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2017年7月23日日曜日

温泉へGO!

この週末は、急きょ温泉旅行へ。金曜の夜に岩室温泉の旅館を予約。一泊二日の家族旅行と相成った次第。前々から、温泉行きたいねー、と話してはいたが、夏の各自のスケジュールを見ると夏はそれぞれ予定が入っており、空いていたのが今週だけだったというわけ。
岩室温泉は上越から行くと、新潟市の手前、海から少し入ったところにある。そんなわけで、行きしなにそれぞれ新潟で買い物をして、上越に戻る途中に寄る格好で岩室温泉へ。

ということで、七味は新潟市にある、オーディオサロン紫竹山(しちくやま)へ。ここは元はブックオフ・ハードオフ紫竹山店だったが、何年か前にハードオフ系列のオーディオサロンとしてオーディオと音楽ソフト専門の店舗となっている。行ってみたいとずっと思っていたが中々行く機会に恵まれなかったがようやく念願がかなった。雰囲気・方向としてはハイファイ堂に近いのかな?
1階はオーディオ、2階はジャンク・オーディオとソフトとなっていて、CDは1枚850円くらいで、普通のブックオフの基本1000円からすると少し安めの価格設定。中古LPも国内盤中心だが豊富。
実はちょっと気になるアンプがあって、試聴できないものかと思っていたが、お客の一人が長々と店員と話しをしていたので遠慮した。ソフトをみて下に降りるとまだ話をしている。結局諦めた。
LP2枚と、CD2枚を購入。カラヤンのEMIのブルックナーは大収穫。この辺りは機会を改めて。

それにしても、温泉旅行は何年振りだろうか。日帰り温泉にはよく行くが、温泉はやっぱり泊まりに限る。ここは含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉ということで、硫黄臭く、少々塩っぱい温泉は身体がほど良く温まり、疲れも取れた。
聞けばこの日は満室とのこと。大学生のグループが結構いた。あと、子供を連れた家族連れも多かった。しかし、プールがわりに浴槽で泳ぐのだけは勘弁して欲しい。親も注意しろよ、と。
午後、露天風呂の縁に座って涼んでいるとなんだかすっかり牧神(パン)の気分。生ぬるい風に気怠さ満点であった。
夕食は運転のご褒美に妻が付けてくれた冷酒でほろ酔い気分。
2日目の今日はあいにくの雨。天気が良ければ弥彦山の山頂まで、と思っていたが断念。一路我が家へと帰ってきた次第。
運転は疲れたが、良い休みとなった。

オーディオサロン紫竹山での獲物



2017年7月18日火曜日

復調の兆しアリ? Rossini Overtures

3連休最終日の昨夜は少し熟睡できたおかげで疲れが取れたようだ。
相変わらずの蒸し暑さ。窓を開け、風を招き入れても室温は30℃超え。エアコンを入れた。体調もよくなったのか、音楽を集中して聴くことができるようになってきた。
今日は、半日休みを頂いて、隣町の金融機関へ。保険受取人の名義変更の手続きに行ってきた。手続き自体は5分かからずに終了で、ちょっと拍子抜け。

このところ、777ESJのトレイがスムーズに開かなくなってきた。修理に出したいところだがどうしたものか。
CDプレーヤーに限らず、身の回りの機器の不調が多い。iPhoneのタッチパネルが効かなくなったり、PCのメール受信が上手くいかなかったりと困ったものである。
それでも最近はエソテリックの出番がかなり少ない。ソニー8のエソテリック2くらいの割合。すっかり主役の座を奪った形。音の拡がりや描出力ではエソテリックが上回るのだが、如何せん響きが薄い。音楽の厚みや佇まい、潤いと云った点はソニーの方が良い、と感じている。

さて、金融機関に行ったついでに寄ったBOでロッシーニの序曲集他2枚を購入。
ロッシーニはシャイー、メータ、マゼール、それにショルティの指揮による寄せ集め盤で6曲入り。普段、ロッシーニはほとんど聴かないし、作曲家にそれほどの思い入れといったものもないのだが、これが結構面白く聴けた。余裕があります。快楽のポイントを的確に刺激してくる感じ。
なんでしょう?次から次へと豪華で美味しそうな料理が眼の前に運ばれてくるようなそんな楽しさ、とでも言えばいいでしょうか?
それにしても上手くできているなあ、と聴くたびに感心させられる。でも意外と演奏は難しい?

録音年は不明ながら、デッカの音源。悪いハズありませんね。
収録曲と演奏者は以下の通り。

ウィリアム・テル シャイー/ナショナルPO.
絹のはしご メータ/イスラエルPO.
どろぼうかささぎ マゼール/クリーヴランドO.
セビリアの理髪師 ショルティ/シカゴSO.
アルジェのイタリア女
セミラーミデ  ショルティ/コヴェント・ガーデン王立歌劇場O.

演奏者が違うことで、さらにバラエティ豊かに。とくにマゼールのどろぼうかささぎは恰幅の良い演奏。ショルティの3曲はやっぱりショルティ。小気味よさというよりは一気呵成。

London F28L-28023







2017年7月16日日曜日

カートリッジの消磁について カミソリが郵送されて来た!

すっかりバテバテの七味。
そんなわけで、音楽を聴いても集中できず。ついウトウトしてしまうことが多い。

今日もウトウトしながらメータの惑星のLPを聴いていると、何だかおかしい。ボボのテューバが左側からブリブリと聴こえている。寝ぼけつつもおかしいと分かった
もしや、と思いMCトランスのRCA接続を見る。やっぱり左右逆だった!テヘッ。
レコードを聴く前に、MCカートリッジを消磁した際に間違えたようだ。ぼんやりしながらの作業はやっぱりダメだわ。

カートリッジの消磁。必要ない、という方もおられるが七味はした方が良い結果が得られるように感じている。随分と昔にはカートリッジ用の消磁器がいろいろと発売されていたようだが、最近はあまり見かけない。あっても結構お高い。
4月に伺ったKさんはラックスマンの消磁器を使われていた。
要は左右をショートさせればよいわけで、七味は下の画像のようにRCAのメス-メスのアダプタに左右のピンを差し、5分ほどレコードをトレースして消磁終了。
安上りでいいのだが、今回のような結線の間違いもそうだが、抜き差しによる断線やピンの破損が心配。
皆さんはどうされているのだろうか。

先日、大手レンタル店などで使える青と黄色のポイントカード会社から妻宛てに、何故かS社の男性用T字カミソリがDMで送られてきた。このポイントカード、近所の大手ドラッグストアでも使える。支払いは妻がすることが多い。
からくりは多分こういうことだろうと思う。
七味はG社のカミソリを愛用している。替え刃ももちろんG社。このドラッグストアで購入する。その際、ポイントが付くが、その購入データを使って、S社が「我が社のカミソリも使ってみてくださいよ」ということなのだと思う。
そうすっと買い物時に、このポイントカードにポイントを溜めた際の購入品目のデータがメーカーに流用されているわけで、何だかちょっと気持ちが悪い。

さて、送られてきたカミソリ。DMにはある期間までにS社の替え刃を買うとポイントをサービスすると書かれていたが、正直いって使いようが全くない。G社の替え刃がまだたくさん残っているし・・・。
バザー行、決定!・・・か?

両端がメス-メスのRCAプラグ

フォノ・ケーブルの左右RCAピンの間に差す

5分ほどそのままでレコードをトレースし
消磁が完了!


2017年7月8日土曜日

Ansermet / OSR Ravel Orch.Works

いまだ、被害の詳細が明らかにならない九州北部豪雨。被害に遭われた方の無事と安全を心から祈りたい。当地、越後上越も先日、豪雨に見舞われて大騒ぎであったが九州の被害の甚大さと言ったら・・・。

今日、天気予報では30℃超えらしい。朝から窓を開けているが一向涼しくならない。それでも10時過ぎからは少し風が出てきて涼しい。午後からはエアコンが必要か?

さて、以前のブログでアンセルメのダフニスを聴いてみねばならんなぁ~、と書いた。ネットで物色するも成果のないまま物欲だけが膨らんでいたところ、ヤフオクに3枚組の国内盤LPボックスが出ていた。手頃な額であったので早速ポチッた。ほかの方と競ることもなく無事落札。今しがた届いた。
クラシック音楽を聴き始めた中学生の頃、アンセルメの廉価盤LPが大量に出ていたが、当時の七味の優先順位としては低かったこともあって、全くのスルー。まあ、お金もなかったしね。仕方ない。
キングから出ていた廉価盤CDはブックオフなどにもよく出ていたし結構買った。ただ、音質的にはどうなのかはわからない。デジタル期には来日公演時のアンサンブルの不評などもあって一般の評価も低いものだった。デッカもデュトワを使って、アンセルメのレパートリーをCD化していてアンセルメはすっかり過去の人扱いになってしまっていた。
アンセルメの良さに気が付いたのは、これも中古で買ったベルリオーズの幻想を聴いて。コレを聴くまでは、ミュンシュに代表されるような勢いのある演奏が好きだったがアンセルメを聴いて目から鱗が落ちた。音の重なりのバランスの変化で音楽を作っていく幻想に痺れた。スイス・ロマンド管を約50年に渡って率いたのも頷ける話。

届いたLPを早速聴いてみる。目立ったキズはないものの、結構な盤の反りがある。BOX仕様での長期間の保管ではよくあること。ここはDS-20の出番。コレのおかげで反りのあるLPも不満なく聴ける。
うん、いつものアンセルメ/OSRの音だ。ビシッと一本筋の通った落ち着いた演奏。ヨレヨレとすることはあるが、ブレのない演奏。OSR決して上手いオケではないが、このオケ(ホール?)特有の艶感に何とも言えずウットリ・ゾクゾクとさせられる。
小澤/BSOほどには華のない演奏だが、品の良さを感じさせる。

London SL1150~2

充実の解説書

外周スタビライザー Trio DS-20


2017年7月2日日曜日

Gisela May Kurt Weill Die Sieben Todsünden(七つの大罪) 他

昨日は物凄い雨。市内河川の氾濫や土砂災害に備えて避難勧告や避難準備情報が出た。
幸い、大きな被害もなく、夜にはすべて解除となった。

このところの業務の忙しさと副鼻腔炎や毛嚢炎の悪化、急な蒸し暑さでマイルドな熱中症になるなどあってもう、ヘトヘト状態の七味。
この週末、久しぶりにオーディオに触ってみた。
そういえば昨年もこんな感じでヘトヘトになったことがあったな。

取り出したのはワイル=ブレヒト のディスク。
先日ソラリスさんが、ブログ ‵出町隠居のつれづれ草′のなかで紹介されていたこともあって、あとあまり重くないもの、ということで。
ワイル=ブレヒトのラインは好きなのだが、内容は正直よくわからない(笑)。でも聴いていて楽しい。
聴いたのはギーゼラ・マイ他、ケーゲル指揮ライプツィヒ放響による七つの大罪、そのほか。
戸田ブのグッドタイムスのブースにあったのを迷うことなく購入した。ベルリン・クラシックス。
七つの大罪のほか、ベルリン・レクイエム、三文オペラやマハゴニー市の興亡などから数曲が収められている。
ワイルのディスクはこの他に、ベルティー二の交響曲とワイル夫人であったロッテ・レーニャのもの2枚くらいしか持っていない。交響曲はあんまりピンと来なかった。
大戦間期ベルリンの持つ猥雑さと熱みたいなものが、この蒸し暑さには持って来いのワイルである。

Berlin Classics BC 2069-2

Berlin Classics BC 2069-2
ケーゲルのほか、レーグナーも参加している

Sony Classical MHK 60647

Sony Classical MHK 63222

ロッテ・レーニャ
映画「007 ロシアより愛をこめて」のクレッブ大佐役で有名

2017年6月28日水曜日

う~ん、悶絶

今日、病院で毛嚢炎(もうのうえん)の切開処置をしてもらった。
かれこれ3週間、腋の下の下にできた毛嚢炎に悩まされていた。いつか頭が出て破裂するのではないかと期待もしたが、そんなことも無くただ時間だけが流れた。
今週に入って、腫れが酷くなり痛みも増してきたので、受診することにした。

切開そのものは別に痛くはない。痛いのは処置前の麻酔。腫れている患部の周りに麻酔注射をするのだが、これが声もでないくらい痛い。痛みを感じなくするために打つ麻酔注射が最も痛いとは皮肉な話だ。
患部をおよそ1㎝ほど切開してもらった。かなりの血膿が出た様子。化膿したり、また膿が溜らないように縫合はせず、抗生剤の軟膏を塗ったガーゼを患部に詰めてある。処置後しばらくするとかなり痛み出した。処方された頓服の鎮痛剤を飲んだら、痛みがウソのように引いた。

今週はもうおとなしくしているしかないかな。

それにしても、このところの仕事の忙しさは異常。昼の休憩もろくろく取れない。こちらも悶絶ものだ。

2017年6月24日土曜日

777ESJ の調整(つづき) 調整用の小物類のご紹介

新潟もようやく梅雨入り。先日までの肌寒さがウソのように蒸し暑くなってきた。
梅雨はウーファーが重くなってしまうのでオーディオ的にもイヤな時期だ。

タオック TITE 25PINの下に敷いたスペーサーを紙からブチルゴムシート(自作)に変えてみたものの、聴き込むうちに段々と低音域が膨らみ過ぎていると感じてきた。
中~高音域にかけての響きや余韻などは随分と良くなったと思う。
これはこのままで、も少し低音域を締めてみたくなった。

で、ブチルシートを止めて、皮革(合成)を敷いた。20㎝×20㎝くらいで300円くらい。以前に手芸店だか、どこかで購入してあったもの。これを適当な大きさ(今回はTITE 25PINの円周の大きさ)に切り抜いて敷いてみた。
すると、これがまことに具合が良い。響きや余韻はそのままに低音域の膨らみが随分とスッキリとした。合わせてエソテリックの天板の上に振動止め目的にインシュレーターを置いてみた。

ホントなら、回転系のオーディオ機器はちゃんとした台に置きたい。器械の上に直に積み重ねるのは避けたいトコロ。とは言ってもスペースも限られているしこれは窮余の一策。仕方ない。

このところダフニス全曲が面白く聴けるようになって、この曲の良さが少し判りかけてきた七味。
クリュイタンスやマルティノン、それにマータやブーレーズ、そして小澤と聴いてきたが、ふとアンセルメ盤を所有もしてないし、聴いてもいないことに気が付いた。フランス音楽、バレエ音楽のスペシャリストであるアンセルメ。これは是非とも聴いてみたい。が、CDでは現行盤は32枚組だかのBOXしかない。国内廉価盤でもよいからLPで、とも思うがそうそう良い出物があるわけでもない。と思っていたらLP復刻盤があることが判明。ただ3000円ちょっとするので思案中。
渇望を癒すために、アンセルメのペトルーシュカを聴いた。デッカの好録音盤とはいえ、以前は流石に古さを感じたものだが、充分な対策をした777ESJで聴くと聴き違えるほどに新鮮な音がする。

適度に音の線が太く、中音域に厚みを持たせ、上手く音を作って綺麗に聴かせる感じ、はエソテリックSA-10にはない魅力。音の質感としてはアナログライクな感じかもしれないが広がりはあまりない。お化粧濃いめで上手く魅せて(聴かせて)いる、ともいえる。SA-10のほうは、もう少しザラザラ・ゴリゴリッとした生々しい感触の出音で、上から下まで均質に良く伸びている感じ。ステージの広がりは圧倒的にこちらが上。ナチュラルメイク風の音は現代的なサウンドといえるかもしれない。

こうなってくるとこの時代のSONYのDACを奢ってやりたくなる。お金ないけど…
777ESJ、まだまだ化けそうである。

下の画像はオーディオセッティング(主にスペーサー)に使っている小物たち。皆さんも色々工夫されておられると思うし、お使いのものがあるかもしれないが、簡単にご紹介。
我が家は床が傾いている、というか歪んでいる。リスニングポイントから向かって左は右のほうに傾き、右側は左に傾いている。大雑把にいうとオーディオ機器の辺りが凹んでいるようなのだ。よって、どうしても水平を取るためにスペーサーを機器の下に咬ませる必要がある。傾きの調整は大きくは皮革シートを使い、細かい所・微調整は栞を使っている。

各種スペーサーのなかでも戸田ブの栞はまことに使い勝手が良い。これを見つけるまでは単語カードを使っていたが画用紙と同じ紙質なので、柔らかくて折れやすかった。この栞は画用紙より硬く折れにくく大きさも適当で重宝している。
皮革も適度な厚みがありつつクセが少なく、振動を上手く逃がしてくれているのではないかと思って我が家ではスピーカーの袴の下やレコードプレーヤーの脚、アンプを載せているタオックのボードなどの傾きの調節にも使っている。
ばけぺんさんから、47研究所の皮革を使ったインシュレーターをご教示いただいた。感謝。
さっそくホームページを見ると、あった。鹿革。高級じゃん。我が家の牛皮と比べると格段に柔らかそうである。

戸田書店(戸田ブ)の栞
適度な厚みと硬さが使い勝手よい
半分に切って、二つ折りにして使うことが多い。

ブチルゴムシート
ブチルテープを適当に切って、クラフトテープでサンド
最近はあまり使わなくなった。

皮革シート
白い方は多分、牛皮で、黒い方が合成皮革。あまりクセはないと思うが不明。
とても使い勝手が良いが、丸く切るのが、ちょっと面倒ではある。







2017年6月23日金曜日

777ESJ カムバック!

見違えるような響き!ちょっと鳥肌モノだ。
ソニーのブランドは伊達じゃなかった。

先日TAOCのTITE 25PINというピン・プレートインシュレータの上の方だけを購入し、LINNのスパイクベースと合わせてソニーの777ESJの脚の下にセッティングした。
その日は時計は9時を回って、音楽タイムをオーバーしていた。で、翌日CDを聴いてみると、イヤにキンキンとした感じで、耳に刺さる出音が気になった。
そこで、スパイクベースの下にブチルシートを挟んでみた。すると、キンキンした感じが後退し、どっしりとした低音域に支えられて中~高音域にかけて軽やかに舞い漂うような出音に変化した。もちろん耳痛い感じは皆無。

キース・ジャレッドのゴールドベルクを聴いた。
どっしりとした音楽の佇まいや各変奏の終わりのフワッと漂うチェンバロの響きはエソテリックからは聴いたことがないような音だった。頸の後ろのゾクゾクする感じが止まらない。

今年の正月にやって来た777ESJだが、エソテリックの上にポン置き状態。やはりかなりの振動を受けてたみたい。潤いがなくせせこましい感じの音がした。25年前のプレーヤーだし、エソテリックもすでに10年選手ではあるけれど両機には15年の開きがある。性能差は如何ともしがたいいものがあるなあ、と思っていた。正直なところ、実はちょっと失望していた。
が、どうだろう。777ESJ負けてない。いや全体的な出音の佇まいは七味の好み。中音域の密度濃い感じはエソテリックにはない大きな魅力。そしてピラミッドバランスともいえる各帯域間のバランスの見事さ。
恐れ入った。ソニーはやっぱり凄かった。

乳がん闘病中であった小林麻央さんの訃報。いつかこの日が来るのだろうとは思っていたものの、やはり悲しい。テレビの報道を観て落涙。34年の人生はあまりにも、早すぎる。
ご冥福をお祈りしたい。

2017年6月20日火曜日

TAOC TITE25PIN 購入

先日のブログで、なんだかクタクタと書いた。その時は単なる疲れかと思っていた。
月曜日、職場についてしばらくすると身体が怠い。しかも頭が痛い。汚い鼻水も出る。
こりゃあ、副鼻腔炎が悪化したなと思ううちに熱も上がってきた。
先々週の風邪症状がぶり返した形だ。少し早めに退社し急ぎ耳鼻科へ行き、抗生剤を処方してもらった。
昨夜はもう身体ダルダル。汗びっしょりで寝た。でもそのおかげで今朝はスッキリ。昨日までの怠さがウソのよう。
懸案の行政の監査も自分の部署は何事もなく無事終了。その解放感から、ちょっと遊んで帰ったら今度は妻がダウンしていた。なんでも39度の熱だそう。まあ、ジャニーズのコンサートに泊まりで同窓会と2週続けて飛び回り騒いだ疲れが出たのだろう。

さて、ソニーのCDPに使おうと思って、タオックのスパイク付きのインシュレーターTITE25PINを中古で買った。6個。本来は3個で一組なので2セットになる。一組、すでに導入していてエソテリックのCDPの脚に使っている。エソは3点支持なので一組で事足りる。ソニーは4点脚なので、どうしようかと思っていたところに、6個の出物。しかしスパイク受けはナシ。でも、その分安価(3500円)。まあ2個余るが良いだろう。スパイク受けは適当なものがあるし。

ソニー777ESJは出音は綺麗だが今のセッティングでは、ちょっと膨らみ気味。もう少し引き締めてみたいところ。
で、付けてみた。下になっているエソが3点支持脚なので、作業するには非常に安定が悪い。結局ソニーとベリンガーをどかす羽目になって結構な作業量となった。

音の評価の方は明日以降に。

丁寧な梱包

スパイク受けはLINNのスパイクベースを流用

エソテリックSA-10の脚
最近まで、間違ってスパイクベースを上にしていた。

777ESJの脚に付けたところ
エソの天板にキズを付けないようにスペーサーを挟みこんでみた



2017年6月18日日曜日

Svetlanov / USSR State Academy SO. Rachmaninov Sym.1

先週、うな君が持ってきてくれたスヴェトラーノフのラフマニノフのLPを漸く聴いた。
交響曲第1番は既に交響曲全集の形でCDを持っているが、今回LPで聴いてみて改めて録音の良さに感心した。
感心した、といってもすべてがOKなわけではなくて、特に終楽章の終結部の前にアッチェレランドが掛かりゴングが鳴り響くあたりはもう、それこそマイクには全く収まっていない(笑)。
戦車が坂道を転げ落ちてきて大事故、みたいな演奏と音。何度聴いても腹を抱えて笑ってしまう。

それでも3楽章までは、弦の艶やかさが光る。CDではなかなかこんな音にはならない。
国内廉価盤だが、日本ビクターのマスタリングが上手いのだろう。


昨日のAKB総選挙を観た。NGT48の荻野由佳が第5位に。
基本、AKBやNGTには全く関心はないのだが、5月末の中間発表では荻野由佳が1位に。このまま1位ということはないと思いつつもどこまで順位をキープできるのか気になっていた。
それにしても昨年の圏外からいきなりの5位はスゴイ、と素直に思う。思う反面、結局はファンがたくさん投票権付きのCDを買ったり、サービスを利用するかに掛かっているところが、腑に落ちない。
それにしても、順位発表後のスピーチが皆さんしっかりしていてオジサンは感心した。

今日は、何だかクタクタで、あまり音楽も聴かずに一日中ゴロゴロとしていた。
なんだか疲れが溜まっているみたい。

2017年6月17日土曜日

LvB Comp.Piano Concerts W.Kempff Leitner / BPh.

6月に入ってからは、好天・曇天問わずに少々肌寒い日が続いている。大層汗かきな七味にとっても涼しいを通り越して寒すぎるように感じ、長袖の軽い上着が手放せない。

来週、職場に行政の監査が入ることもあって帳票類のチェックで忙しかった七味。もうヘトヘトのクラクラ。今週は帰宅も遅く全く音楽が聴けなかった。
週末となって、ようやく音楽が聴ける。

久しぶりにベートーヴェンを。
取り出したのはケンプとライトナー/BPh.のコンチェルトの3番。今はもうなくなってしまった長野市の中古レコード店アンサンブルで買い求めたもの。5枚組でケンプのピアノ協奏曲全曲にフェラスのバイオリン協奏曲がついた国内企画盤。レーベル面には"TIME/LIFE RECORD LIBRARY"というシールが貼ってあって、元々は個人の収蔵ではなかった模様。盤は厚くレーベルにはチューリップサークルもあってかなり前の発売だと思う。盤質は盤によって差が大きく、バイオリン協奏曲や皇帝はスクラッチノイズも多め。詰め込み盤なのでレンジ感の若干狭いし箱の状態もあまりよくない。
当時、DGの看板を背負っていたケンプ。ケンプ、それにしてもケンプの変換がどうしても"絹布"になるのはどうして?でも"絹布"とは、絶妙に上手い誤変換ではある。
絹布(もういいや)の名前と顔を知ったのは、父のレコードコレクション(というほどではないが)の中にあった、ベートーヴェンの3大ピアノソナタ「悲愴・月光・熱情」のLPであった。
昔の今も絹布の印象は変わらない。大家(おおやではなく、たいか)、の割には何だかテクニックがおぼつかず、聴いていて心もとない。でも聴いているうちに段々と良いと思えてくるから不思議。
スキだらけに思えて実は殺気が漲っている…みたいな居合の達人のような感じか。うかつに踏み込むとバッサリやられてしまう。考えすぎか?

で、3番と5番を聴くと、これがやっぱり良い。
大らかな演奏ながら、決まるところはパシッと決まる。絹布のピアノは挑みかかって来るようなところがなく、優しく包んでくれる。伴奏とのベクトルも揃っている。ライトナー、地味ながらしっかり絹布を盛り立てている。これがカラヤンだったら、派手に過ぎて、絹布のピアノは沈んでしまっただろう。
ただ、録音が今一つパッとしない。何だかモコモコとしていて、もう少し細かいところまで出ていればなぁと思うが、仕方ない。

今日、妻は泊まりの同窓会。なんでも23年振りなんだそうだ。さっき、嬉しそうにいそいそと出掛けて行ったところ。
娘は来週、試験があるので隣の部屋で猛勉強中、のハズ。
七味は音楽でも聴きながら、もう少しウトウトさせてもらうとしよう。


レコード番号不明
生誕200年を記念したBOXのうちの一つ?

グラモフォン SLGM-1013

2017年6月11日日曜日

Ozawaのダフニスとクロエで大いに溜飲を下げ、アジフライに頬っぺたが落ちた

小澤、最高にいいじゃないか!

先日購入したエドゥアルド・マータとダラス響のダフニスが七味的には期待外れに終わり、何だか欲求不満であった七味。
日曜日に戸田ブ上越店の中古LPコーナーを物色していると小澤征爾とボストン響のダフニス全曲のLPを発見。レゾナンスシリーズの国内盤ながら盤質良好、値段も財布にお優しいこともあって、即購入。これが大当たり。久々のスマッシュヒット。

なんとも思い切りのよい颯爽としたダフニス。若きオザワの凄さを実感。それになんて瑞々しいオケの響き。オケと指揮者との呼吸も集中力もバッチリ。オケも演奏する喜びに溢れていて、この曲の持つ官能性と歓喜と相まって高揚感がハンパない。全員の踊りではそれが爆発する(ホント爆発って感じなんです)。
録音は74年10月。ボストン響の音楽監督に就任したのが73年だから、就任直後の録音ということになる。この演奏を聴くと、その後29年もの長きに渡ってボストン響を率いたのも頷ける。納得。音楽監督就任当初からオケとは相思相愛だったことがわかる。

B面の内周ギリギリまで溝が切ってあって、音質的にはちょっと苦しいが、それを補って余りある音楽の素晴らしさ。CDでも十分好録音だろうと思う。聴いて損は絶対に、ない。断言しよう(珍しい!)。

ホントはこんな演奏をマータに期待してたんだけどさ。

さて、今日の我が家の夕食はアジフライ。揚げ物は揚げたてが一番だ。しばらく控えていたビールと一緒に。

午後はオルトフォンに変えて

DG 15MG 3082
レゾナンスシリーズは音が良いものが多くハズレは少ない印象

もちろん七味が揚げました
キャベツは千切りの袋入りのヤツ

Denon DL-103

昨日の荒天から一転、気持の良い日曜日となった。窓を開けていると少し肌寒いくらい。
久しぶりのレコードの音の良さに、今日もあれこれと聴いている。

カートリッジはオルトフォンのMC☆20wに代わってDenon DL-103に付け替えた。オルトフォンのMC☆20wがあれば、ほとんどのレコードは気持ちよく鳴ってくれるが、ユニバーサルアームだし、いろいろとカートリッジの比較もしたくなる。ここはやはりスタンダードな国産カートリッジをということで中古のDL-103を買い求めた。
巷間、カマボコ型の音型と言われるDL-103。たしかに中音域がしっかりと出る。高音域をあんまり欲張っていないので派手な感じはしないが、ちゃんと高音域も出ているし低音域もたっぷりとした音だ。
ただ、細かいところや、響きの乗っかりは今一つ。溝の奥まで擦って音に変えるといったタイプではなく、言葉は悪いが上手くごまかしながら聴かせる、そんなタイプ。価格を考えれば、いろいろと欲張るのは無理な話で、ある程度のことは諦めているのだろう。なんだか国産軽乗用車みたいだ。
このあたり好悪が別れるのかも。良くも悪くも実直・愚直、生真面目な国産カートリッジだ。
ちなみに、デノンの白河工場でベテランの女性達が手作業でコイルを巻いているそうな。その女性たちも少しづつ定年を迎えていて、いつまで製造できるかと福島のオーディオショップの店長が言っていた。

音調は組み合わせのシェルによっても変わるが、基本ぽったり、ぽってりした感じで中音域~低音域が膨らんだ感じ。よく言えばどっしり安定した音。
そんなわけで、コレで聴くのは60~70年代に録音された盤、録音がそれほど良くないものは良くないなりにうまく鳴らしてくれること多い。

下の画像はブレンデルとクリーヴランドSQ他によるシューベルトの'ます'。もう少しピアノの音が粒立ち良く響くと鱒も元気よく跳ねるのかもしれないが、膨らみ気味の感じも大物感があってまた良し、か。

シェルとカートリッジの間に高さを稼ぐためスペーサーを挟んでいる
シェルはメーカー不明のアルミ製

フィリップス 20PC-2031

2017年6月10日土曜日

来来! うな君

昨日、いとこのうな君から「明日そっちに行ってもいい?」と電話が来た。後でLINEを見ると、メッセージが。
特に予定のない七味。妻娘ともに出払う予定でもあるし、是非と返事した。
こちらもちょうど、オーディオの調整が一段落もしたが、またぞろ微調整(という要は迷い)したところだったので、声をかけようかと思っていたところだった。
先月、富山であった中古レコードフェアで押さえてもらった戦利品、スヴェトラーノフのラフマニノフの交響曲ほかを携えてうな君はやってきた。

9時から昼食をはさんで3時半くらいまで、LPを中心に音楽を聴いてもらった。
三銃士の集まりはだいたい午後1時から3時間くらいなので、およそ6時間も、というのは少々くたびれる。しかし、やっぱり音楽やオーディオについての語らいは楽しいもの。
我がオーディオシステムのインプレはうな君にお任せするとしよう。

本日イチオシのレコードは、うな君持参のハイフェッツのバッハ無伴奏。モノラル録音なのでMono針で。ハイフェッツというと即物的な演奏をイメージしていたが、さにあらず。思いのほかよく歌い込まれた演奏。モノラルゆえそれほど響きが広がらないがその分凝集力というか音楽への集中力というか、音楽の引力に強く引き込まれた。
もう一枚。イ・ムジチの現代音楽選からレスピーギの古風な舞曲とアリア。最近の演奏に比べてゆっくりたっぷりと音楽を運ぶ様を聴くと、より一層、曲想が際立つように思う。
さらに、もう一枚。スヴェトラーノフのラフマニノフの交響曲第2番。メロディア音源の米CBS盤。初めて見たがこれは珍しい? かなりプチプチ、ザラザラとしたノイズが乗っかるが、音は素晴らしかった。よくLPはプチプチとノイズがあって音質が良くないと云う人がいるが、音質が悪いのではなくて盤質が悪いのだ。そこを勘違いしてはいけない。

それにしても、レコードプレーヤーを動かしたのはいつ振りくらいだろうか?3か月振り?普段は面倒くさくてCDばかり。久しぶりに聴いたLPはやっぱり良い音がする。
同一音源をCDとLPで聴き比べてみたが、やはりLPの方が音数が多いという意見で一致した。あと弦楽器、特にバイオリンなどの艶感はLPの方が確かに、ある。弦を弓で擦っている感じがLPのほうはあるが、CDはそれが希薄なのだ。
では、CDはダメなのか?というとそうでもない。これでも十分に立派な音がする。ただ、LPの音を知ってしまうと…、やっぱりイケない。

以前伺った、糸魚川のKさん曰く「レコードは手を掛ければ掛けただけ音が良くなります」とおっしゃっていた。その通りだと思う。プレーヤーの振動対策などもそうだし、レコードのクリーニングもそう。
その言葉を肝に銘じて、レコードを聴いていきたい。

うな君、たいしてお構いもできず、すまんかったね。部屋も掃除してないし。でも今日はホントに楽しかったわね。また三銃士で会おうさね。

フィリップス SFL-7541
ジャケもポップで秀逸

CBS M33121

Victor SHP-2553 4

Mercury SRI 75016
比較試聴したCD Mercury 434 308-2





2017年6月8日木曜日

Neumann / LGO GM 9

ようやく風邪から復調の七味。しかし参った。今回も熱はさほど上がらなかったが、咽喉の痛みと全身の倦怠が半端なく、職場に迷惑と思いつつも休ませていただいた。
尋常ではなく汗かき故、身体が冷えたか。

さて、風邪でウンウン云っている最中は流石に音楽を聴く気にもなれずにいたが、復調と同時に注文していたマーラーの全集が届いた。
立派になったブリリアントレーベル。当初はいかがわしさ一杯だった。レーベル初期の寄せ集めライセンス盤もそんな一組。ライナーはもちろん、録音データもナシ。その後、ブリリアントがデンオンのインバルの全集をライセンス生産するに至って、見向きもされなくなったか。七味もすっかり見過ごしてた。
まさか探していたノイマンの9番がちゃっかり入っちゃってたとはね。
これを見つけた時は久しぶりに小躍りしてしまいました。

さて、メンバーは以下の通り

第1番:ユーリ・シモノフ指揮ロイヤル・フィル(1994年TRING)
第2番:ハンス・フォンク指揮ハーグ・レジデンティ管弦楽団,他(1986年VANGUARD)
第3番:ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮ロンドン交響楽団,他(1970年UNICORN)
第4番:ハルトムート・ヘンヒェン指揮オランダ・フィル,他(1991年CAPRICCIO)
第5番:ヴァーツラフ・ノイマン指揮ゲヴァントハウス管弦楽団(1966年BERLIN CLASSICS)
第6番:ハルトムート・ヘンヒェン指揮オランダ・フィル,他(1989年CAPRICCIO)
第7番:クルト・マズア指揮ゲヴァントハウス管弦楽団(1982年BERLIN CLASSICS)
第8番:ネーメ・ヤルヴィ指揮エーテボリ交響楽団、他(1994年BIS)
第9番:ヴァーツラフ・ノイマン指揮ゲヴァントハウス管弦楽団(1967年BERLIN CLASSICS)

この中ではシモノフの1番、ホーレンシュタインの3番、それにヤルヴィの8番を所有している。
そう、ダブりのあることが七味の眼を曇らせていたわけ。

お目当てのノイマンの9番。聴き始めたばかりの今のところは正直、よくわからない。コンヴィチュニーが逝って4、5年後の録音だが、響きが随分と明るい。その中にも時折ググッと沈み込むような重い響きが現れる。そしてうねるように弦がよく歌う。全体的には速めのテンポで進みあからさまなデフォルメといったことはしないが、そこはかとない高揚感が魅力か。ノイマンもゲヴァントハウス管もこの曲をすっかり手中に収めているわけでも無さそうだが、この曲に対するほのかな熱と言ったものを感じる演奏、と思う。
当時、この曲はチャレンジングな一曲だったのだろう。ノイマンはゲヴァントハウス管と5、6、7、9番を録音している。
もう少し聴き込んでみたい。

Brilliant Classic 99803





2017年6月6日火曜日

やられたぁ~

月曜、咽喉が腫れて痛いし、身体がダル重~。
先週は随分と寒かった。特に金曜日の朝、寒風の中、雨に打たれて身体を冷やしたせいか。
さっそく耳鼻科を受診した。七味には珍しく熱もあったりして結構しんどい。職場に行き2時間ほど仕事をして早退。
今日も一日年休を頂いた。相変わらず熱は引いたり上がったりしていて落ち着かない。
咽喉の腫れは何だか段々下に下がってきているようで息苦しさも出てきた。
明日は流石に仕事に行かんきゃならんだろうが、しんどいなぁ。

そんなわけで音楽を聴く気にもならず、横になって撮り溜めたドラマを観た。
それでも、少し身体が楽になったので、コンビ二へHMVの支払いに。
最近、CDの通販はコンビニで支払うことが多い。ただ気になるのがHMVの支払い確認のメールが非常に遅いこと。先般の中世・ルネサンスBOXの時は土曜の朝に支払い手続きを終えたがHMVから商品発送のメールが来たのが火曜日。なんとものんびりしている。
大阪のファルスタッフというショップはすぐに確認のメールが届く。そのほかの対応も非常によく、気持ちよく買い物ができる。

さて、何を注文したかというと、マーラーの交響曲全集。ブリリアントの11枚組。しかも寄せ集め的なもの。
V.ノイマンとゲヴゥアントハウス管との9番を探していたが、なかなか見つからなかった。東京でLPを見つけたが予算的に厳しく見送った。単売盤は廃盤で入手難。
先日、ふとネットを見ていたら、ブリリアントのBOXにちゃっかり入っている。ただこのBOXもすでに廃盤。それでもHMVの中古にあった。幸い先の中世・ルネサンスBOX購入時のスペシャルクーポン2000円分があったので迷わず購入した次第。

これが届くころには体調も良くなっているだろうか。



2017年6月4日日曜日

E.Mata / Dallas SO. Ravel Orch.Works

カウボーイズ。そしてケネディ暗殺の街。ダラス。
同じテキサスでもヒューストンは宇宙の街だが、ダラスは石油の街。なんだか明け透けでダーティなイメージが七味の脳内では強い。
そんなダラスのオーケストラ。ダラス交響楽団。そのラヴェル管弦楽曲集。指揮はエドゥアルド・マータ。95年に飛行機事故で亡くなってしまったのは有名な話。七味はもっと早くに亡くなっているものと思っていたが、95年とは。
このコンビはデジタル初期の79年~80年代前半にかけてRCAに結構録音を残している。マータはダラス以外にもロンドンのオケとの録音も多い。が、現在はほとんどが廃盤。中古LPはたまに見かけるがCD化されたものは少ないのかもしれない。
現在はドリアン レーベルのセットがあるかどうか。

そんな中、ラヴェルはラ・ヴァルスと感傷的なワルツはムソの展覧会の絵とともにCD初期にCD化されていて、これは所有済み。展覧会の粘り腰の演奏に仰け反ったものだ。ダフニス(全曲)も録音があることを知って、探していたらファルスタッフというショップにあったので、早速購入。ボレロ、ラヴァルス、スペイン狂詩曲、クープラン、道化師、ダフニス(全曲)に感傷的なワルツが入って2枚組。以前出ていた2CDTWOFERシリーズの1枚。
詳細な録音データは記載ないがこのラヴェル2枚組は79-83年。デジタル初期も初期。

さて、この中で聴きものは、やっぱりダフニス全曲だが、これが七味的には大ハズレ。悪い演奏ではないのだが、いやにモッサリしている。他の曲は思い切りのよい演奏で、七味の思い描く通りのマータの芸を堪能できるが、ダフニスはやけに湿っぽく安全運転に終始している。どうした?マータ。
録音も音の抜けが今一つで、ダラス響のカラリと乾きつつもコシのある響きを捉えきれていないように思う。残念。
まあ、自分の求める方向と違う演奏だからダメってわけではないですが…。
しっかりとした構成感ある地に足ついた入念な演奏ともいえるし、これはコレで悪くはないのだろうと思う。

今日も先日の嵐の余波なのかとても風が強かったが、空気の澄んでいて涼しく過ごしやすかった。

BMG 74321 34171 2

RCA Victrola  7729-2-RV








2017年6月3日土曜日

オーディオの近況 Ozawa / BSO Bartók ; Concert for Orch.

昨日は大荒れ。朝の出勤時、缶コーヒーの空き缶が空を舞うほどの強風。クルマの外気温計をみると何と14℃。ガチガチと震えながらいつものコンビニで一服。旨いもへったくれもなかった。
我が家と同じ大潟区では落雷によると思われる火災も起きた。お気の毒、としか言いようがない。
幸い、我が家のすぐ近くには高い鉄塔があって、そこに避雷針が付いているので、雷さまはそこに落ちる。ただ、サージはやっぱり心配。
今日も風が強く、6月にしては肌寒い。仕舞ってあった長袖Tシャツを引っ張り出して着ている。

EQを中心としたセッティングの近況をば。
この冬、随分とEQ調整に時間を割いた。結構聴ける出音になってきたように思っていた。
が、4月に糸魚川のKさん邸にお邪魔させていただいて、各帯域のあまりのバランスの良さに驚いて帰ってきた。
かなりの大音量にもかかわらず、決して低音域が出しゃばらない。あれだけの大きなシステムなのだし、片チャン30㌢×2発。相当な低音の量だと思うのだが、出音は非常に軽やかな印象だった。このあたり、参考になるのではないかと考えていた。

それから数日後、Kさん邸で聴かせていただいたベームのグレイトをターンテーブルに載せた。するとやけに低音域がブンブン云う。EQのスペアナをみると63Hzを中心にかなり膨らんでいる。SP設置場所の制約も多い七味の部屋。しかもボロ。80~125Hz辺りがかなり膨らんでしまうので、EQで叩いていたが、63Hzとは。それで思い切って絞ってみた。随分と聴きやすく変化。このまま様子を見ることにした。当初はちょっと物足りない感じがした。高音域をわずかに削って帯域間のバランスをとってみると今はほとんど気にならなくなった。
ここにきて、ようやく我が家は低音が出過ぎていたことに気が付いた。トホホ…。
よくよく考えてみるに、この半年ほどは高音域の耳痛な音の対策にばかり注意が向いていた。低音域への関心・注意が知らず知らず知らずのうちに低くなって気付かずにいたのか、と思う。

さて、もう一つ。
スイープ音を使ってのEQ調整を最近になってやってみた。ブィ~ンと音がして、20Hzから徐々に周波数が上がっていくというもの。繰り返しスイープ音を鳴らしてみると160Hz辺りでSP背後のY社の調音パネルが鳴いていることが判明。多分、床からの振動に共振してのことだろうと思う。
この共振、結構音を濁らす原因なんだけども、共振していることがなかなか判らないから厄介だ。判ったとしても部屋の何が何ヘルツで共振しているかを知ることがまた難しい。
実際のところ部屋の何が共振しているのか判れば、対策してそれで済むわけだが、これが電灯の笠だったり、CDラックだったりすると厄介。小物なら片付けてしまえば良いが、大きなものや無くてはならないものだったりする場合は厄介だ。今回は調音パネル。厄介な方だ。
気が付かなければ、そのまま気にせず満足して音楽が聴けるものが、うっかり気づいてしまったばかりに気になってしょうがなくなる…。困ったものだが、これもオーディオあるあるの一つ。

調音パネルの対策は床との間に何か挟むか脚周りをしっかりさせるくらいか。コレ、背も高いのでフラフラしているのが気になっていたところ。ちょうど良い機会かもしれぬ。

今日は小澤のオケコン。このディスク、七味にEQをはじめとする音響対策を決意させた張本人。
録音は94年。この頃になるとフィリップスによるボストン響との録音は少なくなり、これくらいか。フィリップスとはサイトウキネンやWph.と、DGとはBPh.との録音が増えてくる。
ライヴ録音のせいなのかはよくわからないけれど、ティンパニが突出して聴こえて耳が痛い。特に終楽章の冒頭のティンパニが我が家では膨らんで耳を圧迫しとても聴きづらかった。
このディスクもようやく安心して聴けるようになった。

小澤といえば、最近こんな記事を目にした。いまだ完全復帰とはいかないようだ。

もう一つ。こんな動画もある。結構笑えるがこれが正論?とも思える。


フィリップス PHCP 5277





2017年5月28日日曜日

来来!オワゾリール 中世・ルネサンス BOX 

いや~、すっかり夏ですな。今週はアチかった。
職場のエアコンも暖房から冷房に切り替わったが、今の時期は窓を開けて風を通した方が涼しい。
今朝は町内一斉の下水掃除。若手の部類に入る七味。張り切ってコンクリのフタを剥がすが、これが結構しんどく、すでに肩から腕がパンパンに張って痛い。肩関節に炎症を抱える七味。医者からは重い物を持ち上げてはダメよ、と言われているがこればかりは仕方ない。

さて、結局買ってしまったオワゾリールの中世・ルネサンスBOX。届いてみると思っていた以上のボリューム。
七味をご存知の三銃士の面々からすれば、オケ物ばかりガンガン鳴らして悦に入っている七味がルネサンス?中世?何トチ狂っているんじゃいっっ??? ってな感じであろうと思う。

コトの成り行きはこう。
前のブログにも書いたが、吉田秀和の「名曲三〇〇選」の文庫本が出てきたことから始まる。コレが読みだしたら止まらない。
この本が新潮文庫から「LP三〇〇選」として出ていたころの七味はロマン派~近現代の音楽ばかり聴いていて、モーツァルトを少し齧り聴きする程度。ハイドンはおろか、バッハやヘンデルについても関心は低かった。レコードやCDを買う余裕も無かった。ましてや中世・ルネサンスなんてとてもとても。
40代半ばとなって、ようやくバッハやヘンデル、ヴィヴァルディの良さも解かり始めた七味。モンテヴェルディもちょっとだけ聴くようになった。これはKazuさんのおかげ。
ここまでくれば中世・ルネサンスの音楽まであともうちょっと。そんなところに吉田秀和。
なんとも平易で柔和で心優しい文章。しかし、それでいてキッパリとした物言い。
これは聴いてみたいと思い到った、いや思わされた次第。

まあ、ニワカもいいとこだが、これがかなり新鮮に聴こえる。もちろん歌詞の意味や曲の成り立ちなどほとんどわからないがコレが結構楽しく聴ける。
聴いて不思議なのはこの時代の音楽が心を少しだけザワつかせること。何だかうなじのあたりがくすぐったい。七味の快楽・愉悦の中枢を刺激してやまないことだ。
聴いていて思うのは連綿と続く西洋の音楽。様々な時代に様々は作曲家が現れ発展・洗練させていった西洋の音楽が、ひと繋がりであるということ。この時代があってバロック、古典、そしてロマン派へとつながっていくということ。何を当たり前のことをと思うかもしれないが、七味はやっとそのことに思いが到った。
吉田秀和が三〇〇選のページの半分を割いたのも頷ける。

まだ聴き始めたばかりでマショーやジョスカン、ラッススそれにオケヘム、ダウランドといったこの時代の主要な作曲家の作品を聴くには至っていない。それはボチボチと…。
古楽に一気にハマっていくのかどうか、それはこれからのお楽しみ。

ここまで聴いたものをいくつか画像でご紹介。

外箱はこんな感じ

フタはこんな感じで開く

分厚いブックレット
原語歌詞はメールをオワゾリールのHPに送るとメールに
PDF形式で添付されて送られてくる

ブックレット 200ページ

Disc5 愚か者の祭り
オルフのカルミナ・ブラーナみたいな音楽

Disc13 中世トルバドゥール、トルヴェールの愛の歌

Disc18 トロンボンチーノ フロットラ集

Disc22 15世紀イギリス世俗歌曲集

Disc25 スザート 舞曲集













2017年5月20日土曜日

Nathan Milstein  JSB 無伴奏Vn.Sonata & Partita

この半年で、バッハの無伴奏のCDは3組目。クレーメルに始まって、イザベル・ファウスト。そしてミルシテイン。ミルシテイン盤はホントならLPで聴いてみたいところだが、結構よい値段がする。先日東京でこれを買い求めたときSACD盤もあったが、これも予算的に厳しい。ここは中古のオリジナルス盤で手を打つことに。
それにしても、この曲の再生も難しい。終始、中音域~高音域のエネルギーが高いために、耳痛い出音になりやすい。このミルシテイン盤はDGオリジナルスだけれども、がさついて今のところは聴くに堪えない。少しだけEQを調整。高音域を絞り、消磁と静電気を除去することでどうにかこうにか聴ける音に。
それにしても、どうしてDGの70年代前半の録音のCDはこうも音が硬いのか。リマスタリングの際、高域を持ち上げているのか。

ミルシテインというバイオリニストをよく知っている訳ではないが、この演奏はほとんど晩年らしい。アバド/WPh.とのチャイコよりは前の演奏か?
テクニックの衰えはあるのだろうがよくは分からない。しかし、グイグイと太い筆で一気に音楽を描いていく様はまさに圧巻。剛毅なバッハである。これで音がもう少し良かったらと思うのは欲張り過ぎというものか。
HMVのレヴューを見ると、皆さん高評価。納得です。

GW中に本棚を片付けていたら、吉田秀和の「名曲三〇〇選」のちくま文庫版がひょっこり出てきた。
全く買った覚えがない。学生時代、「LP三〇〇選」のタイトルで新潮文庫から出ていたが、「世界の指揮者」と「世界のピアニスト」は買ったものの、「LP三〇〇選」は買いそびれてそのまま。ちくまから復刊されたのは知っていたが。
しかし、読み進めるとこれが面白い。ページのほぼ半分がバッハ、ヘンデル以前の音楽に割かれている。
バロック期以前の音楽は全くわからないが、読んでいるうちに猛烈に聴きたくなった。
どんなディスクが良いのか皆目見当がつかないので、網羅的なBOXを求めることにし、オワゾリールの中世・ルネサンスBOXをポチった。10000円越えの七味にとってはプチ清水の心境。マンロウなんか良さそうだが、バラバラで買いそろえるよりははるかに安く揃うことを言い訳けにしよう。
届くまでには今しばらくかかるようだが、すでにドキドキもし、ワクワクもしている。

今日は天気が良かったので午後からは妻と二人で週末のウォーキング。五智公園とその周辺を散策。五智公園ではもう蝉が鳴いていた。夏だね~。
結構なアップダウンで30分もしないうちに息が上がってしまった。クールダウンを兼ねて国分寺と居多(こた)神社にお参り。神社仏閣は不思議とヒンヤリとした空気が漂っている。きっと気が漲っているんだろう。国分寺の本堂は昭和63年に火災で焼失。平成9年に再建されている。前に来たのは焼失前。新しいお堂になって初めて行ったが立派なお堂が立っていた。
山門の阿吽の像も迫力あったね。

DG POCG 3820 1









2017年5月14日日曜日

Adam Fischer Bartók Orch.Works

土曜日のこと。雨模様で少し肌寒いなか、七味はお留守番。まあ静かでイイやね。

先日、東京で入手したニンバスのアダム・フィッシャーとハンガリー国立響のバルトークを聴いた。
このセットは以前ブリリアントから出ていた。元はニンバス・レーベルから出ていたものだが、このレーベルは随分前に潰れて(?)しまった。もしかしたら細々とやっているかもしれない。いずれにせよすっかり名前を聞かなくなってしまった。なかなか好録音であったのだが。残念。
ブリリアントからライセンス生産で出ていた時は確かバルトークだけの5枚組だった。オリジナルのニンバス盤は6枚組でコダーイの管弦楽集が1枚ついて6枚組というわけ。これをネットで見つけて以来、モーレツに欲しかったのだが、潰れる前のニンバスはCD-Rでこれを出していたという話もあり、CD盤を探していた。幸いにもCD盤を入手することができた。
Voxがこれと同じことをやっていて、同じくスクロヴァのバルトークでCD-R盤をつかまされてしまったことがある。なんだか有り難味が半減である。

七味は以前から、バルトークはもっと本場モノの演奏(ディスク)があってもいいのではないかと思っている。シベリウスはフィンランドはもちろん北欧のオケや指揮者によるディスクが多いがバルトークは少ない。LP期にフンガロトンがバルトークの作品を網羅した全集を出していて、これは今でも中古LPでよく見かける。CD期にはフィリップスがアダムの弟、イヴァンとブダペスト祝祭管で何枚かまとめて録音していたが、いわゆるお国ものや東欧のオケのものは少ない。
アダムの演奏は呼吸深く、たっぷりとした歌いくちが魅力か。ショルティやブーレーズとは違い、拍節感が呼吸に合わせて伸び縮みするようなところがあって民謡を素材にした曲などは一層ローカルな味わいが増す。
アダムは最近ではウィーン国立歌劇場の来日公演に帯同してリングを振ったのが記憶に新しいところ。また、ちょっと前にオーストリア・ハンガリー・ハイドン管とハイドンの交響曲全集を録音するなど注目を浴びることが増えてきた。もう結構いい歳だと思うが、隠れ巨匠入りという感じがする。

日曜日の今日は予報では午後から天気が崩れる、ということだったが気持ちの良い一日となった。
午前中は窓を開け、モンテヴェルディだのヴィヴァルディだのを聴いた。このところ俄然ルネサンス期の音楽に興味が湧いてきている。欲しいBOXもあるのだが、お財布がすっからかんなのでここは我慢我慢。
午後は、このところ不定期ながら妻とウォーキングに出掛けた。クルマで10分ほどのところに県立の公園があって、そこをグルリと一周。約45分。いい汗をかいた。


Nimbus Records NI1771


公園遊歩道からの眺め


公園近くの直売所のヤギ