器の設置の都合から、DEQからパワーアンプに出すケーブルの長さが足りなかった。そこで、うな君のトランスペアレントのRCAケーブルをベリンガーDEQ2496とMC2255の間に入れて、それまで使っていたオルトフォンを777ESJとC36の間に入れることにした。
結果は上々吉。
以前、トランスペアレントを入れたときは写実的な細かい描写、という点は魅力ではあったが何だか音楽の勢いがなくなるというか、こじんまりとしていて、しかも少々小賢しい感じで我が家にはちょっと合わないなぁと思っていた。
そこで2つ目の変更が効いた。EQカーヴが決まらず、遊び半分で作った攻めたカーヴ、これが思った以上にマッチした。あわせて、2500HzあたりのピークをパラメトリックEQで叩いたことで気になっていたトランスペアレントの小賢しさが気にならなくなった。
さらに3つ目、フェライトコア。
いつもブログを読ませていただいている、幸せの黒い猫さんの記事と、moleさんに触発されてのこと。それまでフェライトコアなんて全く知らんかった。
これはオーディオ機器にではなく、取り敢えずリスニングルームのLEDライト、PC、TVの電源ケーブルに取り付けた。このあと、冷蔵庫にもつけるつもり。
効果はというと、やっぱりあった!。音に艶が一段と乗り立体感がでた。よく弱音部や音の無いところでは一層、静かになってというハナシを目にするが、我が家ではそれほどでもなく、音そのものに艶感と立体感が増した印象が強い。まあ、それもノイズが減ったお陰なのだろう。
オーディオ機器に取り付ければ、静粛性が増すのかもしれないが、音楽の勢いが無くなってしまうとも聞いているし、うな君によればオーディオ機器そのものにはNGらしいので家電に留めておくことにしよう。
そういえば、気になっていたヒリヒリ・シリシリといった感じのノイズも気にならなくなった。
とはいっても、ファンヒーターがゴウゴウと鳴っているなかでの感想なのであんまりアテにはならない。

ちょっと、いろいろとやりすぎ、ありすぎて何が理由でこうなったのか分かりにくいのだけれども、以前よりはチョットだけ音が良くなったのは間違いがなさそう。

この後は、コンセント周りとフェライトコアをも少し家中の家電機器に取り付けてのノイズ対策を進めていく予定。

2017年1月13日金曜日

副鼻腔炎と音の聴こえかた の話

大寒波である。
今日、一日降ったり止んだりしながらも、結構な積雪となった。まあ、これまで降らなかったのがおかしなわけで、これが新潟の冬と言ってしまえばそれまでなんだけど。
通勤時にも、結構スリップして路肩や中央分離帯に突っ込んでしまったクルマを何台か見かけた。
あの状況、幸いにもなったことはないがまことに気の毒に思う。
雪が積もると、積もった雪が良い遮音効果と防音効果、それに制振の効果を発揮するらしく、音が良くなる。これだけは有り難いことだ。

母は今日から食事が摂れることになったので食事の時間に合わせて見舞ってきた。まだ言語聴覚士さんによる摂食嚥下訓練を兼ねた食事だけれども母は食欲旺盛。顔を突き出して催促する始末。ちょっと恥ずかしい。食い意地が張っている。
でも、食べられるようになってホント良かった。発語もモニャモニャあって、機嫌も良さげだった。

母の見舞いのあと、七味は耳鼻科へ。
昨年暮れから左目の奥がずーんと痛かったのだが、年末年始と母のバタバタで長らく受診がかなわなかった。この荒天で気圧が下がったせいか、咽喉のいがらっぽさや飲み込んだ時の痛みも出て、今度は右目の奥や後頭部にも重たい痛みが出るようになった。
X線撮影と鼻腔ファイバーをしてもらい、診断は急性副鼻腔炎。いわゆる蓄膿症ってやつ。
で、膿や鼻水を出やすくする(排出する)薬と痛み止め、それに抗生剤を処方してもらった。薬を飲むと痛みは随分と和らいだ。鼻の通りも良くなった感じ。

ここでようやく本題。
音を聴く場合、耳(鼓膜から耳小骨)だけで聴いているわけではなく、骨からの伝導(骨伝導、主に頭蓋骨)でも音を感じ取っている。
副鼻腔は主に鼻腔(いわゆる鼻の穴)と眼窩の間にあって、所説あるが、その機能の一つに音声の共鳴に関わっているとも言われてる。要は骨を伝わってきた音を増幅する働きがある。
そうすると、炎症などで膿が溜まると共鳴機能が損なわれることになる。
実際、鼻が通るようになって中音域~高音域の量感が明らかに増した。特に人声が良く響いて聴こえるようだ。
副鼻腔炎になったら速やかに耳鼻科を受診することをお勧めする。

信じるか信じないかはアナタ次第、です。


2017年1月12日木曜日

来来! SONY CDP-777ESJ

以前のブログ(ここ)でCDPが欲しい、と書いた。
昔使っていたソニーのCDPを今のシステムに組み込んだらどうなるか?興味深々・・・。という内容。
昨年の暮れ、田中君(仮)が、CDプレーヤーが不調ですっかり使っていないので要らんかねと言ってくれたので、遠慮なく頂いた。こちらはそれ相応のものを支払おうと思っていたが、動かん機械やしタダで構わんと。お正月にそっちに行くついでに持ってってやるから、まあ、ガソリン代くらい出してくれればOK、有り難いなんてね。なんとまあ太っ腹なこと。ちょっと申し訳ないなあと思い、輸入ウイスキー1本ぐらいの額をお礼に差し出すことに。

確かに、動かない。トレイはスムーズに動くものの、ディスクを読み込まない。カサカサと音を立てるだけ。仕舞いにはディスクを飲み込んだままトレイも開かなくなった。
お正月は母のこともあったので、そのまま放置していた。で、一昨日くらいに電源を入れてみると、読み込んだ(驚)。少しトレイを揺すってやるとトレイも開く。そこで、アンプに繋いだところ、読み込まない(凹)。まあ、機械には全く疎い七味。成り行き任せ。電源を入れたまましばらく置いておくと読み込んだ(驚×2)。ただ、まだトレイがすんなりと開かないことあるなど、動作は不安定。キズの多いディスクも音飛びする。やっぱりピックアップがヘタってる?
外観は汚れている。大きな瑕疵は一つだけ。天板のネジが無いくらい。目立つキズはナシ。あと、リモコンもダメ。まあ、鳴ってくれれば良し。
田中君によると、中越沖地震以降全く動かしていないらしいので、ちょっと動かしてあげるとイイのかもしれん。なんかこのまま動作が安定してくるんじゃないかと希望的観測をもっている。

どうなることやら・・・楽しみではある。

さて、母も昨日からリハビリと食事が始まった。お腹も動きが出てきて、結構な量のウンチがでた。今日はリハビリの先生に腹が減ったと訴えたらしい。食い意地の張っている婆さんである。
近々、抜糸の予定。そうするとお風呂にも入れてもらえそうだ。良かった、母!

とりあえずこんな感じで置いてみた
アップは汚れが目立つのでご容赦を




2017年1月9日月曜日

没頭してますEQの調整  プレートル 逝く

母の手術、入院とせわしないことこの上ない3連休ではあったが、空いている時間を見つけて音楽を聴いたり、EQの調整を繰り返していた。
全く、何をやっているのかとお思いかもしれない。正直、自分でもそう思わないでもない。ただ家にいても特にすることがなく、手持ち無沙汰であることは否めないんです。もちろん見舞いには毎日行っている。場合によっては昼と夕方の2回も。でも病室に居ても特にすること、できることは何もない。
勿論、心配は心配。不安ではある。そんな気持ちを紛らわせるのにEQの調整はうってつけなんである。何かに没頭していたい。ある種、自己防衛なのだろう。現実逃避とも言うかー。

そのEQであるが、概ね良い感じに調整できてきたのだが、そうすると段々と欲が出てきて、もっと良いカーヴにならないものかとイジリ過ぎてしまう。で、結局ワケが分からなくなってドツボに嵌る、といういつものパターンに。
こうなったら最後、このまま足掻いて粘ってそれなりの落としどころを見つけるか、それとも一度チャラ(フラットの状態を測定すること)にしてしまうかのどちらか。で、チャラの方を選択。とはいっても今はまだまだそんな(測定する)気分にならないので、このまま遊んじゃえ、とばかりに攻めたカーヴを作ったりして遊ぶことに決めた。意外と瓢箪から駒的にナイスなカーヴが見つかるかも?

フランスの指揮者、ジョルジュ・プレートルが亡くなった。92歳という。2008年と2010年にWPh.のニューイヤーコンサートの指揮台に上がった辺りからすっかり巨匠指揮者の仲間入りを果たした感じか。フランスの指揮者ではあるが、出身がフランス北部というか、ほとんどベルギーとの国境に近いことも関係あるのかないのか音楽はフランス的洒脱というよりは明確・明朗、現実的という印象。

ということで、80歳を記念したディスクを。80歳だけれどもEMI音源なので、主に壮年期の録音が中心。

EMI 5 86114 2 




2017年1月7日土曜日

老眼鏡と母

一昨年の秋に職場で使う用に眼鏡を作った。
家では、100均のものやもう少ししっかりとしたもの(1000~3000円くらい)を使っていたがやはり目の疲れからくる肩こりや頭痛、来ない頭痛や肩こりなども酷くなったりした。
そこで、眼鏡屋が新春初売りで3900円で眼鏡を作ります、というので作ってもらった。
老眼だけでなく、乱視も入っているということは昨年眼鏡を作った時に言われていた。で、その辺もしっかり調整してもらってレンズを作ってもらったら、コレが非常に塩梅が良い。眼の奥のコリが随分と軽くなった。
こんなことなら、もっと早く作ってもらえばよかった。
まあ、フレームのデザインは今一つではあるが、良しとしよう。

本日も母を見舞ってきた。
ちょっと目が離せないような患者の場合、ナースステーションのすぐ近くの部屋となることが多い。
母も集中治療室から一般病棟に上がった時はナースステーションの傍らの部屋であったが、今日行ったらちょっと離れた4人部屋に。点滴はしているが、酸素マスクとフォーレ(オシッコの管とバッグ)も取れていた。これは良い兆候。相変わらず眼は開かないが、呼びかけに応答も出てくるようになったし、看護師さんがしてくださる口腔ケアにも口を開け、協力するなど反応が出てきた。
この調子ならご飯も食べられそうだが、どうなるか。
怖いのは、感染症。このまま何も起きぬように、と願うばかりだ。

バタバタのヘトヘト

母は結局、一昨日に緊急手術ののち、入院となった。
主治医によれば手術は腸の切除には至らず、比較的軽い内容で済んだ、とのこと。
経過良好ということで、昨日のうちに集中治療室から一般病棟に移った。
昨日も見舞ったが、今だにウトウトしている状態。手術前、上手くいけば2、3日後には口から食べることも可能ですと説明があったが、ウトウトしているようでは経口摂取は難しそう。身体が硬くならないようにリハビリテーションをしますとも言っていたが、連休に入ってしまったのでこれも連休明けからとなりそう。
救急病院なので、そう長期の入院は叶わないだろうし、このままご飯が食べれない状況が続くと厳しいことになる。まあ、覚悟はできているのだが、病院で最期を迎えさせたくないなあというのが正直なところ。
後は、母の頑張り(80歳にならんとする母にはこれも酷な話ではあるのだが)に期待するしかない。

自分はというと、年末の仕事納めを休み、そのまま年末年始を迎え、4日の仕事始めの日以降も連日の途中早退。すっかり職場には迷惑かけまくってしまっている。

寝ていても、いつ連絡があるかもしれず、熟睡というわけにもいかず。ほんの少しの時間聴くバッハが何よりも心の慰めだ。でも肩から頸にかけてのバキバキ感がハンパない。そんな中、昨日、九州の姉が来た。約2年振りに会う姉はホント頼もしい味方の到来、ではある。

2017年1月2日月曜日

Zukerman & Neikrug 愛の挨拶 

年末年始の休みは31日から3日まで。大晦日、元日と慌ただしく過ぎてしまった感じで、今日を入れても、あと2日しか休みがないと思うとがっかり。

さて、今日も母のグループホームに顔を出し、そのあとはブックオフへ。確かセール中だったと思い、行ってみると、本だけでなくCD・DVDも20%オフだった。CDは目ぼしいものはあまりなくて、ガッカリだったが、ズーカーマンとナイクルグのアンコール集の国内初出CD盤があったので迷わず購入。
ズーカーマンのあんまりナヨナヨしない、一本筋の通った太い美音が好きで、少しづつ見つけては集めている。最近はバイオリニストよりは指揮者として名前を聞くことも多いかも。確かヴィオラ奏者としても活動していたっけ。

この盤ではないが、セント・ポール室内管とのベートーヴェンのロマンスのCDがよく、行きつけのオーディオショップのデモで掛かっていた。
CDプレーヤーの購入を考えていた当時学生だった七味に店員さんが、持っているCDプレーヤーとの聴き比べにとこのCDを貸してくれた。今考えても、親切だったなぁ。
冬休みの誰もいなくなったアパートで、お借りしたCDをバイトから帰った夜中に繰り返し聴いたのは懐かしい思い出。
そんな訳でズーカーマンのバイオリンは強い刷り込みもあって、好きなのだろう。
84年の録音。フィリップス。あの頃、フィリップスの音はシルキーで自然な感じが他のレーベルの音に比べても一段高級な感じがしたものだ。今聴くとちょっとデジタル臭くないわけではないが、それでも立派に思える。

今日、イトコのうな君が遊びに来た。システムの調整不足などもあってちょっと慌ただしい感じで申し訳なかったス。今度来た時にはもう少しマシな音をお聴かせできるようにしておきます。

Philips 416 158-2

Philips 416 158-2

2017年1月1日日曜日

明けましておめでとうございます  年越しは天路歴程で

明けましておめでとうございます

今年の年越しはRVWのThe Pilgrim's Progress「天路歴程」で年またぎ。もちろん深夜なので、ボリュームは絞ってね。それにしても大晦日のテレビはツマンナイ。
EMIのホーム・オペラ・シリーズの1枚。ボールトの指揮LPO、その他の演奏。

思わしくなかった母の容体が落ち着いたこともあって、この大晦日は平穏に過ごすことができた。
で、今日も様子を見に行ってきた。
今日は少し水分や栄養流動食をわずかながら口から食べてくれたそう。この3日ほど何も口にしていないこともあって、このあとも以前のように食べられるようになるのかどうか。まだまだ油断は出来ない。熱がまた上がってきたのも心配。何からくる熱だろうか。

The Pilgrim's Progress。日本語では「天路歴程(てんろれきてい)」、もう少しくだけた言い方では「巡礼者の前進」。「天路歴程」は中国で出版された際の書名そのままになっているため。17世紀、イギリスのバニヤンによって書かれた寓話物語を基にした音楽劇。
元の物語を読んだことがないので、正直、この劇の内容や演奏をどうこう言えるほどには分からない。難解といえば難解、平明といえば平明。いずれにせよRVWテイスト満載の曲で、音楽に身を浸しているだけで心地よい。聴き進むうちに幸せな気持ちが満ちてくるといいましょうか、何だか気力が湧いてくるといいましょうか、だんだんと心が平穏、平らかになってくる。そんな音楽。

ということで、ちょっと波乱含みですが今年もスタートです。よろしくお願いします。

同じ記事を誤って公開してしまい、差し替えました。失礼しました。

EMI 7 29126 2