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2017年4月1日土曜日

七味風 音のピント合わせ その3 '耳障りな音をなくす’

さて、好評?のこのシリーズも最終回。今回は‵耳障りな音をなくす‵です。
ここまで、測定・補正を経て好みのカーヴを作ってきましたが、ここで細かな調整を施します。
DEQ2496にはパラメトリックイコライザー(PEQ)機能があり、最小1/10 Oct.での調整が可能。これを使って、耳障りな周波数をピンポイントで叩いていきます。ただ、片チャンネル10個までしか設定できないので、ここぞ、という帯域に絞って使います。
DEQ2496にはこの他にもさまざまな機能がありますが、オーディオユースで使うのはDEQとPEQくらい。ほかの機能がどんなものかもよく分かってませんが。

ここで調整に使うのは、以前にもご紹介したステレオ誌2011年1月号付録のオーディオチェックCDに収録されているスイープ音のトラックと、前回紹介したディスク。それと中音域~高音域が気になる何枚かのお気に入りディスク。こちらは、長時間聴いていると、どうしても耳が痛くなったり肩が凝ってしまうもの。この辺を何とか上手く鳴らしたい。
まずはスイープ音。こちら20Hz~20kHzまでブィ~ン、シリシリ~と鳴ります。家族には不評。娘は宇宙との交信はヤメテ!と。気持ち悪いらしいです。
で、これを掛けつつEQのスペアナを見て、どの周波数で共振するのか、音が膨らむのか、あるいは弱くなるのかおよその見当をつけメモっておきます。
中音域~高音域が気になるディスクの筆頭はベームのモツレク。次いでハイティンクのショスタコの7番。モツレクは合唱の摩擦成分が、ショスタコの7番は木管楽器の高音部、要はピッコロのエネルギーが強すぎの傾向。これらをどうにか不快感なく聴けるようにしたい。不快感なく聴けるようになれば、ほかのディスクも心地よく聴けるのではないか?そんな風に思っています。

ピーク&ディップを叩いた結果、特定の周波数における膨らみが減った分、DEQで少し持ち上げても、ボリュームを上げても煩くありません。やっと聴きやすくなってきました。まだ心地よく、とはいかないものの、以前よりは随分とリラックスして聴ける音になってきました。

現在のDEQのカーヴ

現在のPEQのカーヴ
高音域の特定の周波数が叩いてある



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